青森 弘前 はすや 貝刺身

青森 弘前 はすや

青森の弘前駅近くにある、居酒屋「はすや」さんに、食べ歩きでお邪魔して、食事で頂いた料理のレビューを掲載しています。

Published on: 2017/08/29

外観

青森 弘前 はすや 外観

お店は、弘南鉄道大鰐線の「弘前中央」駅から徒歩5分ほどの飲み屋街にあります。

弘前パークホテルさんの裏手にありますので、目印にすると良いかと思います。

入口は、シャッターの降りたガレージ横の小さなところで、急な階段を上がった2階にお店はあります。

店内

青森 弘前 はすや カウンター

店内は今風の居酒屋といった感じです。

カウンターに寡黙そうな店主らしき男性と調理補助らしき若い男性、元気な女性のスタッフ数名がいました。

青森 弘前 はすや 小上がり

座席はカウンター5席ほどと小上がりに4人掛けのテーブルが4組ほどあります。

2名での来店にも関わらず、「カウンターではなく小上がりでもお好きな方でどうぞ」と優しく案内してくれました。

メニュー

青森 弘前 はすや 日替わりメニュー

メニューは日替わりらしく、丁寧に墨文字で書かれていました。またこれが雰囲気あってテンション上がりました。

内容は刺身から揚げ物、焼き物までひと通りあるので、注文に困るような感じではありません。

価格も600円くらいが平均で、刺身の生ものでも1000円するかしないかなので安いです。

ドリンクメニュー

青森 弘前 はすや 定番メニュー

定番のドリンクメニューです。価格も高いという感じではなく適正です。

ちなみに生ビールは、大きめなグラスサイズだったので、少し割高かなぁという感じです。

地酒メニュー

青森 弘前 はすや 地元のお酒

せっかく青森に来たのだから、美味しいお酒が飲みたいと思われる方も御安心あれ。

しっかり地元のお酒も10種類ほど用意されています。

ワタシは日本酒にあまり詳しくないのですが、先日入ったばかりなのでと、女性スタッフにススメられ「豊盃 純米大吟醸 900円」を試しに飲みましたが、とてもフルーティーで美味しかったです\(^o^)/

全国各地のお酒

青森 弘前 はすや 全国のお酒

侮るなかれ、このはすやさんでは何と全国各地のお酒が飲めるのです!

メニューにあった数は50くらいでしょうか?これだけ置いてあるお店は都内でもそうそうないでしょうと思うくらいの圧巻の量で、これだけでも来る価値ありですね。

ワタシ的には同行した友人がお酒を飲めないのが残念です。

お通し

青森 弘前 はすや お通し

お通しは「豚とキャベツの煮物」でした。

味的にはうーんイマイチ。でも小海老がのっていたり、豚肉が柔らかくて美味しかったです。

刺身料理

青森 弘前 はすや 生うに

「せっかく青森来たのだから」と調子に乗って、「生うに 1200円」を注文しました。

まぁ間違いようのないメニューですが、量も多くて「原価取れてますか?」という感じです。

味的にはウニの美味しい部分が全面に出て、濃厚さも申し分なし。プリッとした食感がもうたまりません。

面白いのは「胡麻油と塩」のタレで食べたのですが、これも非常に合っていて美味しかったです!

青森 弘前 はすや 貝刺身

こちらは「真つぶ刺身 600円」と「北寄貝刺身 600円」です。

青森 弘前 はすや 貝刺身

真つぶ貝ですが、こちらには肝も付いてました。あえてあり、非常に食べやすくて美味しかったです。

真つぶ貝自体も非常に独特のコリコリ感と非常に強い甘みはいい酒の肴です。美味しい!!

青森 弘前 はすや 貝刺身

北寄貝(ホッキ貝)ですが、大きさは小ぶりながらも色、ツヤともに見た目的にも美味しそう。

食べてもやっぱり美味しくて、どちらの貝も病みつきでした。

ワタシは「北寄」と書いて、ホッキと読むのを知りませんでした。(;・∀・)恥ずかしかった。

焼き物

青森 弘前 はすや つくね

こちらは「大判つくね焼 500円」です。

サイズもけっこうあって、食べごたえ十分。タレも辛くなく、甘みの強い黄身との相性も抜群でした。
ただ、個人的には軟骨が入ってなかったのが少し残念かな。

それでもちゃんと手作りで、美味しかったです!

青森 弘前 はすや ラム串焼き

こちらは「生ラムの塩焼 600円」です。

酒のツマミとして、少し濃いめの塩加減でしたが、それに負けないラムの美味しさです。

焼きもしっかり、中はジューシーさを残してくれる丁寧さです。

揚げ物

青森 弘前 はすや 嶽きみと海老のかき揚げ

こちらは「嶽きみと海老のかき揚げ 700円」です。こちらも大きめでけっこうなボリュームです。

中身はとうもろこしと海老でした。とうもろこしも甘くてジューシーで美味しくて、海老もしっかりプリッとした食感で、これまた美味い!

揚げもちゃんと揚げ立てで、衣もサクサクでとっても美味しいです。

注文時は「嶽(だけ)きみ」が分からなかったのですが、青森近郊にある「岩木山」麓の「嶽」高原で取れる、「きみ」(青森の方言でとうもろこしのこと)なので、「嶽きみ」と呼ぶそうです。ちなみにお土産屋さんでは1本300円くらいでした。

〆メニュー

青森 弘前 はすや 〆のメニュー

はすやさんにはちゃんと〆のメニューもありまして、食べログを見てあらかじめ知っていたので聞くと、カウンターにあったメニューをわざわざ持って来てくれました。

〆料理

青森 弘前 はすや はすや風ぞうすい

こちらは友人が注文した「はすや風ぞーすい 500円」です。やっぱり量が多いですwww

優しいお出汁に、とびっこ、岩海苔、ネギに卵と十分過ぎるくらいの具材です。いやぁ~お酒の後は染みますなぁ。

青森 弘前 はすや 天むす

こちらはワタシが注文した「はすや巻天むす 800円」です。〆には多すぎるくらいのボリュームです。

付いて来たお新香の美味しいこと。いやぁ〜参ります。

青森 弘前 はすや 天むす

天むすの中の具材はイカと海老で、天ぷらもしっかり揚げ立てで、湯気出ていましたよ。

イカも海老も柔らかくて、美味しいこと。素晴らしい!

あとがき

お酒を飲みながら、2時間ほどお邪魔しましたが、どの料理もちゃんと手作り感があって美味しいこと。美味しいお酒も飲めるし、言うことなしでした。

人気でお客さんも多い中でもしっかり手作り、作り置きなしという真面目な感じなので、提供までには時間が掛かりますので、そこはぐっとお酒を飲んで待ちましょう。

地元の人も多く通われていたようで、隠れ家的な雰囲気もまた、弘前の夜を楽しませてくれました。

帰り際に寡黙そうな店主らしき男性が目を合わせて一言「ありがとうございました」。
ワタシは「いやいやこちらこそ」と恐縮してしまいました。

「絶対!また来ます!!」

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