ブログには常に1000軒前後のレビュー記事がアップされ、埼玉や東京などの関東地方を中心に年数回の旅行などで全国各地を年間200軒ほど食べ歩いています。
関東在住ですが旅行好きということもあって、地方の飲食店さんにも足を運ぶのが一番の楽しみです。
飲食店さんの魅力を少しでも多く発信・共有できればと思いますので、気が向いた時にでも訪問お待ちしております。

「よし川」は、食べログの口コミで1960年代創業と紹介されている、魚の棚商店街の老舗明石焼き店です。店内は昔ながらの食堂らしい親しみやすい雰囲気で、カウンター席やテーブル席を用意。地元客から観光客まで気軽に立ち寄りやすく、明石名物を落ち着いて味わえる空間です。

JR山陽本線または山陽電車の明石駅南口から徒歩約3分。明石名物の食べ歩きスポットとして知られる「魚の棚商店街」の端に店を構えています。
真新しさを感じる店舗ですが、その歴史は古く創業は1960年頃。半世紀以上にわたって明石焼きを提供してきた老舗の専門店です。

カフェ風の店内奥には、芸能人らのサイン色紙が数多く飾られており、これまで多くのメディアに取り上げられてきたことがうかがえる。
店内はカウンター4席、テーブル16席の全20席ほど。ゆったりとした広さがあり、魚の棚商店街を散策する途中に、ひと休みするのにも適した空間。

料理は明石焼きとたこめしの2種類に絞られており、それぞれ単品で注文できるほか、両方を一度に味わえるサービスセットも用意されています。
ドリンクも充実しており、アルコール類からノンアルコールまで揃っているため、食事と一緒にゆっくり楽しむことができます。

明石のタコを使った「たこめし」と、明石名物の「明石焼き」を一度に味わえるのがサービスセット。
一見すると少し控えめなボリュームに見えますが、実際に食べ進めるとほどよい満腹感。軽めのランチとして楽しむには、ちょうどいい分量。

茶色く色付いたご飯は、甘めのだし汁でタコと一緒に炊き上げたもの。やさしい味付けの中にタコの旨みがしっかりと感じられる、素朴ながら味わい深い一品。
量は茶碗一杯分よりやや多め。炊き上がりによっては、香ばしいおこげに出会えるのも楽しみのひとつ。

赤い下駄に並べられた明石焼きは全部で10個。表面にほんのりと焼き目が付き、香ばしさを感じさせる見た目に食欲をそそられる。
大きさは一般的なたこ焼きほどですが、10個をしっかり味わうと、見た目以上に食べ応えがあり、十分な満足感を得られる。

そのままでも、出汁の風味が味わえるが、ほのかな黄色の出汁に浸すのが明石焼き流。
出汁は魚介の風味が強く、明石焼きの風味を引き立てつつ、ソースと合わせても引き立ててくれる。
元気の良い店員さんが何とも印象的。近所のおじさんがおしゃべりに来て会話が弾むのを見ていると、関西に来たことを実感する。
オープンとともにお店を訪れたが、快く招き入れてくれ、手際良くパッパと料理が運ばれてくる。
魚の棚商店街周辺には、明石焼きを楽しめるお店が何軒もあるが、たこめしをいっしょに楽しめるお店は少なく、ランチとしては重宝した。