香り高いだしで味わう熱々の釜あげうどんが名物の善通寺にあるうどん店「釜あげうどん 長田 in 香の香」

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2026/09/22 2026/09/29
人気No.1は店名にもある釜揚げうどん|釜あげうどん 長田 in 香の香

このレビューのポイント

2002年4月14日にオープンした「長田 in 香の香」。特別なメニューやトッピングを加えず、ふくよかな麺と地場産にこだわった秘伝のだしで勝負するスタイルが魅力です。 店内は124席と広く、カウンター席やテーブル席を備え、家族連れやグループでも利用しやすい空間。オープンテラスやバリアフリーにも対応しています。

  • 熱々でもっちりとした食感が楽しめる名物釜揚げうどん
  • 地場産にこだわった秘伝のだしを徳利からたっぷり味わえる
  • 160台の大型駐車場を備え家族やグループでも利用しやすい

釜あげうどん 長田 in 香の香食べ歩きレビュー

善通寺市の郊外に店を構える|釜あげうどん 長田 in 香の香
善通寺市の郊外に店を構える

高松自動車道の善通寺I.C.から車で5分ほどの郊外に店を構える。

駐車場はかなり広く、160台置くことができるので、駐車場の心配は必要無い。

最寄り駅は、JR土讃線の金蔵寺駅から徒歩8分ほどと、車が無くても行けない距離では無い。

釜あげうどん 長田 in 香の香の店内

食堂のような広々とした店内|釜あげうどん 長田 in 香の香
食堂のような広々とした店内

狭い間口を抜けると、食堂のような広々とした空間が広がる。

カウンター18席、テーブル106席の全124席を備え、香川県のうどん店でも屈指の広さを誇る。

釜あげうどん 長田 in 香の香のメニュー

釜揚げと冷やしの2種類のうどん|釜あげうどん 長田 in 香の香
釜揚げと冷やしの2種類のうどん

うどんは釜揚げと冷やしの2種類のみ。1玉から9玉まで分量で注文する。中には「たらい」で食べるツワモノも見受けられた。

サイドメニューとしてご飯ものが用意され、注文時にカウンターに置いてあるものをお願いする。

お土産のうどんは、食前でも食後でも注文可能。近所の人は「生うどん」と「だし」をボトルで持ち帰る人が何人もいた。

釜あげうどん 長田 in 香の香の料理

いなり
お揚げが美味しいいなり寿司|釜あげうどん 長田 in 香の香
お揚げが美味しいいなり寿司

それほど大きくないので、うどんといっしょに食べると、丁度良いサイズ感。

お揚げがシミシミで、お米に甘みが滲み出て、ホッコリする味に安心感を覚える。

釜揚げうどん
人気No.1は店名にもある釜揚げうどん|釜あげうどん 長田 in 香の香
人気No.1は店名にもある釜揚げうどん

店名にもなっている「釜揚げうどん」を1.5玉の「大」で注文。それでも200gくらいなので、成人男性なら朝飯前だろう。

釜揚げうどんの場合、注文を受けてから茹で始めるので、提供までに10分ほどが掛かる。

だしは徳利で運ばれ独特の入れ方をする|釜あげうどん 長田 in 香の香
だしは徳利で運ばれ独特の入れ方をする

付ける出汁は、うどんが提供されるタイミングを見計らって徳利で運ばれてくる。お茶用の湯呑みに自分で注ぐのだが、これが意外と難しい。

徳利の口には紐状のゴムがぐるぐると巻かれており、その紐を持って傾けながら注ぐ。

徳利は火傷するほど熱く、直接触れることができないため、慎重にやるしかない。

大量のいりこを使った濃厚な風味のだし|釜あげうどん 長田 in 香の香
大量のいりこを使った濃厚な風味のだし

見事注がれると出汁の香りが辺りに漂う。大量のいりこがつかわれているため、上質で香り高い。

そこへ鰹節、昆布、醤油、水などが足され、濃厚ながら上品でまろやかな味に仕上げられている。

食事の最後に、どんぶりに残った茹で汁へだしを注いで割りスープにしてみたが、これがまた美味いので、是非とも試してみて欲しい。

茹で上がったそのままで提供されるうどん|釜あげうどん 長田 in 香の香
茹で上がったそのままで提供されるうどん

釜揚げうどんは、茹で上がった状態でどんぶりに移されるので、水で締めていないのが特徴。

立ち込める湯気は、さながら新米の炊きあがりを思い出すほどに芳醇な香り。

噛みごたえの弾力とだしの味が押し寄せる|釜あげうどん 長田 in 香の香
噛みごたえの弾力とだしの味が押し寄せる

うどんは茹でたてで、モチモチとした歯ごたえが心地良い。しかも柔らかさだけでなく、十分な弾力性もあり、噛みしめるたび笑みが出てしまう。

それに合わせるのが、上質な出汁。いりこの風味や強めの醤油のどれもが、うどんを美味しくさせる調味料となり、口の中で混ざり合う。

出汁やうどんの温度で、体が芯から温められるのが分かり、料理を体の奥底から感じられる。

釜あげうどん 長田 in 香の香のあとがき

うどんは好きで結構な頻度で食べるのだが、今まで「釜揚げうどん」は避けてきた。理由は単純に、最初に食べたものが美味しくなかった。「香の香」さんの名前も存じていたが、あえて避けていた。

ところが、早い時間からの営業だったので、朝食代わりのタイミングで食べてみると、驚くどころか感動した。これまでのうどんの概念だけでなく、本当の釜揚げうどんの味を知ってしまった。

出汁とうどん。最小限でシンプルな構成要素だが、単純な美味しさだけではない、味の蓄積が深みとなって感じられ、私の中で「最高の朝食」に加わった。