外観

お店はJR東海道本線の戸塚駅の西口から駅ビルを抜けて徒歩5分ほどの場所にあります。

外観はラーメン屋さんという感じではなんく、どことなく活気がない印象です。

駅から歩いて来ると佐野実氏の大きな看板が目に入ってきますのですぐに分かるかと思います。

駐車場

店舗に駐車場はありませんがすぐ隣がコインパーキングで3台駐車可能です。

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店内

店内は今風のラーメン屋で非常にキレイな印象を受けました。

席はカウンター8席、4人掛けテーブル3組で全20席でラーメン屋さんとしては普通くらいの大きさでしょう。

券売機

店内に入ってすぐの場所に券売機があります。

メニューは店内に入るとないので店外にあるメニューを確認しておいた方が良いでしょう。

メニュー

メニューはラーメンが醤油と塩の2種類です。トッピングにはチャーシューやワンタンなどがあります。

サイドメニューはご飯物が2種類ほどありますが餃子などはないようです。

価格は一番シンプルなラーメンで970円なので少し高い印象です。

醤油らぁ麺

「醤油らぁ麺 970円」です。お店の看板メニューの醤油ラーメンです。

スッキリとした醤油に中華料理的な深みのあるスープは飲んだ瞬間美味しいと感じました。

山水地鶏ワンタン塩らぁ麺

「山水地鶏ワンタン塩らぁ麺 1260円」です。醤油とともに人気の塩ラーメンです。

スープの上にはほうれん草とニンニクがのっていました。

ほうれん草はシャキシャキ感があり青臭さも良い感じですが、このニンニクがクセモノで塩の風味を邪魔していました。

ワンタンは皮が薄くチュるりと口に滑り込む食感が良い感じです。

餡はスッキリ鶏肉でつみれっぽい練り物で美味しかったです。

メンマは貴重な穂先メンマを使用しています。

長めに切られて良い感じの歯ごたえと醤油の味付けが絶妙で美味しかったです。

チャーシューは平田牧場の三元豚を使用しているそうです。

厚めに切られて脂身と肉感はチャーシューの王様感があり、ダントツに美味しく好みでもありました。美味い!

麺は中細程度のストレート麺です。麺の中に黒い点があるので胚芽などを混合しているのでしょうか。

麺の味としては少しスープに負けている感があるのですが麺の量も多く食べごたえあるボリューム感でした。

スープの塩味はけっこうインパクトがあり、ひと口目の感じはかなり美味しいです。

濃厚さと繊細さのいい塩梅で、深みのある味が全体を引き締めているような印象を残してくれました。

あとがき

グルメな友人と川崎〜横浜へ食べ歩きに行った際にお邪魔させて頂きました。戸塚に美味しいラーメン屋さんがあるという情報を友人からいただき、数軒の中からこちらのお店を選びました。

テレビで見ていた「ラーメンの鬼」と呼ばれた佐野実氏のお店だけあり、いまだに人気店として多くのお客さんに愛されていました。今は佐野氏亡き後はお弟子さんと奥様が意志を引き継がれているそうで、こちらの本店と新横浜にあるラーメン博物館の2店舗をやられているそうです。

ラーメン自体はチャーシューやスープなど随所にこだわりを感じつつも、全体的なインパクトととしては「これ」という感じはありませんが、安定的で支那そばを世に広めたラーメン業界への功績を噛みしめる一杯でした。

「絶対!!また来ます!!」