外観
お店はJR中央線の国立駅「南口」から立川方面に西友方面に向かって徒歩5分ほどの雑居ビルの4階です。
他の階にも飲食店が入っていますが、1階がカレー屋さんなので、歩いていればすぐに分かるかと思います。
入口
エレベーターで4階に上がると、降りてすぐにお店があります。
なぜか入口にはTシャツとアオザイが飾られていて不思議です。
店内
店内は一見すると喫茶店風ですが。小洒落た感じに装飾されています。
座席はカウンター5席、テーブル18席、ソファー12席でけっこう広めです。
店員さんはベトナム人と思われますが、日本語も上手で対応も丁寧なので全く問題ありません。
いたるところにベトナムの写真や置物などがあるので異国情緒たっぷりです。
メニュー
お昼時の入店なので、ランチメニューでした。
店名の通りにフォー(麺類)を中心にご飯物類もあり、それなりに種類がありました。
価格はほぼ均一料金で単品だと710円、セットだと930円になっています。
前菜
セットで注文をしたので、前菜が来ました! 生春巻き、揚げ春巻き、サラダのセットです。
前菜と一緒に運ばれてきた調味料です。
左から甘めの味噌ダレ、ナンプラー、チリソースです。
生春巻きの具材は野菜を中心に海老などは入っておりませんが、ヘルシーでちゃんと作られている感じがします。
揚げ春巻きはこんがり揚がっていて脂っこさはありません。既製品かも知れませんが、中身の具材も豊富で美味しかったです。
サラダはシンプルにキャベツの千切りと、ベトナム料理によくある甘辛のソースですが、こちらも美味しいです。
鶏肉のフォー
こちらは同行した連れが注文した「鶏肉のフォーのセット 930円」です。
フォーはトッピングが鶏肉、牛、海鮮と3種類ありますので、注文時に選ぶことができます。
具材はパクチー、ネギ、モヤシ、鶏肉で麺は平打ち麺です。
ブンボーフェ
こちらはワタシが注文した「ブンボーフエのセット 930円」です。器大きめでボリューム感あります。
ブンボーフエと一緒に運ばれてきた、水菜とモヤシ、レモンです。
お好みで麺のうえにのせて食べます。
ブンボーフエは「フエの辛い牛肉麺」という意味だそうで、ちゃんと牛肉がのっています。
牛肉は柔らかくなるほどに煮込まれて美味しいです。味は辛めになっていますが、それほど辛いという感じではありません。
麺はフォートは違い、細いストレート麺です。色からいって米粉なのでしょうか。
そうめんを少し太くしたような感じです。
スープはチキンスープのような感じで、優しい味わいで美味しいです。
辛く味付けされたお肉の味が溶け出し、少しピリっとした味がアクセントになっています。
付いてきたレモンを絞って入れると、サッパリ感が増し爽やかな感じになります。
食後のデザートとお茶
食後にはセットのお茶とデザートが運ばれてきました。
お茶はベトナム名物のハス茶です。お土産の定番として、北部のハノイ周辺で栽培されているそうです。
美肌効果やデトックス効果もあり、美容的に大変注目されているそうです。
味はとくにクセがあるわけでもなく、大変飲みやすくなっております。
デザートはタピオカ風です。味は甘くて冷たいおしるこみたいな感じで、ザラッとした舌触りはありますが、お茶にはピッタリです。
あとがき
最近都内でも珍しくなくなったベトナム料理ですが、なかなか食べることができないので貴重なお店です。
ビルの4階ということもあり立地的に不利でそれほど混雑はしておりませんが、料理もちゃんと作ってあるので美味しいです。
値段もそれほど高いという感じではありませんし、コスパも良いと思います。ゆったり落ち着いて食事を取りたい方にはオススメします。
「また来ます!!」