埼玉のオススメうどん
こんにちは。年間200軒ほどを食べ歩く、グルメブロガーのうまいもの大好きです。
今日ご紹介するのは、埼玉うどんのお店です。
「うどん」というと、真っ先に四国の香川県を思い浮かべる人も多いとは思いますが、実は埼玉は香川に負けないくらいの「うどんの国」で、その生産量は全国2位です。(参照:平成21年農林水産省「米麦加工食品生産動態等統計調査年報」)
そんな埼玉県には1000軒を超えるうどん屋さんがあり、種類や味も実に豊富です。
今回は、実際に食べたことがある、埼玉うどんのお店を地区ごとに分けて、ご紹介させて頂きます。
最初は1記事でご紹介しようとしたのですが、店舗数が予想以上に多かったので、PART1、PART2と2記事に分けてご紹介します。
各店舗に書いたオススメ度は、あくまで個人の評価なので、是非ともご自身の舌で確かめてください。
うどんこTV
埼玉うどんの話をする上で外せないのが、YouTubeで大人気のうどん子TVさんです。
「そばよりうどん、らーめんより、うっどーん!」
埼玉出身で、埼玉をこよなく愛するユーチューバー倫さんが、埼玉県内のうどん屋さんを食べ歩くというチャンネルです。
うどんだけでなく、埼玉の知られざる地域観光の魅力も満載で、人の良さが滲み出ている、うどん動画についつい癒やされてしまいます。
川越エリア
藤店うどん 川越店
JR川越駅から県道6号を所沢方面に進んだ途中にあります。
「マツコの知らない世界」などYVで紹介されたこともあり、埼玉うどんを一躍有名にしたお店であり、大宮にある店舗が本店と言われています。
武蔵野うどんの代名詞でもある、肉汁うどんが人気で、お客さんの多くが注文します。
藤店うどんさんの特徴は、太い麺、濃いめのつけ汁に、たくさんの肉と葱。
多くのファンを魅了するお店ですが、15時には閉まってしまうので、来店する場合はお早めに。
手打うどん 長谷沼
お店は西武新宿線の本川越駅から徒歩1分ほどの場所にあります。
食べログなどでも2018年から連続で百名店を獲得するなど、人気、実力ともに高いお店です。
うどんの種類は10種類ほどありますが、3度のお邪魔してそれなりに食べましたが、ハズレがない印象です。
かなりコシがあるうどんですが、モチモチとした柔軟さもあり、しなやかで跳ね返り感すらありました。
駅から近く、田舎のうどん屋さん感はありませんが、美味しさは間違いないので、是非とも足を伸ばして頂きたいです。
元祖武蔵野うどん めんこや 本店
川越市街から国道16号で大宮方面に向かう途中にあります。
埼玉医科大学総合医療センター近くにあるということもあってか、病院を利用する人も食べに来るそうです。
めんこやさんの特徴は、とにかくボリューム感がハンパないです。
並盛で500gなので、一般店のおよそ倍の量で、しかもちゃんと自家製麺なのは驚きです。
うどんの量が多いからといって、質が悪いのかと言うと、そんなことは全くなく、コシのあるうどんは食べ飽きず、最後まで美味しいです。
大助うどん
川越市街から日高方面を通る県道15号(川越日高線)沿いにあります。
派手な看板などがないので、知る人ぞ知るという、地元で人気のうどん屋さんです。
「肉うどん」を注文しましたが、うどんも肉もボリューム感がすごいです。
甘めの汁に、太めのうどんに大きのファンがいて、お昼時は満席状態が続きます。
価格も安くボリュームが多いのは、日常使いにも非常に便利です。
だるまや
国道254号線を川越から熊谷方面に向かい、一本入った圏央道の川島IC近くの道路沿いにあります。
だるまやさんはうどん専門店ではなく、定食屋さんですが、お客さんの多くがうどんを注文されていました。
定食屋さんだけあって、ボリューム満点、価格も安いと人気が高いお店です。
普通盛りのうどんでもけっこうボリュームがあり、200〜300gはありそうなほどです。
うどんは少しちぢれのある中太麺で、コシもしっかりとあり、口当たりも非常によく、表面はモッチリ食感の柔らかめです。
本手打ちうどん庄司
国道254号で川越から熊谷方面に向かい圏央道の川島インターチェンジの手前を越辺川方面に入ったところにあります。
庄司さんは「マツコの知らない世界」でも、取り上げられ一躍人気店になったお店です。
盛りが良く、一番小さな小盛りでも400gとボリューム感があります。
期間限定ではありますが、川島名物の「すったてうどん」も非常に人気があります。
うどんの食感はけっこう固めで歯ごたえがある田舎うどん感強めです。
うどんには珍しくちぢれ感があり、見た目の黒っぽさが特徴的です。
篁園
川島町の南部の田畑が広がる農村地帯にあります。
いかにも田舎うどんを提供してそうなお店ですが、比較的目新しいメニューが多いのが特徴です。
「特上カルビの肉盛りぶっかけうどん」を頂きましたが、田舎うどんにはない新鮮さと、うどんとのマッチングが面白しろかったです。
キレイな黄身がのったカルビ肉は、国産和牛の三角バラ肉を使うこだわりようです。
うどんは埼玉県産の「あやひかり」という品種の小麦をつかい、中細くらいな太さで、若干のちぢれがあり、断面は丸みというよりもH型のような少し珍しい形でした。
中には必ず緑色のうどんが含まれていて、これは小麦若葉を配合したうどんだそうです。
入間エリア
手打ちうどん さわだ
入間市街から青梅方面に向かう豊岡街道から入った場所にあります。
店舗は民家っぽいのですが、公民館のような建物を利用しているのが面白いです。
埼玉周辺の肉うどんは煮込んだものが多く、食感が固い傾向にあるのですが、薄く切られ味付けされているので、非常に柔らかく美味しいです。
うどんは極太のストレート麺で、食べると非常に歯切れが良く、ボソボソとした後味の悪さも皆無です。
がむしゃら
お店は圏央道と並行しているバイパスから国道299号で飯能市街方面に進んだ住宅街にあります。
徒歩での場合は西武池袋線の仏子駅から徒歩約1kmとやや遠めです。
つけ汁の中には豚肉、揚げナス、しめじと具材豊富です。
醤油感は強くありませんがつけ汁としての美味しさがあるので、最後まで飲み干してしまいました。
素材は埼玉県産の小麦粉を使用して、うどんには耳がのせてありました。
食感は柔らか過ぎずしなやかさを兼ね備えたレベルの高さがありました。
古久や
飯能市街から青梅や有間ダム方面に抜ける通称高麗横丁から一本路地に入ったところにあります。
江戸末期からうどん店として営業されていて、非常に歴史のありそうな雰囲気の古民家です。
肉つゆはネギ、ほうれん草、ネギと具材は豊富でうどんを入れる隙間がないほどです。
味は甘さ強めで特徴はそれほど感じませんが美味しいです。
食感はしっかりとコシがあり塩分が少し強めな感じです。
シコシコとした讃岐風ではなく田舎うどんという感じで食べやすくて美味しいです。
所沢エリア
うどん家 一
国道463号(通称:所沢入間バイパス)を、入間市から所沢方面に向かい、小手指駅北口入口交差点を超え住宅街に入ったところにあります。
隣にSLが置いてある小手指公園があるので、目印にしてもらえれば分かるかと思います。
つけ汁のカレーはかなりスパイシーで本格的です。普通にカレーとしても美味しいです。
中には豚バラや長ネギなどけっこう具もたくさん入っていました。
うどんは見た目的にもキレイで、量は普通盛りで、ボリュームはそこそこという印象です。
食感はモチっとした丸みを帯びた優しい感じです。コシもしっかりあるので、うどんとしての食感もかなり美味しいです。
自家製うどん うどきち
国道463号線バイパス(通称:浦和所沢線)から住宅街に入った場所にあります。
外観は一軒家を改築したような感じの店舗ですが、旗やノボリがあるのですぐに分かります。
カレー肉汁うどんを注文してみましたが、カレーの風味が良く食欲をそそられます。
汁に入った豚肉は、柔らかくて美味しかったのですが、食べ進めると平打ちうどんと見分けがつかないのが面白しろかったです。
うどんは田舎風ともちもち麺の2種類から選ぶことができ、田舎風の平打ちを注文しました。
平打ちのうどんはかなり幅広で、山梨のほうとうなどにも近い感じですが、もちもち感が美味しかったです。
三丁目の手打うどん
お店は国道463号を入間市から所沢方面に向かい入曽方面に曲がったところにあります。
最寄り駅は西武池袋線の武蔵藤沢駅で東口から徒歩6分ほどです。
一番人気のうどんがカレーだそうで注文してみました。
つけ汁にはかぼちゃ、ピーマン、ナスが入っているので非常にボリューム感があります。
スパイシーというよりは日本的な味ではありますがクセになる感じで美味しいです。
うどんは並盛で300gで手打ちうどんを示す耳が付いていました。
見た目は武蔵野うどんの特徴でもある黒いうどんでコシは弱めですがうどん自体の弾力が非常に美味しいです。