外観
お店は御殿場市内の住宅街の東名高速道路沿いにあります。最寄り駅はJR御殿場線の御殿場駅になりそうですが、けっこうな距離がありそうです。
外観は民芸茶屋という感じで「金」の文字が目印です。見た目はチェーン店のようですが、ここ1軒のみのようです。
駐車場
お客さんの多くは車での来店のようなので、店舗裏側に駐車場がありました。
全部で20台くらいは停められそうな、大型の駐車場でした。
店内
店内は地元の民芸品などがあり、観光地気分を味わえて楽しいです。
座席は小上がりやテーブル席などが多数あり、全100席とかなり広めです。
店内を見渡していると、芸能人のと思われるサイン色紙がたくさん貼ってありました!
テレビとかにもよく出るお店なのでしょうか。
蕎麦打ち場
入口付近には蕎麦打ち場がありました。さすがに打ってはいませんでしたが、石臼がクルクル回ってそば粉を挽いていました。
ちゃんと手打ちのお蕎麦を提供していると思うと楽しみです。
メニュー
メニューはお蕎麦がメインですが、各種御膳などもありました。
地元の食材などを使った料理などもあったので目移りしてしまいます。
テーブルには今日の一品ということで、季節感あるメニューもありました。
メインのお蕎麦は2種類あり、御厨そば(挽きぐるみ)と駿河そばで、店員さんは御厨を「黒」、駿河を「白」と呼んでいました。
価格はもりで640円なので、手打ちということを考慮すると安いです。
春野菜の天ぷら
そばのお供にと「春野菜の天ぷら 850円」です。
具はタラの芽、こごみ、ふきのとう、行者にんにくとボリュームはかなり多めです。
天ぷらは塩で頂くようですが、どの具材もシャキシャキでとても美味しいです。
特に行者にんにくは匂いと香りは強烈ですが、クセになるくらい美味しかったです。
天ぷらの衣自体も油っぽさも少なく、あっさりと食べられるので非常に美味しいです。
駿河そば
同行した友人が注文した「駿河もりそば 640円」です。
そばのボリュームはかなりで200gくらいはありそうで、一般的なお蕎麦屋さんの大盛りくらいはありそうです。
おそばは手打ちならではのコシが非常に強く、スッキリと食べることができて美味しいです。
御厨そば
こちらはワタシが注文した「御厨もりそば 640円」です。
ボリュームは駿河そばと同じで多いです。
そばつゆは少し酸味が強いのですが、ちゃんと出汁も取られており美味しかったです。
ワタシはそばを食べる際に、つゆを多く使いがちなのですが嬉しいことに、最初から1人1本のそばつゆの徳利が運ばれてきました。
そば湯まで堪能しようとすると、ついついつゆが足りなくなることもあるので、これは嬉しいサービスです。
お蕎麦自体はかなりコシがあり、食べていてとても美味しいです。
こちらのお蕎麦はつなぎにお水は使わずに大和芋を使用しているそうで、つゆにくぐらせて口の中に入れると、そばの表面にほのかなトロみを感じることができて美味しいです。
駿河そばと比較してみると濃いめの味というか、サラッとした印象の駿河に対して、御厨は深みと濃厚さがあるので、違いを試すのも食事の楽しさでもあります。
あとがき
御殿場の温泉に行き夕飯に軽めの食事でもと思い、食べログで検索してお邪魔しました。
お店は地元の食材などを使い、遠方から来た人間からすると観光地気分を味わえるので、お店に行っただけでもお得感があります。
蕎麦や料理の味も非常に良く、特に手打ち蕎麦で640円は破格で驚異的コスパと言えるでしょう。しかもボリューム感もちゃんとあり、味も美味しいとくれば、間違いないでしょう。価格に見合わない料理の高さは食べログでの高評価にも納得です。