外観
JRもしくは東武鉄道の佐野駅と、佐野プレミアムアウトレットの中間くらいの佐野市街東部にあります。
外観はかなり大きい店舗で、2019年に完成した店舗なので比較的新しいです。
駐車場
店舗敷地内にかなり大きめな駐車場があり、全部で30台置けるそうです。
店内
店内はいわゆる大箱でかなり広い印象を受けました。
席はカウンター8席。小上がり18席、テーブル20席の全46席となっています。
入口付近には麺打ち場がありました。
芸能人のサイン色紙が飾られているので、メディア取材などもあるのでしょう。
週末などはかなり人気店のようで、待機席が10席分ほど用意されていました。
お邪魔したのは平日だったので、すんなりと入店できました。
メニュー
ラーメンは全部で10種類ほどで、トッピングなどの種類も豊富です。
サイドメニューはかなりの充実ぶりで、餃子やもつ煮などがあります。
アルコール類なども豊富で、つまみでお酒を飲んで〆のラーメンができる理想的なお店です。
特製大トロもつ煮
佐野のラーメン店さんで、何度かもつ煮を食べましたが、ボリューム感は群を抜いています。
大きな大根が3つほど入っていて、しっかりと下味が付けられて旨味があります。
モツがかなりの割合で入っていますが、煮込まれてトロトロの食感です。
白味噌で優しい味付けなので、ボリュームはありますが飽きがきません。
餃子
かなり大振りな餃子なので、3個入りになっています。
表面はけっこうしっかりと焼き目が付いていて、カリッと食感が楽しめます。
皮は厚めでモッチリ食感で甘みがありました。
餡は野菜がメインで、7:3くらいの割合で、味付けは薄めな感じです。
味玉チャーシューメン
メニューで味玉が非常に美味しそうだったので注文しました。
大きめな器に並々と注がれたスープが特徴的です。
メンマは長め、厚めに切られたものが入っています。
少し芯が残るシコシコ食感で、味付けはスープを壊さないくらいに抑えられていました。
非常に黄身が赤に近いような色合いで、見た目的にも鮮やかです。
食べた瞬間に黄身の甘みが、口の中に広がり、素材の良さを実感できます。
チャーシューはかなり大きめなものが4〜5枚くらいでしょうか。
見た目的には少し固そうなのですが、食べてみると、ほどよく肉の繊維が残ったような感じで、肉の旨味がギュッと詰め込まれています。
麺は中太くらいのちぢれ麺は青竹手打ちです。
手打ち麺らしい独特なモチモチ食感と、喉越しの良さを感じさせてくれるチュルチュル感があって美味しいです。
スープのベースは大山鶏ガラをはじめ、もみじ・背ガラ・にんにく・生姜・鰹など国産にこだわったものを使用しているそうです。
醤油は控えめなので、印象としては非常に飲みやすいスープに仕上がっています。
あとがき
佐野ラーメンで人気のある日向屋さんや、ようすけさんなどを食べた際に、よく聞く名前がこちらの田村屋さんでした。
現在、佐野ラーメンで有名、美味しいと言われるお店の多くは田村屋系と呼ばれ、田村屋さんで修行をした方が独立したお店が多いそうです。
料理はどれもボリューム感がありつつも、素材へのこだわりには手抜き感が無いので、楽しさを随所に感じられました。メニューにお子様メニューがあったり、ボリュームのあるサービスの良さは、家族連れからラーメンマニアまでを楽しませてくれる、店主の器の大きさを感じつつ、多くのお弟子さんを輩出した源なのかも知れません。
店舗情報
- 店名
- 佐野 田村屋
- 住所
- 栃木県佐野市浅沼町780-3
- 営業時間
- [月・火・木・金] 11:00~15:00 17:00~21:00(L.O.) [土・日・祝] 11:00~21:00(L.O.)
- 定休日
- 水曜日
- 種別
- ラーメン