ブログには常に1000軒前後のレビュー記事がアップされ、埼玉や東京などの関東地方を中心に年数回の旅行などで全国各地を年間200軒ほど食べ歩いています。
関東在住ですが旅行好きということもあって、地方の飲食店さんにも足を運ぶのが一番の楽しみです。
飲食店さんの魅力を少しでも多く発信・共有できればと思いますので、気が向いた時にでも訪問お待ちしております。
2015年4月13日にオープンした「鳥ぼん 徳島本町店」。オープン当初は鳥ぼんの3号店として営業を始め、オーナー自ら焼き場に立って店を切り盛りしていたと紹介されています。店内は落ち着いた空間で、カウンター席やテーブル席、座敷を備え、2階には宴会席も用意。全席禁煙で、知人や友人との食事にも利用しやすい雰囲気です。

JR徳島駅から徒歩15分ほど、徳島城跡公園近くにあります。
鳥ぼんさんは徳島市内に3店舗運営されている、ローカル焼鳥チェーン店さんです。
地元でも人気のお店なので、来店される場合には必ず事前予約をオススメします。

間口はそれほど広くありませんが、店内は奥行きがあり、ゆったりとした造り。清潔感のある店内で、スタッフの接客も丁寧です。
開店直後に入店しましたが、予約の電話が頻繁に鳴り続け、地元客で一杯になる前にお店を後にしました。
1階にはカウンター席とテーブル席、2階には大人数で利用できる座敷席が用意され、全部で席数は1階・2階合わせて50席ほど。

メインの焼鳥はかなり種類豊富。徳島県産ブランド地鶏の「阿波尾鶏」も提供されているが、お値段もお手頃価格。
専門店ほど希少部位などは無いが、それでも聞き慣れない部位もあるので注文するのが楽しい。

焼鳥だけでなく、前菜となるサラダや一品料理なども充実。
締めに食べたくなるご飯物やデザートもあるので、最後まで楽しめるメニュー構成となっています。

みょうがにすだちがのせられ、中に焼き茄子。炭火で焼かれた香ばしさとすだちの柑橘が良く合い美味しい。
見た目以上に、しっかりと作り込まれた「お通し」の時点で美味しい。きっとこのお店は期待できそうな予感。

定番のカブや白菜などが使われた漬物だが、塩気が強めなのが気になった。
漬物にもすだちが添えられているのは徳島ならではなのか。それとも鳥ぼんならではなのか。

湯引きされた鶏皮をポン酢で和えた一品。コリコリとした食感とともに、ポン酢の爽やかさが美味しい。
すだちを絞り爽やかさを増す。そこに紅葉おろしが添えられ、立派なアテが出来上がる。

ひと口では食べきれないほどのサイズ感のレンコン。噛みしめると想像以上に固いのだが、自然な固さで心地良い。
レンコンの鮮度が良いのだろうけれども、火の入り具合も絶妙で美味しい。

徳島という土地柄、淡路島にも近いこともあって、料理の玉葱には淡路島産がつかわれているのが嬉しい。
淡路島産の玉葱はサイズも大きいのだが、甘みがすごいうえに飽きが来ない。鰹節も立派で美味しい。

しいたけは醤油が染み、ホクホクとした食感が特徴的。
箸休めにはちょうど良いが、山側で生きてきた人間としては、しいたけの味には物足りなさが。

焼鳥は思っていた以上にサイズが大きく、食べごたえがある。
鶏肉の間には、同じ葱でも青葱でなく、淡路島産の玉葱が挟まれているのが、得した気分になる。
鶏肉はプリッと食感とともに、タレは甘めだが美味しくモタレ知らず。

小さめなサイズだが、レアな焼き加減とともに、レバーの濃厚な味で満足できる一串。
けっこうレアな焼き目だが、鮮度が良いので心配は無用。口の中での溶け具合も申し分ない。

料理名が面白かったのでついつい注文。出てきたのはフライドチキンのような一品。
スパイシーさは和風な一味で味付け。カリカリな表面と中のジューシーさの揚げ具合が絶妙。

通称ぼんじりと呼ばれるテールの部位。もともと脂身の多い部位。
噛みしめると甘く上質な脂がジュワっと絞り出るよう。思わず笑みが出る美味しさ。

皮のような表面部位と、肉々しさとジューシーさのバランスが良く、焼鳥の醍醐味のようなものを感じられる。
鳥ぼんさんの串はどれもサイズが大きいのだが、肩ロースはひと回り大きい。

鶏皮が何枚も重ねられた一本。火が入れられた皮は柔らかさを通り越し、あっという間に消えて無くなる。
これ一本でお酒が何杯も飲めるようだし、上質な脂では決して胸焼けすることもない。

美味しいお店だと、次に行こうとか思わずに、ついつい締めまで頂いてしまうので、おじやを注文。
鶏ガラスープがしっかりと効き、最後まで鶏の美味しさが染み込んで来る。
四国をあちこち巡る旅の初日。徳島へ来たのだから有名な地鶏を食べたいと一ヶ月前から予約。食べログ百名店を獲得しているお店なのである程度、安心はしていたが期待以上に美味しい。
串のサイズも決して小さく無い上、焼きの技術も本場ならでは。タレと塩はお任せだが、どちらも美味しく甲乙付け難いほど。
値段を気にせず食べられるお店だけあって、多くの地元客で賑わっていたのも納得。