外観
地下鉄千代田線の赤坂駅もしくは、地下鉄銀座線の溜池山王駅から徒歩5〜6分ほどの場所にあります。
外観は純和風のような感じで、大きなイラストが目印です。
店内
店内は1階部分と地下部分で、高級感がある椅子やデザインになっています。
席は1Fテーブル席40席、テーブル席個室10席、カウンター席7席、地下個室46席で、けっこう広めです。
地下の席の利用には条件があるそうなので、事前に確認したほうが良いでしょう。
メニュー
洋食屋さんなので、洋食メニューが種類多めでありました。
肉料理やスープ、フライなど定番料理もちゃんとあります。
洋食料理の中でも、定食などだけでなく、スープなど種類は豊富な印象です。
土日祝日限定 洋食弁当
重箱に入ったお弁当に、お味噌汁、お新香、ご飯などが付いてきます。
ビーフシチューとパスタです。
モチモチとした食感のパスタに、ビーフシチューが良く絡んでいました。
フライ類です。海老フライや唐揚げ、カニクリームコロッケでしょうか。
作り置きのようでフライの見た目があまりよろしくないですね・・・。
こちらは和食類で、卵焼き、ホタテ、お肉などです。
もうひとつのお重はご飯でした。
ビフテキ丼
津つ井さん発祥の看板メニューで、多くのお客さんが注文していました。
ビフテキ丼には、味噌汁、サラダ、お新香などが付いてきます。
お新香は、大根や白菜など定番の食材です。
味はオリジナルというより、あまり印象に残るような味付けではありません。
味噌汁は東京の老舗料理屋さんに多い赤味噌です。
見た目は濃い感じですが、意外なスッキリとした味わいで美味しいです。
サラダは気持ち程度な感じで、オリジナルのようなドレッシングは美味しかったです。
メインのビフテキ丼は、お肉はけっこう多めでボリューム感がありました。
炊き加減は美味しく、良い感じでお米の甘さを感じられました。
ご飯はそれほど多くなく、ちょうどいいくらいの量でした。
ビフテキ丼のお肉はA5の黒毛和牛を使用しているようです。
タレはたまり醤油にみりん、砂糖などを加えているそうで非常に美味しいです。
あとがき
創業者の筒井厚惣さんは、ビフテキ丼やマルセイユ鍋などさまざまな料理を作り出し、日本の洋食の礎を築いた一人だそうです。
かなり料理には期待をしていたのですが、洋食弁当はほぼ作り置きという感じで、見た目的にも味気ない感じが非常に残念です。
看板料理のビフテキ丼ですら、A5の黒毛和牛を使用していながらも、レア焼きではなく食感は固いくらいで食材を活かしきれてはおらず、正直感動を得る感じではありませんでした。
タレの美味しさやバターやブラックペッパーとの兼ね合いによる味はとても芳醇で深みがあり、その甘さにしつこさは全くなく美味しかったです。