ブログには常に1000軒前後のレビュー記事がアップされ、埼玉や東京などの関東地方を中心に年数回の旅行などで全国各地を年間200軒ほど食べ歩いています。
関東在住ですが旅行好きということもあって、地方の飲食店さんにも足を運ぶのが一番の楽しみです。
飲食店さんの魅力を少しでも多く発信・共有できればと思いますので、気が向いた時にでも訪問お待ちしております。

青梅街道(新青梅街道ではなく旧青梅街道)を瑞穂市街地から武蔵村山方面へ進み、住宅街の中に入る細い脇道沿いにあります。
車で訪れる場合は、店舗前に約10台分の駐車スペースを完備。さらに、中層マンションの裏手にも3台分の駐車場が用意されているため、車でも利用しやすい環境です。
人気店のため、混雑時は入口に設置されている受付票に名前を記入し、順番が来るまで待つシステムとなっています。

店内はラーメン店を思わせる親しみやすく落ち着いた雰囲気で、ゆったりと食事を楽しむことができます。
店内奥には麺打ち場が設けられており、提供のタイミングに合わせてうどんを打つことで、打ちたてならではの風味と食感を味わえるのも魅力です。
客席は1階と2階に用意されており、カウンター席とテーブル席を合わせて全23席。ひとりでもグループでも利用しやすい空間となっています。

看板メニューは「つけうどん」で、定番だけでも20種類近い豊富なラインアップを揃えています。
入口や店内の壁には期間限定メニューやおすすめメニューが掲示されており、訪れるたびに新たな味と出会えるのも魅力。
うどんは1玉150gを基準としており、並盛りから大盛り、特盛り、特大盛り、超特大盛りまで幅広く用意。

メニューはうどんだけにとどまらず、天ぷらなどの揚げ物を組み合わせたセットメニューも充実しており、幅広い楽しみ方ができる内容。
また、うどんにはさまざまなトッピングを追加できるほか、好みに合わせたカスタマイズにも対応。組み合わせ次第で自分好みの一杯を楽しめるため、何度訪れても飽きのこない魅力。

今回は、お店で一番人気を誇る「肉汁うどん」にサービスセットを追加して注文しました。
運ばれてきた料理はお盆いっぱいに並べられボリューム感も十分。
目の前に広がる豪華な盛り付けを眺めているだけでも期待が高まり、食べる前から思わず心が躍ります。

サービスセットには、かやくごはん、天ぷらなどの揚げ物、香の物が付いており、満足感の高い内容。
揚げ物は対象メニューの中からお好みで選べるため、その日の気分や好みに合わせて組み合わせられるのも嬉しい。
かやくごはんは出汁の旨みをしっかりと感じられる優しい味付けで、主役のうどんを引き立てる存在。

肉汁うどんのつけ汁には、バラ肉など複数の部位の豚肉と葱が入り、異なる食感や旨みが重なり合うことで、奥行きのある味わいへ。
つけ汁は出汁の風味がしっかりと感じられながらも、醤油のコクと塩味が絶妙なバランスで調和。
うどんをくぐらせて味わうのはもちろん、食後に割りスープを加えていただくと、出汁の旨みがより際立ち、最後の一滴まで美味しく楽しめる。

今回注文したのは並盛り(300g)ですが、見た目以上に食べ応えがあり、十分なボリューム感を味わえる。
サービスとして南瓜の天ぷらや、もやし・キャベツなどの茹で野菜が添えられているのも特徴。
単にうどんだけを提供するのではなく、野菜も一緒に楽しんでもらいたいという店主の心遣いが感じられる。

うどんの麺には小麦の外皮である「ふすま」が使われているようで、表面は黒い中太タイプ。
四角形に近い切り口が特徴。しっかりと角が立っており、見た目からも力強いコシが伝わってきます。
口に含んだ瞬間は、武蔵野うどんらしい力強い食感と硬さを感じますが、噛み進めるにつれて、弾力としなやかさが現れ、力強いコシの中にほどよい柔軟性を備えており、噛むたびに小麦の風味と食感の良さを楽しめる。
かれこれ通い始めて20年になる。まだまだ武蔵野や村山のうどんがメジャーでない時から知っているので、今の盛況振りは感慨深い。
久々にお店に訪れたが、味は衰えるどころか、さらなる進化を遂げていた。クラシックのような村山うどんの本流は守りつつ、細かな部分で新たな味への挑戦が見受けられた。
背丈ほどあった周辺の雑草も整備され、来店も昔に比べ容易になった。また通い始めたくなる味だった。