ブログには常に1000軒前後のレビュー記事がアップされ、埼玉や東京などの関東地方を中心に年数回の旅行などで全国各地を年間200軒ほど食べ歩いています。
関東在住ですが旅行好きということもあって、地方の飲食店さんにも足を運ぶのが一番の楽しみです。
飲食店さんの魅力を少しでも多く発信・共有できればと思いますので、気が向いた時にでも訪問お待ちしております。


JR浜松町駅もしくは大江戸線の大門駅から徒歩5分圏内の路地裏にあります。
何も知らない人から見ると怪しい中華料理屋さんのような佇まい。平日の夜なので、周囲は繁華街ではなく人通りもまばらな感じ。

均等にテーブルが並んでいるのが印象的でラーメン屋よりもチェーン・カフェのよう。
テーブル席のみ48席と都内では大箱にもかかわらず、それほどガチャガチャ様子も無くゆっくりと食事ができる。

新福菜館と言えば、ラーメンと焼きめしが2大人気メニューで有名。
焼きめしは(大)、(並)、(小)、中華そばは(並)、(小)のサイズがあり、チャーシューなどのバリエーション違いと、追加トッピングもある。

2大人気メニューということで、中華そばと焼きめしをいっしょに注文する人が多いようでセットもある。
それぞれ(並)と(小)を選ぶことができるので、自分の食べる量に合わせて注文できるのも嬉しい。

駅やビジネス街から近いこともあり、おつまみメニューやアルコール類が充実しているのは非常に頼もしい。
中華料理を基本に、おつまみとして抑えるところは抑えられ、ついつい手を伸ばしたくなる。

迷わず中華そばと焼きめしのセットを注文。どちらも(並)だが、想像以上にボリュームがあった。
どちらも文句なしに食欲がそそられる見た目で、思わずゴクリと唾を飲み込む音が聞こえそうなほど。

焼きめしは真っ黒に近いような色合いが特徴的。チャーハンとしての見た目も非常にキレイで、見るからに美味しそう。
(並)サイズだがボリュームたっぷりで、ラーメンと合わせると満足度抜群。

新福菜館の焼きめしは、中華そばでも使われる「秘伝の醤油ダレ」で、コクと深みが付けられている。
そこへラードと強火で炒めることで、パラパラとした食感を生み出している。
濃い色合いの見た目とは裏腹に、味わいはマイルド。飽きも来なければ塩分も抑えられている。

中華そばは焼きめしと同じ。いやそれ以上に真っ黒なスープが特徴的。
表面には追加トッピングをしたかのような九条ネギともやしが盛り付けられ、ボリューム感を出している。

チャーシューは薄く切られたバラ肉が何枚も重なるように入っている。
薄く切られているため食べやすいうえ、スープの旨味が染み込みつつ、肉の旨味を十分に感じさせる。

麺には豚骨ラーメンなどで見かけるような中細ストレート麺がつかわれている。
パツパツとした低加水麺で、こういった濃いめのスープとの相性は抜群。

特徴的な真っ黒なスープだが、鶏ガラと豚をベースにしているが驚くほどあっさりとした口当たり。
飲んでも塩分をほとんど感じること無く、醤油のストレートの風味とベースとなる旨味が絶妙にマッチングしている。
1938年に屋台からスタートした新福菜館。京都駅近くに「第一旭」とともに京都ラーメンを代表するお店として全国的にも人気がある。ここ数年では、麻布十番店を初進出として、浜松町店は2023年に開業。
京都の本店を訪れたが20名を超える行列と、新幹線の都合であえなく断念。今回が初となりました。
本店から分店となると、味のレベルは下がる傾向にあるのだが、焼きめしも中華そばどちらもレベルは高く美味しい。しかも、お酒とともにおつまみも提供され、〆としても使える便利さ、入店しやすい大箱。
近くにあったら何度でも通いたくなるお店であることは間違いない。