外観
お店はJR神田駅、あるいは秋葉原より徒歩5分の神田淡路町界隈にあります。
何年か前に店舗が火事になってしまいニュースになったのを知っていましたが、ものすごくキレイな外観は今風のお蕎麦屋さんといった雰囲気です。
店内
1階は大きな広間に小上がりと、2人掛けのテーブルで77席、2階は20席らしく全97席と広めです。
来店時はゴールデンウィーク初日とあって多くのお客さんで賑わっていました。それでも12時を少し過ぎた時の来店なので30分ほどの待ち時間でした。
番頭さんらしき女将さんが、注文を読み上げ調理場に伝える様は何とも下町のお店という雰囲気です。
メニュー
メニューはもちろんお蕎麦がメインなのですが、旬の蕎麦もあります。
サイドメニューも豊富で何ともお酒にあいそうなおつまみです。
平均的に値段設定が高いのは質の高さでしょうか。
そばを注文する前に友人と「かまぼこ 670円」、「あなご焼き 1720円」、「やきのり 580円」を頼みました。
良いおつまみには、良いお酒といった感じにアルコール類の種類も豊富です。
せっかくおつまみを注文したのだからと友人とともに「日本酒 菊正宗 特選 1合 770円」を注文しました。
メインのお蕎麦ですがこちらもメニュー豊富で、温かいお蕎麦もあります。
お酒
お酒ですが、「冷え」か「熱燗」か?と注文時に聞かれ、当日は夏日ということもあり、「冷え」を頼みましたが、せっかくキリリといきたかったのですが、常温で出てきたのは少し残念でした。
お酒と一緒には辛味噌の先付けが付いてきます。
これがまたいいおつまみになります。
サイドメニュー
まずは「やきのり」ですが、お重のような木箱に入って運ばれて来ました!
木箱を開けて海苔に醤油もしくはわさび醤油を少し付けて食べますが、香ばしい磯の香りとともにパリパリの海苔の食感が美味しいです。
海苔がパリパリなのは、なんと! 木箱が2重底になっていて二段目には炭が入って温められているのです。
何とも粋な海苔の食べ方です。
「あなご焼き」です。大きさはわりと小ぶりです。
味は表面がパリッと焼かれ干物のような食感ですが、脂が十分に落とされているので、少し強めの塩気と穴子独特の何とも香ばしい味わいは美味です。
「かまぼこ」ですが、こちらは大きく厚めのものが2枚です。
メニューには小田原の極上かまぼこというだけあって、固めの歯ごたえは十分な満足感が得られます。美味い!
そば
ひと通りお酒、おつまみと堪能したところで、締めはもちろんせいろうそばです。盛りはそれほど多くはありません。
そばつゆは非常に特徴的でした。
非常に甘い汁で、蕎麦の先に少しだけ浸して食べるのが、東京の蕎麦だと同行した友人に教えてもらいました。
そばは細めで、茶そばのような色合いです。
食感はそれほどシコシコした感じがないので非常に食べやすいのが特徴です。