行き方

お店はハッキリ言って非常に分かりにくい場所にあります。(初めて訪れた時は1時間探して、結局閉店でした。)
カンタンに行き方を書いておくと、
1)新宿駅の西口を出て地下1階に下ります。(タクシーのロータリーが正面に見える場所)
2)西口からの連絡通路で大江戸線、西武新宿駅方面に向かいます。
3)30mほど行くと画像の1階(正確には中1階のようなスペース)に上がる階段があります。
4)階段を登るとお店があります。
「新宿メトロ食堂街」は既に閉店していますが、一部店舗はそのまま営業をしております。
立ち食い

こちらの店舗は非常に面白く、向かって右側が立ち食い、左がテーブルでの店内飲食と2業態が共存しています。
立ち食い専用なのでカウンターのみで8席ほどになっています。

立ち食いそばを食べる場合は、店舗中央にある券売機で食券を購入します。
こちらは800円ほどで本格手打ち蕎麦を食べることができます。
店内飲食

一見すると違うお店のような感じですが、厨房まで共通になっています。
初来店なのでこちらで店内飲食をしようと思います。
店内

店内は駅構内のような感じの簡素な印象を受けました。
席はカウンター10席、テーブルが16席ほどで全20席前後となっています。
メニュー

こちらはしっかりとしたお店なので価格はやはり立ち食いに比べると割高(当然ですが)になっています。
蕎麦は外殻などの配合を変えて、御前そば、生粉打そば、太兵衛ざるの3種類です。
天ぷらなどがセットになったものなどもあります。

お酒や蕎麦前もあるので、ゆっくり蕎麦を楽しめるのも店内飲食ならでは。
二色天せいろ

「二色天せいろ 2056円」です。
蕎麦2種類と天ぷらがセットになっています。

天ぷらはナス、海老、シシトウ、南瓜です。
衣は少し厚めで揚げたてのホクホク感がありました。

そば汁は甘いものと辛いものの2種類が用意されます。
どちらも鰹節の風味が効いていて美味しいです。

少し茶色の方が甘め、濃い黒色が辛めです。
蕎麦には辛めの方が好みで、甘い方は蕎麦湯で使わせてもらいました。

蕎麦は御前そば、太兵衛ざるの2種類です。
量は120〜30くらいで両方を食べると良い感じのボリューム感です。

「太兵衛ざる」の蕎麦は細打ちで外殻を使用しているので黒い見た目になっています。
コシも程良くあり蕎麦の風味も美味しいです。

「御前そば」は更科らしい真っ白で非常にキレイなお蕎麦です。
蕎麦の芯の部分を使用しているのでストレートな味が美味しいです。
細打ちでありながらしっかりとしたコシはさすがです。
レビュー
仕事で新宿近辺に行った際に、以前訪れたときには1時間ほどお店が見つからず迷いに迷って、やっとお店を見つけると「本日閉店」の文字・・・。忙しい時期だったので一度諦めてからの来店となりました。
永坂更科さんは麻布十番に本店を持ち創業1789年の老舗蕎麦屋さんです。更科と言えば江戸蕎麦の中でも三代暖簾や蕎麦御三家などと言われる有名看板の1つです。それがこんな場所で食べれるなんてと思われますが、永坂更科さんは全国で15店舗ほどを展開されているようです。
今回は初来店なので、予め割高とは知っていましたがあえて店内飲食にお邪魔しました、蕎麦の味にはちゃんと納得感がありました。これを立ち食いで食べ1000円以下で食べられるとなるとさままざまな意味でお得感がありそうなので、今度は立ち食いで人気の「肉天そば」を食べてみたいと思います。
「絶対!!また来ます!!」