外観
お店はJR新宿駅の東口を出て西武新宿駅方面に向かうスタジオアルタの裏側にあります。
通りに面しているので比較的すぐに分かるかと思います。
店内
1階〜4階までビルはほぼ三国一さんが入っています。
店内に入ると空いている席の階を案内されますので店内エレベーターで上がります。
今回は2階を案内されました。
店内は新宿を忘れられるような静かな場所でした。
席はカウンターや4人席など全部で124席とかなり広めです。
メニュー
うどん屋さんなので種類はかなり豊富です。
今では街のうどん屋さんで見かけることもあるサラダうどんは三国一さんが発祥だそうです。
うどんは温かいものや冷たいものなどさまざまです。
稲庭うどんやそばなどもありました。
一品料理や甘味などもあり、うどんだけでなくゆっくり食事ができそうです。
げんこつうどん
「げんこつうどん 1010円」です。
けっこう大きめな器なのでボリューム感はありそうです。
「げんこつ」の名前の由来は角煮のような塊が入っています。
ネギや白菜など野菜類も多めです。
鍋焼きうどん
「鍋焼きうどん 1250円」です。
サラダうどんと並んでお店名物で人気があるそうです。
大きめな海老の天ぷらに卵と鍋焼き定番食材が並んでいます。
うどんの麺は中太でモチモチと固めの中間くらい。
歯ごたえがあり田舎風のうどんという感じです。
手持ちとも機械打ちとも言えないような不思議な食感が美味しいです。
スープは関東風の黒い醤油のものを想像していましたが、黄色味をおびた出汁っぽい関西風に近いです。
スッキリとした感じで出汁の感じもあり最後まで飲み干せるような美味しさです。
具材の中には北陸などでは一般的な「かまぼこ」が入っていました。
関東のかまぼこと違い昆布が巻かれていて非常に珍しいです。
あとがき
食べ歩き好きの友人とひさびさに食べ歩きを兼ねた食事のランチとしてお邪魔しました。
三国一さんは新宿で創業65年の老舗うどん屋さんで、東口店以外では 西口店 、 アイランドイッツ店 の3店舗のみなのである意味ローカルチェーン店といえるでしょう。
三国一さんのうどんは全国各地にあるどれというカテゴリーに分類できるようなものではなく独自の進化を遂げた感じが非常に面白いです。
とくにうどん自体と汁は他とも違い他の味も食べてみたいと思わせてくれるような奥深さのある味でした。