外観
東京メトロ日比谷線の人形町から徒歩10分、半蔵門線の水天宮前駅徒歩5分と、駅からそれほど遠くない大きな通り沿いにあります。
町のお寿司屋さんという感じで、慣れていない人でもそれほど入りづらい印象はないです。
店内
店内入ると、お昼時ということもあってか、数人の職人さんがカウンターで寿司を握られています。
檜のカウンターやテーブルにも雰囲気があります。
カウンターの後ろにボックスのテーブル席というレイアウトになっています。
席はカウンター7席ほどに、テーブル席16席ほど、奥に座敷席もあるようで全30席となっています。
メニュー
ランチタイムにお邪魔したので、本格的なお寿司も手軽に食べられるメニューです。
都寿司さんのランチで人気なのが丼ものです。
丼ものは全部で7種類ほどで、マグロをつかった鉄火丼、海鮮丼や趣向を凝らしたものまでありました。
まぐろ丼
色合いの良さげなマグロが、ご飯の全面を覆っています。
マグロといっしょに刻まれた生姜がいっしょに散らされています。
マグロのネタは中トロまでいかないまでも、良い具合の脂の乗り具合です。
味付けはないので、一枚づつとって醤油とわさびで食べていきます。
マグロ以外に、烏賊と人参のお漬物が添えてありました。
烏賊は甘辛のタレがかけられていて、まろやかな風味でアクセントになっていました。
にもの丼
煮物のお寿司ネタがたくさんのせられた、なかなかありそうでなかった丼です。
煮タレがかかっているので、見た目的にも食欲をそそる感じになる丼です。
丼にはかんぴょう、人参と刻み生姜が添えてありました。
かんぴょうの味付けは甘めで、噛みしめるたびに煮汁が出てくるジューシーで柔らかい食感です。
具材は江戸前の穴子、ホタテ(卵付き)、海老などと種類はかなり多めです。
どの具材も歯ごたえが良く、さすがお寿司屋さんのネタという印象を受けます。
甘辛のタレが良い感じにご飯をすすめてくれますし、丼でつかわれているお米はやはりお寿司屋さんだけあって絶妙な炊き加減です。
酸味が抑えられていますがお米の甘みと口どけの良さが美味しいです。
あとがき
都寿司さんは創業明治20年の老舗のお寿司屋さんで味には定評があるそうです。
ランチ限定の丼は、趣向を凝らした感じもありますし、随所に職人さんの技と味を感じられる一杯でした。