外観
お店は地下鉄日比谷線の三ノ輪駅から隅田川方面に徒歩10分ほど歩いた場所にあります。
建物は関東大震災により全壊したことで1927年に建て替えられたものだそうです。
随所に写真映えするような作りがあり歴史を感じさせてくれます。
下町の天丼屋さんとは非常に粋な感じですね。
お店の近くに来ると胡麻油の香ばしい香りが食欲をそそられます。
駐車場
車でお邪魔したのですがお店には駐車場がありません。
周辺は住宅街と小さな会社が多くコインパーキングが点在していて1日停めても1000円ほどです。
近くの駐車場を探すなら価格比較ができ、駐車場所があらかじめ分かる タイムズパーキングの駐車場予約がオススメです。
入店方法
大変な人気店なので入店方法を書いておきます。
1)開店前は店舗入口から店舗横まで1列で並びます。(待機用の椅子が10個ほど置かれています)
2)入店前に人数と注文を聞かれます。
3)店員さんの案内で入店します。
平日の開店10分前くらに到着しましたが2回転目になり30分ほど待つことになりました。
外で待っている時にはお店のパンフレットを頂けます。
店内
店内は当時のままの雰囲気そのものという感じです。
席は小上がり6席、2人掛けテーブル3組と4人掛けの長テーブルなどで全28席です。
非常に狭いので相席になります。
歴史を感じさせてくれる品々が飾られているので料理を待っている間も飽きることはありません。
メニュー
メインメニューは天丼です。(イ)、(ロ)、(ハ)と3種類あります。
サイドメニューはドリンクとお味噌くらいです。
なめこ椀
「なめこ椀 200円」です。
大きめのお椀になみなみと注がれています。
味は赤味噌ではなく出汁感が強くスッキリとした味わいで非常に美味しいです。
天丼(ロ)
「天丼(ロ) 2000円」です。
最初(イ)を注文したのですが穴子が入っている(ロ)以上がオススメです!!
天丼にはお新香が付いてきます。
浅漬けのようなサッパリとした味なのですが、胡瓜も大根もしんなりとしていて非常に美味しいです。
具材は穴子(一本)、イカのかき揚げ、海老、獅子唐、茄子、南瓜です。
見た目のボリュームはありますがあっさりとしているのでペロリといけてしまいます。
天ぷらは見た目的にはかなり厚めの衣を想像していたのですが、食べるとそんなことは全くありません。
衣を感じさせない口溶けの良さ、素材の味がストレートに舌先で感じられるような火の通り加減も絶妙です。美味い!!!
穴子やイカは朝捌いているそうで鮮度の良さも十分に感じることができます。
天丼だとタレで食べるという感覚が強いのですが、天ぷらを引き立てる感じで邪魔な感じは一切ありません。
ご飯も非常に美味しく絶妙な炊き加減です。
あとがき
1年くらい前にテレビで見かけてからずっと来たかったお店でしたので念願の来店でした。
外観、店内を含め、江戸前の天ぷらを語る上で外すことのできない名店であることは間違いありません。
天ぷらは衣を感じないくらいほどの口溶け、絶妙な素材への火の通し加減、タレ、ご飯、どれをとっても未体験の天ぷらでした。美味い!!
「絶対!!!!また来ます!!!!」