外観
お店は東京メトロ銀座線の虎ノ門駅が一番近く、JR新橋駅からでも徒歩10分ほどのビジネス街にあります。
もともとの建物は関東大震災直前に建てられた木造一部3階建だそうで、現在は道路の拡張工事に伴い仮店舗で営業されています。
工事看板に仮店舗までの案内図がありますので参考にしてください。
- 【住所】東京都港区虎ノ門1-10-6
- 【営業時間】[月、火]11:00~20:00[水、木、金]11:00~21:00[土]11:00~15:00
- 【定休日】日曜・祝日・第3土曜日
仮店舗
仮店舗とは思えないような趣ある外観に少しビックリしました。
店内
店内もしっかりとお蕎麦屋さんの雰囲気になっています。
席は1階と2階に席があるようでテーブル席と座敷席合わせて80席とかなり広めです。
メニュー
お蕎麦は温かいもの、冷たいものとかなり種類は多いですし季節モノの蕎麦などもありました。
ランチ時にお邪魔しましたが一品料理も対応してくれました。
ただし、混雑時にはお断りする料理もあるのでスタッフさんに確認が必要になります。(玉子焼きはダメでしたw)
日本酒を中心にお酒のラインナップもかなり多いのが印象的でした。
お通し三種
「お通し三種 470円」です。
味噌、昆布の煮付け、板わさの3種類でした。
味噌は蕎麦味噌らしきものですが柔らか食感で滑らかな舌触りと味が美味しいです。
煮付けられた昆布も板わさも美味しさは間違いありません。
「焼き鳥 700円」です。
鶏肉の柔らかさ、醤油味のタレの美味さ、焼き加減は蕎麦屋のものとは思えないレベルです。美味い!
車海老の鬼殻焼き紫蘇風味
「車海老の鬼殻焼き紫蘇風味 1500円」です。
かなり大きめな2本の車海老はプリプリで少し甘めのタレがこれまた絶品です。
海老は背中を開かれていて食べやすいのですが手でかぶりつくためのお手拭きをくれましたw
海老のかき揚げ天せいろ
「芝海老のかき揚げ天せいろ 1650円」です。
蕎麦と芝海老のかき揚げのセットです。
かき揚げはけっこうサイズが大きめで衣はホロホロと崩れ落ちる柔らかさです。
具材は芝海老と大葉とシンプルですが美味しいです。
天つゆは付いてきませんので蕎麦つゆで代用しますが、これがまた美味しいです。
蕎麦つゆは少し甘めですがバランス感が非常にあって美味しいです。
まろやかな口当たりと蕎麦との相性はやはり美味しいです。
蕎麦はけっこうボリューム感があり良い具合に満たしてくれます。
コシは真ん中から若干強めの好みで香りは更科に近いような上品な味で美味しいです。
あとがき
仕事の打ち合わせで都内に行くことになったのでせっかくならばと2021年初の食べ歩きとして大坂屋砂場さんにお邪魔しました。
大坂屋砂場さんは歴史も古く創業明治5年と150年近く続く老舗のお蕎麦屋さんです。豊臣秀吉の時代に屋号を受けさまざまなルーツを経て江戸の蕎麦の基礎を築いたお店と言っても過言ではないので絶対に一度は来たかったです。
2021年の春頃には元の店舗で営業を再開するそうなのでまた来たいと思います。