外観
お店は築地場外市場の真ん中にある「築地魚河岸」の3階にあります。大きな建物なのですぐに分かるかと思います。
最寄り駅は東京メトロ日比谷線「築地」駅で、徒歩5分ほどです。
晴海通り側から行くと、エスカレーターが設置してあるので上がるのに便利です。
魚河岸食堂
3階にあがると、広いウッドデッキ・テラスに出ます。
テラスを進むと「魚河岸食堂」の入口があります。
「海鮮 魚河岸」、「鶏専門 鳥藤」、「小田保」、「珈琲センリ軒」さんの4店舗が入っています。
無料の休憩所もありますので、場外市場の散策に疲れたら、ひと休みがてらの食事もオススメです。
どの店も朝の7時からやっているのも嬉しいです。
休憩所など建物内への飲食の持ち込みは厳禁なので、マナーは守りましょう。
飲食スペース
4店舗の周りには、2人掛けのテーブルが50席くらいはありそうです。
飲食スペースは共有なので、食事の際は空いている場所で自由に食べることができます。
鳥めし 鳥藤
今回は朝食がてら鶏専門店の「鳥めし 鳥藤」で食事をすることにしました。
土曜日の朝7時ですが、5〜6名くらいが食事をしていました。
メニュー
鶏専門店ですが、メニューは豊富で、鶏そば、親子丼、蒸し鶏ご飯や担々麺などです。
価格は1000円前後くらいなので少し高めですね。
蒸し鶏ご飯
さんざん悩んだ末に軽めの「蒸し鶏ご飯 900円」にしました。
見た目は、ベトナム料理の「カオマンガイ」や台湾料理の「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」に似ています。
ボリュームはそれほどありませんが、朝ご飯としてはちょうど良いくらいです。
スープが付いて来ますが、鶏で取られたしっかり出汁が取られています。
味はサッパリしていますが、本格的な味わいで美味しいです。
ご飯に添えられた味玉ですが、こちらも美味しいです!
黄身の濃厚さはもちろんのこと、味付けもシッカリと付きつつ、ご飯のお供として良かったです。
こちらも添えられていたチンゲン菜です。
シャキシャキ感を残すため、さっと湯通しされ軽く炒められている感じです。
見た目的に古い食材かと思いましたが、炒められて縮んでいただけでしたwww
鶏肉に掛けられたソースです。
生姜ベースでほどよく爽やかな辛味がありつつ、刻みネギなども入ってサッパリとした味が美味しかったです。
メインの鶏肉は胸肉です。
普通はパサツキの強い部位なのですが、シットリと滑らかな食感です。
鶏専門店というだけあって納得の味で美味しかったです。
胸肉だけだと思っていましたが、食べ進めるとモモ肉もありました。
こちらも胸肉同様、脂身も含めて美味しかったです。
部位の差が食べていて面白かったです。
あとがき
食後に調べてみると、鳥藤さんは明治40年に創業された鶏肉問屋さんで、飲食も市場周辺には3店舗あり、親子丼で有名なお店らしいです。
鶏専門店だけあって素材の鶏肉はもちろん、スープや添えられたチンゲン菜、味玉、アジアン・テイストを思わせる料理の方向性はとても好きでした。
全体的な味としては美味しかったのですが、鶏肉とソースは冷えているのに対して、ご飯は温かいので、食べた時温度感がガチャガチャしてしまい味が伝わりにくいのは、良い部分も多いだけに少し勿体無かったです。
今度は場外市場の本店で親子丼を食べてみたいものです。