外観
日高市内から飯能方面に向かう県道15号(川越日高線)から、少し入ったところにあります。
敷地内には建物が2つありますが、1つは住宅のようで、もう1つの黒い建物が実際の店舗になります。
最寄り駅は、西武池袋線の高麗駅で、徒歩15分、約1.1kmの距離です。
近くには曼珠沙華で有名な巾着田があり、自然豊かな場所です。
駐車場
店舗敷地内に砂利の駐車場があり、14台置くことができます。
敷地内の駐車場が満車の場合、近くに第2駐車場もあり、そちらは10台置くことができます。
メニュー
券売機の近くにはメニュー表は確認できず、待機席前の看板に貼られていました。
ラーメンは、中華そばとつけ麺の2種類で、トッピング違いの全8種類です。
追加トッピングがあり、サイドメニューはご飯物2種類です。
入店方法
常に行列ができる人気店なので、入店方法を書いておきます。
満席の場合、最初に食券を店内にて購入します。(メニュー表は待機席前の看板に貼られています。)
食券購入後は、店舗前にある椅子があるバス停のような待機席で待ちます。(待ち時間の目安は席に座って30分ほどでした。)
順番が近づくと店主が食券を回収に来ます。(つけ麺の場合、麺の量を選べ、回答を求められます。)
席が空き次第、店内に案内されます。
店内
白に統一され清潔感があり、店内では店主さんの元気な声が響き、お客さんを常に気に掛けるように話をされているのが印象的でした。
席数は、カウンター8席、テーブル8席の全16席です。
豚ばらナンコツご飯
同じ日高市内にある人気観光地の「サイボク」さんのブランド肉、「ゴールデンポーク」の豚バラがつかわれています。
ナンコツなので、てっきりコリコリした食感なのかと思いきや、トロトロに溶けた肉質です。
上質なお肉なので、かなり脂が甘く、味付けも甘いので少し重たく感じました。
特製中華そば
通常の中華そばに、煮玉子、メンマ増量、チャーシュー3枚、海苔3枚がトッピングされています。
煮玉子は薄めで出汁のような味付けで、ツルッとした表面は若干茶色に色付き、中身はしっかり半熟のフワトロ食感でした。
メンマは長めに切られ味付けはマイルドで、懐かしいラーメンのような歯ごたえある食感です。
特製なので増量されているので、メンマ好きとしてはお得感あります。
チャーシューには煮豚と焼豚の2種類がつかわれています。
かなり厚みをもって切られているので、噛みしめた瞬間に美味しさを実感できます。
麺は中細のストレート麺がつかわれ、歯ごたえを感じるくらいの固めに茹でられています。
ツルっとした表面で、スープとの合わせも良く食べやすいです。
スープは濁った感じの醤油色で、出汁は魚介系をメインに動物系がつかわれています。
煮干しをメインにされていますが、エグミや強烈な塩気もなく、丁寧に抽出されています。
野菜の甘味がしっかりと感じられ、マイルドな味で万人受けをする印象です。
あとがき
埼玉県内屈指の行列店として人気のとんちぼさんですが、鶴ヶ島市に2008年に「和風煮干しラーメン店」として創業。その後、2017年に現在の場所に移転されました。
行列を作り続けるお店ですが、テンション高めな店主さんが自らオーダーを取るなど、接客は非常に丁寧な印象を受けます。駐車場の車のナンバーを見ると県内はもちろん、都内ナンバーなどを見ることもあります。
丁寧な接客やこだわりあるラーメンに魅了され、多くの人が笑顔で帰って行くような素敵なお店です。