外観

JR恵比寿駅の東口を出て、山手通り方面に向かう商店街の一角にあります。

間口はそれほど広くなく、街の雰囲気に馴染んでいるので意外にも気づきにくいかも知れません。

本店から50m進んだ場所には、「別館豆屋」さんがあります。

こちらの店舗では、自家焙煎されたコーヒー豆はもちろん、さまざまなコーヒーグッズを購入することができます。

店内

全然本当に広くないのですがオシャレな感じに溢れており、常に周辺のビジネスマンや学生などで賑わっていました。

テーブル席は木のテーブルと椅子がまた良い感じです。

席はテーブル4席と立ち飲みのカウンター3席で全7席とかなり狭いです。

メニュー

メインはコーヒーですが、エスプレッソやカフェラテなどもあるのでコーヒーが苦手という人でも大丈夫そうです。

コーヒーは種類豊富で日替わりのブレンドコーヒーなど、さまざまな種類、産地のものを扱っていました。

フードメニューは少なく、コーヒーに特化した専門店という印象を受けました。

マドレーヌ

表面がしっかりと焼かれているので、固めで歯ごたえを感じるような印象です。

バターの香ばしさがありつつ、マイルドに味が整えられています。

どらやき

「猿田彦珈琲なのに?」と、驚かされた一品ですが、大のどら焼き好きなので、食べずにはいられません。

皮が甘くなくコーヒーの風味という感じがします。

餡の甘さと合わさると非常にビターな感じがして、和風よりも洋風な印象を受けたどら焼きです。

本日の水出しコーヒー

日替わりのようで、「大吉ブレンド(深)」という深煎りのコーヒー豆をつかい抽出したアイスコーヒーになります。

深煎りなのですが、酸味が抑えられていて、飲み心地が良いいので、さすがだなぁと感心してしまいました。

あとがき

CMなどで「猿田彦ブレンド」や「猿田彦監修」をよく聞いていたので、「まさか本店がここにあるとは!」という驚きでした。

焼菓子、どらやき、コーヒー全てが大人味。というか通好みのようで万人に愛されてなくても良いけど味を追求したいという感じの強いメッセージを感じさせてくれました。

「猿田彦」という、ブランドコンセプトを明確に打ち出しつつ、全ての商品にまでしっかりと浸透させているのには感心しました。