外観
JR我孫子駅構内の常磐線1・2番ホームにあります。
1・2番ホームの水戸方面にはもう1店舗、4・5番ホームには 5号店があります。
日暮里方面から電車を降りたホームにすぐありますが、列車が来るたびにお客さんがお店を目指していました。
山下清画伯
お店の創業は1928年とかなり古い老舗で当時は弁当を売っていたそうです。
画家として有名な山下清氏が1941年から住み込みで5年間働いていた時期もあり、山下氏に描いてもらった絵を弁当の包装紙として使用していた時期もあったそうです。
店内
店内はカウンターのみの立ち食い専用になります。
席は全部で10席ほどで満員になるとホームで食べる人もいるそうです。
券売機
店内に入ってすぐの場所に券売機があります。
食券購入後に一番奥のカウンターにて食券を渡して注文になります。
調理後にメニュー名で呼ばれるのでカウンター席におそばを持って運びます。
メニュー
メニューは店外に貼られていますので、入店前に確認すると良いでしょう。
そばはほぼ400円以下と立ち食いそばの中でもかなり安い方かと思います。
唐揚げそば
「唐揚げそば 440円」です。
我孫子駅、弥生軒名物だそうで注文してみました。
唐揚げのサイズに驚きで通常の唐揚げの2〜3個分はあろうというサイズです。
衣が厚いのかと思いきや薄めの衣は生姜醤油で味付けられていてそのままでも十分美味しいです。
そばは太めで柔らかめの食感です。
注文を受けてから茹でるので柔らかくても食感は悪くありません。
そば汁は真っ黒いまさに関東風という感じです。
甘めのそば汁に唐揚げを漬けると汁に味がうつり味がさらに濃厚になって美味しいです。
あとがき
立ち食いそばの中でも独特なフォルムとボリューム感は唯一無二と言えるでしょう。さらに味が暴力的になりそうな唐揚げを見事にそばと融合させているのには驚かされます。
山下清画伯が働いていたというのも実際に来店するまで気づかなかったので来て良かった、食べて良かったです。