外観
高崎市北部にある、県道25号線(通称:高崎渋川バイパス)から、一本入った場所にお店があります。
最寄り駅はJR上越線の井野駅ですが、約2km、徒歩30分以上とかなり離れています。
群馬在住の方には馴染みある、イオンモール高崎の近くと言えば、わかりやすいと思います。
駐車場
店舗専用の駐車場があり、店舗前に5台、通りの反対側に5台、計10台を置くことができます。
店内
清潔感がある店内で、レイアウトは、L字型カウンターとその周りにテーブルが置かれています。
席はカウンター10席、テーブル8席の全18席となっています。
メニュー
ラーメンは、担々麺や酸辣湯麺、醤油と塩のネギ塩そばなどがあります。
ディナータイムには、本格的な中華料理などを一品料理として楽しむことができます。
ランチタイムにはセットメニュー、ディナータイムだけ注文できる料理など、時間帯によって料理の種類も変わっているようです。
ランチ唐揚げセット
ラーメンといっしょにランチの唐揚げセットを注文しました。
通常のご飯は(小)ライスで、追加料金で並や大盛りに変更することができるそうです。
唐揚げのサイズは小ぶりですが、揚げたてアツアツは唐揚げの王道として良い感じです。
揚げられたお肉は漬け込まれ、醤油などの風味をまとってい、調味料無しでも十分な美味しさです。
酸辣湯麺
中華料理の酸辣湯に麺が入っているラーメンで、女性客に人気だそうです。
そこそこ大きなラーメンどんぶりで、ボリューム感がしっかりとある見た目です。
キレイに切られた白髪葱が中央にのせられ、餡かけのような酸辣湯がかけられています。
酸辣湯には豆腐が入っているため、見た目以上にヘルシーなので、女性人気の料理なのも納得です。
しっかりと効きつつ、むせ返るまででは無い上品な酸味があり、適度な辛さに旨味が感じられます。
きんとうん麺(辛)
店名が付けられた一番人気メニューの担々麺です。
きんとうん麺は(辛)と(ノーマル)の2種類があり、店員さんオススメの(辛)でお願いしました。
麺の中央には肉味噌がのせられています。
味噌には中華料理で使われる、独特の甘さとコクがあり、お肉も時間を掛けられ、食感も非常に柔らかさがあります。
味付けに旨味があるので、肉味噌丼としても満足できそうかと、妄想してしまいました。
麺は酸辣湯麺と同じ、中細のストレート麺がつかわれていました。
多加水なのか非常にツルツルとした食感で、スープに絡ませることに重きを置く作りての意思を感じ取れる麺です。
麺自体のボリュームは少なく150gくらいでしょうか、多く食べたい人は予め大盛りをオススメします。
ラーメンスープのベースは丸鶏から取られています。
数種類の胡麻をつかったペーストに、唐辛子や香辛料などと合わせ、自家製ラー油で辛味がつけられています。
胡麻のコクもしっかり感じられ、ベースとなるスープの旨味もちゃんと感じとることができます。
あとがき
店主は高崎市内のホテルで10年以上修行した後、独立。2016年に現在のお店をオープンされたそうです。
味はどれをとっても本格中華料理です。手間暇を掛け、仕込みもしっかりとしているのは、料理を口にすれば一目瞭然です。
本場の四川料理ほどではなく、あえて辛さを抑えつつ、食べやすくアレンジしているので、極端な食べづらさも無く、トータルとして上品で円やかな味付けに仕上げられています。
個人的には、肉味噌をつかった丼や、汁なしの担々麺を作っても、きっと美味しいだろうと勝手に妄想してしまうほど、可能性を感じられる味でした。