ブログには常に1000軒前後のレビュー記事がアップされ、埼玉や東京などの関東地方を中心に年数回の旅行などで全国各地を年間200軒ほど食べ歩いています。
関東在住ですが旅行好きということもあって、地方の飲食店さんにも足を運ぶのが一番の楽しみです。
飲食店さんの魅力を少しでも多く発信・共有できればと思いますので、気が向いた時にでも訪問お待ちしております。
「しあわせ中華そば食堂 にこり」は、全国屈指の名店「らぁ麺屋 飯田商店」の姉妹店として、2013年6月1日に湯河原で誕生しました。
創業以来、一切の化学調味料を使わず、鶏ガラ・豚ゲンコツ・昆布・魚介・野菜など多彩な食材を組み合わせた無化調スープを提供しています。
手軽にこだわりの味と食堂の利便性を両立させた、地域に愛される一軒と言えるでしょう。
小田原市街から国道135号線を熱海方面に向かい、湯河原の町中に入り「湯河原駅入口」交差点を入り500mほど進んだところにあります。
最寄り駅はJR東海道線の湯河原駅から徒歩8分、約650mの距離です。
場所柄、車での来店も多いようで、道を挟んだ反対側に店舗専用の駐車場があります。
全部で10台置くことができますが、民家に隣接しているので、前向き駐車になります。
残念ながら店舗内は「注文した料理」以外は写真・動画撮影禁止になっています。5年程前に来店したときには、特に制約もなかったので残念ではありますが、お店の意向を尊重したいと思います。
メニューは、お店の公式HPに掲載されていますので、店舗情報含めて、来店前に確認しておくと良いでしょう。
店内は、カウンターとテーブル席の全43席となっていますので、比較的に入店はし易いかと思います。
開店直後にお邪魔したので、朝カレーとばかりに注文してみました。
カレーには(ハーフ)と(フル)の2種類のサイズがありますが、ラーメンと共に食べる場合、ハーフでも満足度が得られるくらいのボリュームです。
ライスの上には自家製のガラムマサラが振りかけられ、本格的なカレーの香りが漂ってきます。
添えられた玉葱の酢漬けも、インド料理のアチャールそのもので味も非常に美味しく、3切れとは言わずにもっと食べたかったです。
ルーは少し口にしただけで、その本気度がヒシヒシと伝わって来るほどに美味しい。
「ラーメン屋のカレー」としては期待以上で、そこら辺にあるカレー屋レベルでは太刀打ちできないほどである。
ルーのベースには飯田商店本店の自家製白湯スープがつかわれ、果物や肉の溶け込み具合も実に見事です。
ラーメンは「中華そば」、「背脂中華そば」、「担々麺」の3種類があるので、1番オーソドックスな中華そばを注文しました。
澄み切ったスープの色、麺を覆うチャーシューに食欲をそそられてしまいます。
ワンタンは自家製の皮が縛られ巾着のような形状をし、モチモチ・プリプリとした食感です。
餡は一般的なワンタンよりも多く入り、1個の食べごたえとしての満足感があります。
チャーシューは国産豚を専用の焼窯で吊るし焼きにして、炭火で焼かれています。
炭の香りが肉に移り、香ばしさと肉の旨味が見事に調和し、スープとも良く馴染んでいます。
原料には「はるゆたか」や「さぬきの夢」など国産小麦をブレンドし、内モンゴル産のかん水や純粋を用いた自家製麺です。
麺は中太の平打麺のような形状で縮れ感もあり、加水率高めでモチプリになっています。
スープは透き通り淡い色合いをし、特徴でもある「スープの油」は取り除かれています。
鶏ガラや昆布、干し椎茸など多くの食材を用いたベースに、兵庫県の末廣醤油がタレとしてつかわれています。
ベースの旨味がありつつ、罪悪感が全くない透き通るようなスープは美味しいの一言に尽きます。
「飯田商店」といえば、ラーメン好きならずとも、その名を全国に轟かす名店で、その姉妹店となれば気にならない訳がありません。5年ほど前に1度お邪魔した際も美味しかった記憶がありつつ、「飯田商店」に比べれば一般的なラーメン屋とともに入店のしやすさもあり、個人的に好きなお店でもあります。
ラーメンが美味しいのは正直言うまでもなく文句無しに美味しいです。それに付け加えて今回はカレーの特筆すべき美味しさが際立っていました。
機会があり「飯田商店」さんのラーメンも数回食べたことがありますが、それとは違いつつも完成度の高い料理の数々は、やはり「飯田商店」ブランドのこだわりであり、プライドを垣間見ることができました。