外観
大宮市街を通る国道17号から、県道2号(通称:川越春日部線)で川越方面に向かい、数十秒の道路沿いにあります。
大きな駐車場と看板がひときわ目立つので、車でも通り過ぎることはないでしょう。
最寄り駅は、JR川越線西大宮駅で、約1.6km、徒歩25分とかなり遠めです。
駐車場
駅から遠いこともあって車移動が基本の地域なので、ほとんどのお客さんは車で来店されます。
そのため、おおよそ50台くらいは置けそうな広さの駐車場で、混雑時には誘導の方がいました。
店内
かなり広めな印象を受ける店内で、ランチタイムには大勢のお客さんで食堂のような雰囲気ですが、店員さんの対応は慣れたもので、すぐに案内してくれました。
人気店なので、満席時には入口に受付表があるので記載が必要となります。
席はカウンター、座敷席、テーブル席など、全75席となっています。
入口のところにはサイン色紙がありました。
TBSの「マツコの知らない世界」で放送されたこともあって、他局のテレビなども来ているようでした。
メニュー
うどんは全部で8種類です。つけ、ぶっかけなどがあり、それぞれ(並)350g、(中)650g、(大)850gの3種類の大きさです。
サイドメニューは種類は限られていますが、天ぷらがありました。
かき揚げ
かき揚げは平たく大きいサイズで、うどんとは別のお皿での提供です。
具材は玉葱、葱、海老、芋など、揚げ置きではありますが、ちゃんと香ばしさがあり、うどん汁に入れると、具材の風味が実感できました。
肉汁うどん(中)
お店で一番人気の肉汁うどんを注文しました。
(中)の650gを注文しましたが、つけ汁、うどんともにボリュームがある印象で、初めて食べる人には迫力すら感じてしまいそうです。
つけ汁の入った器がかなり大きく、具材がいっぱい盛られています。
食べ終わりの頃でも、具材が残ってしまうほどのボリュームで、最後は汁の中に入った葱やお肉を頂きました。
お肉は国産最高級豚肉が使われています。
使われている部分は脂がほど良く入っているので、バラ肉の部位でしょうか。
見た目は、煮込まれ固そうですが、実際にはホロホロとした柔らかめの食感で美味しかったです。
真っ黒に近いような関東風のつけ汁です。
甘さと醤油の辛さのちょうど中間くらいで、食べやすくもあり、満足できる美味しさもありました。
うどんの麺は、中太くらいの太さで断面は丸よりも四角に近いです。
最初はプニっとした柔らかい食感ですが、しっかりと芯の部分にコシがあり、食べていて飽きが来ませんでした。
あとがき
藤店うどんさんは、「隠れうどん県」の埼玉に数ある、うどん屋さんの中でも代表店言われるほど、人気、知名度ともに高いお店です。
創業年数は不明ですが、もともとは定食屋さん系のうどん店でしたが、2001年にうどんの専門店として、現在は川越店と大宮店の2店舗のみです。
埼玉のうどんを代表するお店として、これからもっともっと進化を続けて埼玉うどん、強いては「うどん県埼玉」を、もっともっと有名にして欲しいです。