外観
お店は秩父鉄道の上熊谷駅から徒歩5分もしくは、JR熊谷駅からから徒歩15分ほどの通り沿いから、少し奥まった場所にあります。
なんとも昭和感というか、非常に趣のある暖簾と外観に哀愁を感じてしまいます。
入口が2ヶ所あり、どちらからでも入ることができますが、正面がどっちかは不明です。
駐車場
店舗裏手に専用の駐車場があります。
食べログには5台置けると書いてありますが、お店の車が置いてあるので実質3台という感じです。
店内
外観同様に店内も、丸椅子にテーブルなど、かなり昭和レトロ感があります。
奥には座敷席があり、壁にはびっしりとサイン色紙が貼られています。
席はテーブル16席、座敷4席の全20席ほどとなっています。
メニュー
店名は食堂ですが、うどん専門店となっているので、メニューはうどんのみです。
うどんは大きく分けて、冷たいものと温かいもので、冷たいのがつけ汁で、温かいの汁に浸かったうどんになります。
量はそれぞれに小、大、特大の3種類で、小が一般的な1玉になります。
肉うどん
温かい肉うどんを注文しましたが、運ばれてくると、出汁の良い香りがします。
一番特徴的なのは海苔が入っていることです。
運ばれてきた時にはシワシワ状態ですが、汁に溶け込むと風味にもなります。
お肉は豚バラ肉を使っているそうです。
しっかりと煮込まれていて、ホロホロとした食感が美味しいです。
うどんは中太くらいに、ちぢれ感があります。
歯切れよくボソボソと切れる食感に最初は違和感がありますが、徐々に慣れてくると心地良い歯ごたえに感じます。
うどん汁は甘めで、ホッコリさせてくれるような味です。
醤油が少し強いのですが、出汁のベースがしっかりと効いている旨さもあります。
あとがき
先日、小川町のうどん屋さんに行くと「うどん子TV」という暖簾を発見しました。私は知らなかったのですが、友人曰く、埼玉のうどんを食べているYouTuberだそうで、うどん子TVさんが紹介されていたのがこちらの天狗屋食堂さんでした。
店舗は非常に趣のある昭和レトロ感たっぷりで、個人的に非常に好みです。うどんもシンプルではありながらも飽きがこない味と、田舎うどんを思わせる独特の食感を持つうどん。
60年近く営業されているそうで、長年愛されるお店というのも非常に納得できました。