外観
銀座のど真ん中くらいになる3丁目で、ブランド店が並ぶ中央通りから一本裏道に入った場所にあります。
名前の通り煉瓦作りの外観は非常に雰囲気があります。
店内
店内はドラマで思い浮かべるような洋食屋さんそのまんまです。
席は全部で110席とかなり広めです。
入店するとなぜか2階に案内され、1階は倉庫のようになっていて、2階と3階が飲食スペースのようです。
メニュー
洋食のメニューは多めで、しっかりと前菜〜サラダ〜スープとひと通りそろっています。
メインもお肉、シーフード、スパゲッティやサンドイッチと豊富です。
中でもポークカツレツやオムライスは煉瓦亭発祥のメニューなので人気があります。
オニオングラタンスープ
オーブンでしっかり焼き込んだ濃い目の見た目が美味しそうです。
とても好きでメニューにあるとついつい頼んでしまう一品です。
チーズはかなり分量が多めでしっかりとしています。
溶け具合が弱いのが少し残念ですが味は美味しかったです。
スープは濃厚なコンソメで溶け込んだオニオンの甘みが美味しいです。
火がかなり入った部分の香ばしさも良かったです。
明治誕生オムライス
教科書のようなオムライスです。
煉瓦亭発祥メニューの1つであるので注文してみました。
表面のオムレツはキメが細かくしっかりとした感じです。
食べてみるとふわっとする不思議食感です。
ケチャップは少し酸味が強めですがトマトの味がしっかりとします。
ライス、オムレツとの相性は良い感じです。
ライスは少し黒っぽい色で、秘密は隠し味の醤油と砂糖だそうです。
具材はシンプルに玉葱、挽き肉とマッシュルームで食べると懐かしい感じの味がします。
あとがき
煉瓦亭さんは1895年創業で日本の洋食の礎を築いたお店で、洋食屋という言葉もこちらのお店から生まれたとか。発祥となるメニューはポークカツレツやカキフライ、オムライスと国内外の料理を組み合わせて作られた独自メニューはまさに日本の食を語る上では欠かすことができません。
しかし、実際にお店に来てみると、1階が倉庫のようだったり、どこか活気を感じられないのが残念でした。価格がどうだとかはあまり思いませんが、どことなく暗い雰囲気に心配になっちゃいました。料理が美味しかっただけに残念。