【2025年最新】上野周辺エリアのラーメン・つけ麺店ランキングTOP10! 本当に美味しい名店を厳選紹介

上野エリアで食べるべきのラーメン店

東京・上野駅周辺のラーメン事情は、古くからの飲食エリアとしての賑わいと観光地としての多様な客層が交わることで、非常に幅広いスタイルが共存している点が大きな特徴です。

まず、通勤客や旅行者が利用しやすい駅近という立地から、濃厚で安定した満足感が得られる王道系が根強く支持され、特に豚骨を中心とした重厚なスープや、パンチのある濃い味を求める層は一定の存在感を保っています。

一方で、健康志向の高まりや、観光客の幅広い食文化に応える形で、あっさりとした清湯系や素材を絞ったミニマルな一杯、さらには動物性食材を控えたヘルシー志向のラーメンも受け入れられるようになっています。

また、上野という街の多国籍性を反映し、辛味や香辛料を強く効かせたエスニック寄りのラーメンや、独自のアレンジを加えた個性派の一杯も増え、ラーメンを“選ぶ楽しさ”が広がっている点も見逃せません。

さらに、昼夜問わず利用できる店が多く、買い物や観光の合間に立ち寄れる気軽さも上野エリアならではの魅力です。総じて、上野駅周辺のラーメン文化は「王道」と「個性」、「濃厚」と「軽やかさ」が絶妙に混ざり合い、多様なニーズに応える柔軟性の高さが際立つエリアと言えます。

食べログで上野周辺エリアのラーメン店を調べる

麺処 晴

麺処晴は、東京・入谷で2012年7月に創業した、煮干し好きの心をつかんで離さない人気ラーメン店です。上野エリアからも足を延ばしやすく、「上野周辺で一度は行きたい煮干しラーメン」としてたびたび紹介されています。

じわじわと口コミで評判を高め、今ではラーメン百名店の常連として名を連ねる存在になりました。当初はラーメンとつけ麺の二本柱でしたが、現在はより煮干しの魅力を尖らせたラーメン一本で勝負しているのも、この店らしいストイックさを物語ります。

あいだやはグループの新機軸として、ビルの“間”に位置することから名付けられ、オープン直後から高評価を獲得。2025年にはあいだや2も上野に登場し、勢いを増しています。​

入谷駅から徒歩すぐ交差点角の落ち着いた店構えで、扉を開けるとカウンターだけのコンパクトな空間に、煮干しの香りと湯気がふわりと広がります。店内はシンプルでやや照明を落とした雰囲気の中、黙々と鍋に向かう店主の真剣な所作と、ほどよく活気ある客席の空気が交じり合い、「一杯に向き合う時間」を楽しませてくれます。

看板メニューの中華そばは、鶏のうま味を下支えに、煮干しをふんだんに使ったスープが主役で、濃厚ながらえぐみを抑えたクリアな味わいが持ち味です。低加水の中細ストレート麺がスープとぴたりと寄り添い、一口ごとに煮干しの香りが立ち上る、完成度の高い一杯に仕上がっています。

らーめん 鴨to葱

らーめん鴨to葱上野御徒町本店は、鴨と葱というシンプルな組み合わせで勝負する、上野エリア屈指の人気ラーメン店です。

御徒町駅から徒歩約1分、アメ横至近という立地の良さもあり、早朝から深夜までラーメンファンが途切れません。

上野エリアでの営業は2010年代後半から始まり、鴨と葱に特化したコンセプトラーメンとして一気に話題を集めました。 現在はブランドとして店舗展開を進めつつも、上野御徒町本店は“原点”として多くの常連客を惹きつけています。

看板の「鴨らーめん」は澄んだ鴨出汁スープに醤油の香りを重ね、鴨脂の甘みとキレのある後味が両立した一杯です。

細めのストレート麺としっとり仕上げた鴨チャーシュー、さらに3種から2種を選ぶ葱トッピングが合わさり、最後まで表情の変化を楽しめます。

関連記事

鴨と水と葱のみ無化調でシンプルな上品さの御徒町にあるラーメン店「らーめん 鴨to葱」

上野御徒町にあり鴨と葱にこだわり無化調で作られた繊細なラーメン店「らーめん 鴨to葱」さんに食べ歩きでお邪魔して、実食したレビューを掲載しています。

らーめん 稲荷屋

らーめん稲荷屋は2015年3月創業、上野と浅草の間・稲荷町に店を構える、フレンチ出身店主が腕をふるう実力派ラーメン店です。

黄色いテントに「らーめん稲荷屋」の赤文字が映える外観は、昔ながらの町中華を思わせつつ、中身は洗練された一杯でラーメンファンを驚かせてきました。 食べログ百名店にも選出されており、上野エリア屈指の人気店として知られています。​

看板メニューはボリューム満点のワンタン麺で、大ぶりチャーシューとワンタンが丼を埋め尽くすビジュアルながら、スープは出汁がじんわり広がる上品な仕上がりです。

醤油背油ラーメンや塩ラーメンも評判が高く、濃厚さとキレのバランスがよく、女性でも食べやすい味わいとされています。 また、フレンチの技法を生かした限定メニューでは、鮮魚や金目鯛・平目出汁、アクアパッツァ風など、他では出会えない一杯が提供され、通う楽しみを生んでいます。​

支那そば大和 稲荷町店

稲荷町店は2020年代初頭にオープンし、店主のこれまでの経験を凝縮した一杯で瞬く間に支持を集めました。

元祖「八雲」の系譜を引き継ぎつつ、独自の進化を遂げ、上野エリアの隠れた名店としてファンを増やしています。​

カウンター中心のシンプルな空間に、ラーメンの湯気と出汁の香りが漂い、真剣な職人仕事が間近で感じられる臨場感あふれる店内。

ランチタイムは活気がありつつ回転が良く、一人でもゆったり集中して味わえます。​

白だしは鶏・魚介・貝・昆布の複層的な旨味が溶け合い、温度が下がっても風味が持続する上品な仕上がりです。

特製雲呑麺はふわちゅるワンタン、手打し平打ちぢれ麺、薫製風ピンクチャーシューが主役で、麺の太さや固さをカスタム可能。 黒だしも人気で、テイクアウト対応も便利です。​

あいだや

あいだやは、2023年10月2日に上野・御徒町エリアにオープンした、ミシュラン常連の「小池グループ」最新店で、つけ麺の新境地を切り開く人気店です。 雑居ビルの1階にひっそり佇む店構えながら、行列が絶えず、ラーメンファンの間で話題沸騰中。

カウンター9席のみのこぢんまりした空間に、木目調の清潔感とスープの香りが溶け合い、集中して味わえる落ち着いた空気。 スタッフのテキパキした動きと優しい接客が心地よく、平日ランチからディナーまで回転良く、一人でもリラックス可能。

最大の魅力は「2種つけ汁つけ麺」で、豚骨魚介・にんにく醤油・海老・担担の4種から2つを選べ、一杯で多彩な味わいを堪能可能。 コシ強めのストレート麺が濃厚スープに絡み、チャーシューや味玉のトッピングで満足度抜群。

さんじ

さんじは、2012年1月29日に上野・東上野(稲荷町エリア)にオープンした、元力士「きんちゃん」こと店主が営む実力派ラーメン店です。 開店当初から「元力士のラーメン屋」としてメディアに取り上げられ、今では煮干しベースの進化を続ける人気店として行列が絶えません。​

オーストラリアでのワーキングホリデー中、現地ラーメン店「亮亭」で修行を積み、帰国後わずか3ヶ月で2012年1月末にオープン。 当初の話題性から支持を集めつつ、年々メニューを攻め続け、ラーメンマニアが注目する店へ成長。相撲ファンにも有名で、安定した人気を保っています。​

自家焙煎煮干しを効かせた優しい味わいのスープがヘルシーで、背脂や魚介のレイヤーを重ねた一杯が魅力。 細麺や中太麺がスープに寄り添い、チャーシューやメンマのトッピングで満足感高く、限定メニューも進化を止めません。食べやすいのに深みがあり、リピート必至です。​

東上野の路地裏に位置するこぢんまりしたカウンター席中心の空間で、煮干しの香りと湯気が漂うアットホームな空気。 店主のフレンドリーな笑顔とテキパキした動きが心地よく、一人客が集中して味わえる活気ある佇まいが魅力です。​

Craft Ramen BiT (クラフトラーメン ビット)

Craft Ramen BiT(クラフトラーメン ビット)は、2024年2月26日に入谷駅近くにオープンした、蔵前「らーめん改」元店長・三上義晃氏が独立した新鋭ラーメン店です。 店名は「少し元気になれる一杯」を意味し、多様な飲食経験を活かしたコンソメラーメンが上野エリアの話題をさらっています。

中華・洋食・和食居酒屋などで腕を磨き、「らーめん改」で店長を務めた三上氏が、2024年2月26日大安に独立オープン。 オープンから試行錯誤を重ね、ジビエコンソメの独自路線で瞬く間に支持を集め、行列店へ成長中です。​

看板「コンソメらーめん(醤油)」は鹿肉・鶏のコンソメベースに魚介出汁を加え、ふんわり香る上品で個性的な味わい。

自家製低加水中細ストレート麺がスープに絡み、燻製・煮込みチャーシュー2種、エリンギ・ごぼうソテー、香味油で最後まで変化豊か。 塩版もどんこ椎茸・昆布出汁で展開、進化を続けています。

喜多方食堂 浅草本店

喜多方食堂 浅草本店は、2013年7月15日に東京・元浅草にオープンした、本場福島県喜多方ラーメンを朝から味わえる貴重な一軒です。 稲荷町駅徒歩3分の好立地で、朝7時開店「朝ラー」文化を東京に持ち込み、ラーメンファンに愛されています。

喜多方ラーメンの伝統を継承し、2013年夏に浅草エリアでスタート。 あごだし醤油スープを武器に口コミで広がり、平日7:00～20:00(現在は15:00まで)の通し営業で朝食からランチまで対応、水曜定休の安定運営を続けています。​

看板のあごだし醤油ラーメンは、すっきり深みあるスープに中太縮れ麺が絡み、背脂トッピングでコクをプラスした本格喜多方スタイル。

味噌や蔵出し醤油も揃い、材料切れ早めの人気ぶりで、朝ラー文化を体現したボリューム満点の一杯です。

あいだや2

あいだや2は、2025年3月26日に上野・御徒町エリアにオープンした、ミシュラン常連「小池グループ」の新店で、懐かしい動物・煮干しスープのラーメンが魅力の人気店です。

小池グループは2013年上北沢「らぁめん小池」創業以来、中華蕎麦にし乃やつけめん金龍などミシュラン掲載店を連発。 あいだや2は2025年3月26日シークレットオープン後、豚骨鶏ガラベースの進化スープで瞬く間に支持を集め、昭和通り沿いの好立地で勢いを増しています。

看板ラーメンは豚骨・鶏ガラに鯖節・宗田節・煮干しを効かせた、昔ながらの優しい味わいを現代技法で再構築した一杯。

海老ワンタン麺やざる中華も揃い、黒毛和牛すき焼きご飯がご飯モノの主役で、満足度高くリピートを誘います。

グループの10号店として、あいだや1号店のつけ麺路線から転じ、シンプルな一杯で新たなファンを獲得しています。​

関連記事

【あいだや2】ミシュラン常連の小池グループが煮干しと動物系の風味豊かな御徒町にあるラーメン店

上野・御徒町駅の中間地点にあり有名ラーメングループが2025年に創業し動物系と節系のスープをブラッシュアップしたラーメン店「あいだや2」さんに食べ歩きでお邪魔して実食したレビューを掲載しています。