外観
お店は東京メトロ大江戸線の西新宿5丁目より徒歩1分のわりと大きな道沿いにあります。
見た目はよくある中華料理屋さん風です。
店内
店内はかなりキレイで、本格中華料理屋さんの雰囲気です。
柱などにも絵が描かれ、彫刻なども置いてあるので雰囲気がすごくあります。
席は4人掛けテーブルが8組ほどあり、全32席とわりと広めです。
2階にも席があるようなのですが、2階の席数は不明です。
著名人の色紙
店内の天井付近の壁には所狭しと色紙が飾ってあります。
たくさんある色紙の中から、故赤塚不二夫先生と写真家のアラーキーこと荒木経惟さんの色紙がありました!
他にもジャンルや年齢問わず、多くの著名人から愛されているお店のようです。
ランチメニュー
平日にお邪魔したので、平日限定のランチメニューがありました。
価格は1000円しないほどなので、それほど高いという印象はありません。
ちまきや水餃子が食べたかったのですが、ランチは不可のようでした。
ディナーメニューも壁に貼ってありますが、価格表示がされていないのが気になりました。
山珍居さんは、本格台湾料理のお店なので、今まで聞いたこともいないメニューもあり、かなりそそられます。
魯肉飯
「魯肉飯(ローバープン) 700円」です。
魯肉飯の丼とスープが付いてきました。
スープは玉子スープのようです。
味は薄めですが、染み入るような台湾料理的な味がシックリきます。
魯肉飯はまずボリュームにびっくりします。
大きなラーメン丼にけっこう盛られています。
レタスがけっこうな量入っていました。
食感はシャキシャキで、味も全然悪くありません。
お新香的にザーサイが入っていました。
自家製だと思われ、今まで食べたことがない柔らかさです。
味は少し塩気が強めですが、さっぱりした魯肉飯にはピッタリで美味しいです。
丼の中央には煮玉子の半身が鎮座します。
味は見た目以上に優しく、それでいてシッカリとした味が美味しいです。
ご飯は見た目は普通のご飯なのですが、食べてみると全然違いました。
米粒が小さく、日本米ほどしっとりした感じではなく、かと言ってタイ米ほどパサパサという感じではありません。
食べてみると、かなりお米に香りがあり、炊く時にひと工夫しているのでしょうか。かなり美味しいです。
丼の特徴である肉そぼろですが、こちらの味もかなり優しめ。
それでいて、手間暇が掛かっているのが分かる、味の深さがあり非常にご飯にもレタスにも合って美味しいです。
総評
以前に台湾料理屋さんで魯肉飯を食べたのですが、大きな角煮がギトギトで美味しくないというイメージがあり、美味しい魯肉飯を探していたところ、こちらのお店を見つけました。
魯肉飯のお味はかなり優しく、それなのにシッカリと味があるという不思議な感じです。丼にモリモリと盛られたボリューム感で最初は圧倒されましたが、食べてみると不思議と嫌な満腹感という感じは全く無く、むしろほんわかとした不思議な感覚がありました。この感覚が「もしかすると医食同源なのでは?」と勝手に想像してしまいました。
周囲にはオフィスビルがたくさんあり、ランチ真っ最中にお邪魔したのに、活気がなかったのが気になります。
味はかなり美味しいですし、食の奥深さを勉強させて頂けた感じです。もっと他の料理も食べてみたいので、今度はディナー・タイムにお邪魔致します。
「絶対!!また来ます!!」
店舗情報
- 店名
- 山珍居
- 住所
- 東京都新宿区西新宿4-4-16
- 営業時間
- [火~土] 12:00~14:00 17:00~22:00(LO 21:30) [日] 17:00~22:00(LO 21:30)
- 定休日
- 月曜日
- 種別
- アジアン