紹介するのはこんなお店です
成田山新勝寺の表参道にある大判焼き専門店で、1961年(昭和36年)に創業しました。
自家製の生地と北海道産の厳選されたあずきを使用した餡が特徴で、小豆あんと白あんの2種類を提供しています。
金時の甘太郎焼
JR成田線の成田駅もしくは、京成電鉄の京成成田駅からそれぞれ徒歩5分ほど、成田山新勝寺の表参道にあります。
店舗はま新しい印象を受けますが、創業は1961年(昭和36年)と60年ほどの歴史があります。
車で来店される場合、残念ながら店舗専用駐車場はないので、周辺のコインパーキングを利用します。
近くの駐車場を探すなら2週間前~利用直前まで、スマホ・PCで簡単予約ができる 駐車場予約なら「タイムズのB」 がオススメです。
店内
基本は持ち帰りのみですが、店先には椅子が何脚かあり、座って食べることもできなくなさそうです。
店員さんが焼いている様子を、ガラス越しや会計時に見られ、手際の良い作業とともに、皮の焼ける甘い香りが漂ってきます。
メニュー
購入できるのは、「しろあん」と「あずきあん」の2種類の今川焼です。
多くのお客さんは、「白◯個、小豆◯個」と注文されているようでした。
甘太郎焼
見た目は「今川焼き」もしくは、「大判焼き」そのものですが、こちらでは「甘太郎焼」という名前で売られています。
持ち帰り専門店ですが、注文時に「すぐに食べます」と伝えると、紙に包んで渡してくれます。
駅から成田山新勝寺までの道すがら、アツアツの今川焼きを食べながら向かうのも、どことなく風情があります。
しろあん
白いんげんを原料とした白餡で、真っ白な色合いがキレイで印象的です。
皮は薄めで、手で割った瞬間に中の餡が出てきます。
餡そのものは、甘さは最低限に抑えられているので、白いんげん豆の風味が強く伝わってきます。
あずきあん
北海道産の小豆を原料とした、つぶ餡はしろあん同様に甘さは控えめで塩気が効き、小豆独特の香りが口に広がります。
皮はモチモチとして、甘さがあるので、餡との絶妙なバランス感があります。
店先で1つ、持ち帰りに数個購入し食べ比べましたが、やはり出来立てアツアツの方が美味しさが際立ちます。
あとがき
記事のタイトル、文中では「今川焼」と表記しましたが、「そう言えば、大判焼き」という名との違いはと思いふけりました。
Wikipediaによると、「国語学者の岸江信介によれば、今川焼きを指す呼び名は少なく見積もっても全国で100種類以上あるという。さらに、同じ地域であっても世代によって異なる呼び名が使われることもある。」
「今川焼」は、主に関東地方での呼び名で、関西では「回転焼」、全国的には「大判焼」が一般的なようです。
甘太郎焼の味は、原材料の風味を損なうこと無く、甘味が抑えられ塩気も効いた好みの味で、美味しいと言われる今川焼の多くは、薄皮で餡が美味しいことに尽きます。
店舗情報
- 店名
- 金時の甘太郎焼
- 住所
- 千葉県成田市花崎町525
- 営業時間
- 9:00〜売り切れまで
- 定休日
- 食べログに記載なし
- 価格帯
- 〜999円
- ジャンル
- 和菓子