Netflixオリジナル 隣の国のグルメイト
バラードの皇帝ソン・シギョンと、「孤独のグルメ」の井之頭五郎役でおなじみの松重豊が、日本と韓国、それぞれのおいしい店を紹介し、料理に舌鼓を打つグルメ旅番組「隣の国のグルメイト」。
ふたりは、ソン・シギョンが大好きな「孤独のグルメ」にゲスト出演したことをきっかけに交流が始まりました。「孤独のグルメ」の韓国ロケでは差し入れをするほど松重豊の井之頭五郎が好きだと公言し、番組のロケを任せてもらえたら店を紹介すると話すソン・シギョンは、自分の番組に出てほしいと公開プロポーズ。
そんな日韓の食品交流事業「隣の国のグルメイト」の予告編動画が配信されました。
松重が13年間通った「やばい」グルメ店

バラードの皇帝ソン・シギョンと「孤独のグルメ」で知られる松重豊が美食を味わう旅へ。
東京でスタートを切ったふたりは、刺激的な辛ウマ料理を求めてある店へ向かう。
中国家庭料理 楊 2号店

中国家庭料理楊2号店は、池袋駅西口から徒歩約3分にある四川料理の専門店で、テレビドラマ『孤独のグルメ』のシーズン1第3話に登場したことで広く知られるようになりました。
店内は、カウンター席とテーブル席を合わせて約26席のアットホームな雰囲気で、中国の家庭的な内装が施されています。 壁には縁起の良いとされる掛け軸が飾られ、中国の伝統的な装飾が施されています。

この店の名物料理は「汁なし担々麺」で、 モチモチとした太麺に辛味ダレと香辛料が絡み合い、 四川山椒の刺激とタレの辛味が絶妙に調和しています。 また、皮から手作りした「羽付き餃子」も人気メニューの一つで、 パリパリの羽根とモチモチの皮、そしてジューシーな具材が特徴です。
本格的な四川料理を気軽に楽しめる店として、多くの人々に親しまれています。
- 中国家庭料理 楊 2号店
- 四川料理、担々麺、餃子
- 東京都豊島区西池袋3-25-5
- 月・火・水・木・金11:30 – 15:00L.O. 14:3017:30 – 23:30L.O. 22:30土・日11:30 – 23:30L.O. 22:30
- 無休
- 1000円〜1999円
日本で最も高いチーズケーキ

アニメ「スラムダンク」の聖地であり、松重お気に入りの店がある鎌倉にやってきた二人。さっそく、日本で一番高いチーズケーキを販売するというその店に向かう。
ハウス オブ フレーバーズ

ハウス オブ フレーバーズは、1994年に料理研究家のホルトハウス房子さんが神奈川県鎌倉市鎌倉山に開いた洋菓子店です。店名は「風味の家」を意味し、その名の通り、多彩な焼き菓子やケーキを提供しています。
店舗は、鎌倉山の緑豊かな高級住宅街に位置し、木の葉をイメージしたガラス張りのスタイリッシュな建物が特徴です。店内は柱が一本もなく、天井は木の葉の形状を模しており、窓際の大理石のベンチからは鎌倉山の美しい景色を一望できます。この設計により、訪れる人々はまるで自然の一部になったかのような感覚を味わえます。

看板商品であるチーズケーキは、ホルトハウス房子さんが35年の歳月をかけて完成させた逸品です。上層のサワークリームとクリームチーズ、シナモン風味の生地の三層から成り、なめらかな口当たりと深いコクが特徴です。「日本一のチーズケーキ」と称され、多くの人々を魅了しています。
また、チョコレートケーキや季節の焼き菓子など、常時10種類以上のスイーツが揃っています。これらはすべて、ヨーロッパの古典菓子に独自のエッセンスを加えたもので、手作業で丁寧に作られています。
店内にはイートインスペースがあり、革張りの椅子に座りながら、鎌倉山の自然を眺めつつ、ゆったりとした時間を過ごすことができ、洗練された空間とこだわりのスイーツで、訪れる人々に特別なひとときを提供しています。
涙が出る味、伝説の焼肉

「孤独のグルメ」に登場した伝説の店で焼肉を堪能する松重と、その姿を感動のまなざしで見つめるシギョン。
箸が止まらない二人の口から、次々と賞賛の言葉が飛び出す。
焼肉ジンギスカン つるや

「焼肉ジンギスカンつるや」は京急八丁畷駅から徒歩約5分、JR川崎駅からも徒歩15分程度でアクセス可能な老舗焼肉店です。
創業から50年以上続くこの店は、昭和の雰囲気を色濃く残し、煙が立ち込めるレトロな店内で、ジューシーな焼肉を楽しめます。

特に「ジンギスカン」や「シビレ(牛の胸腺)」が人気で、秘伝のタレが肉の旨味を引き立てます。
平日は予約可能ですが土日祝日は予約不可のため、開店前から行列ができることもあり、訪れる際は事前に確認することをおすすめします。
- 店名
- 焼肉ジンギスカン つるや
- ジャンル
- 焼肉、ジンギスカン
- 住所
- 神奈川県川崎市川崎区日進町19-7
- 営業時間
- 18:00 – 21:30L.O. 20:50
- 定休日
- 火曜日
- 予算
- 8000円〜9000円
最高のおつまみ、おまかせ焼き鳥

次にふたりが訪れたのは、おいしくてお財布にもやさしい焼き鳥屋。
お酒と一緒に焼き鳥を堪能するシギョンを見て、禁酒7年目の松重も思わずちびりと味見。
焼鳥 酉たか

酉たかは、2013年10月9日に二子玉川で開店した焼鳥店で、鶏の希少部位と内臓に特化した焼鳥を提供しており、その種類は30種類以上に及びます。
店内はカウンター29席と個室3室を合わせた全41席で、カウンター席では、職人が串を焼き上げる様子を間近で楽しむことができ、高級感のある個室ではプライベートな時間を過ごすことができます。
また、地域の特産品を使用した料理や、全国各地の銘酒・銘品を豊富に取り揃えており、日本の食文化の素晴らしさを伝えることを目指しています。

焼鳥は紀州備長炭を使用し、各部位に最適な味付けで丁寧に焼き上げられます。例えば、「みさき」はガーリックバターで香り高く仕上げ、「背肝」(腎臓)はバルサミコ酢入りの醤油ダレで風味を添えています。
また、串7本コース(2,800円)や串10本コース(3,500円)といったリーズナブルな価格設定も魅力です。 他にも「ちょうちん」(未成熟卵と卵管)や「みさき」(雌の尾)などの希少部位が人気です。
夕暮れの富士山と幻想的なプリン

松重が紹介するデザート第2弾として、富士山が望めるプリン専門店にやってきたふたり。
特別な雰囲気の中で、感動的においしいプリンを味わう。
マーロウ 本店

マーロウ秋谷本店は、1984年に神奈川県横須賀市秋谷で創業した洋菓子店です。2024年には創業40周年を迎え、神奈川・東京を中心に12店舗を展開しています。
当初はレストランとしてスタートし、デザートとして提供していたビーカー入り手作り焼きプリンが評判となり、持ち帰り用として販売を開始しました。
店舗は海沿いに位置し、テラス席からは美しい海を眺めながら食事やスイーツを楽しむことができます。店内にはカフェが併設されており、プリンだけでなく、魚や新鮮野菜を使った料理も提供しています。
また、店舗限定のプリンや季節限定の商品もあり、訪れるたびに新しい味わいを楽しめます。

プリンは耐熱ビーカーに入れて提供されており、このビーカーは計量カップとして再利用可能で、コレクションする楽しみもあります。ビーカーのデザインは期間限定やコラボレーションによる特別仕様もあり、訪れるたびに新しいデザインに出会えることも魅力の一つです。このプリンはオーブンで焼き上げ、卵の力だけで固めた昔ながらの製法を守っており、ゲル化剤や糊料は使用していません。
美味しいスイーツとともに、海を眺めながらゆったりとした時間を過ごせる特別な場所として、多くの人々に愛されています。
- マーロウ 本店
- カフェ、イタリアン、洋菓子
- 神奈川県横須賀市秋谷3-6-27
- [月~木]お食事 11:00~14:00(L.O) 17:15~19:30(L.O)喫茶 11:00~20:00(L.O)テイクアウト 11:00~20:30[土・日・祝]お食事 11:00~14:00(L.O) 17:15~19:30(L.O)喫茶 11:00~20:30(L.O)テイクアウト 11:00~21:00
- 金曜日その他不定休
- 2000円〜2999円
40年来の馴染みの店、老舗の中華料理店

40年前、空腹に耐えながら夢を追っていた松重がかつてアルバイトをしていた中華料理店にやってきたふたり。
そこで待っていたのはSNSで話題のピンク色のチャーハン。果たしてそのお味は…?
珉亭

下北沢にある老舗中華料理店珉亭(みんてい)は、1964年に創業しました。店内は昭和の雰囲気を色濃く残し、木製のテーブルや緑色のピッチャーなど、どこか懐かしさを感じさせます。壁には多くの有名人のサインが飾られ、その人気ぶりがうかがえます。
店内は1階にカウンター席とテーブル席、2階には座敷があり、幅広い客層に対応しています。多くの若者や地元の人々に愛され、開店前から行列ができることも珍しくありません。

名物料理として、ピンク色のチャーハンがあり、チャーシューに使用される食紅がご飯に色を付けるためで、見た目の鮮やかさが特徴です。味はこってりとした濃いめの味付けで、一度食べると虜になる人が続出しています。
また、「ラーチャン」と呼ばれる半ラーメンと半チャーハンのセットも人気です。ラーメンはあっさりとしたスープが特徴で、チャーハンとの相性も抜群です。
さらに、ピリ辛の白菜漬けがトッピングされた「江戸っ子ラーメン」も提供されています。このメニューは、札幌ラーメンブームに対抗して考案されたもので、大きな丼と辣白菜が特徴です。
昭和のノスタルジックな雰囲気と個性的なメニューで、多くの人々を魅了し続けています。
30年の老舗の品格、プイル炭火カルビ

美食家コンビが次にやってきたのはソウル。シギョンが厳選したおすすめの店で、黒ヒョウのように豚カルビにかぶりつく松重。
一緒にサムを作って食べながら、二人の友情はさらに深まっていく。
プイルカルビ

ソウルの永登浦(ヨンドゥンポ)にある「プイル炭火カルビ」は、33年前にオモニ(母)が家計を支えるために開業した豚焼肉専門店です。
店内は90年代にタイムスリップしたかのような懐かしい雰囲気が漂い、タレがよく染み込んだテジカルビを炭火で焼くスタイルが特徴です。
店名は「富と仕事」を意味し、初心を忘れず、手を抜かない誠実な商売を信条としています。

特製のもみだれは、釜山の醤油をベースにキウイ、梨、パイナップルなどの果物を使用し、豚カルビに深い味わいを与えています。
また、手作りのおかずやテンジャンチゲも提供され、家庭的な味わいが楽しめます。
店内はオモニの温かい人柄が反映されたアットホームな雰囲気で、訪れる人々に安らぎを提供しています。
- プイルカルビ
- 焼肉
- ソウル特別市 永登浦区 永登浦洞3街 23-11
- 月・水~木曜16:30~22:00、金~日曜11:30~22:00(ブレイクタイム14:30~16:30) ※ウェイティング状況により最終入店時間が異なる
- 火曜
- 19,000ウォン
「中毒になった愛」平壌冷麺

幼い頃の思い出が詰まった冷麺の名店に松重を案内するシギョン。
数十年の歴史をもつこの特別な場所で、松重に冷麺の魅力を伝えることはできるのか。
筆洞麺屋

「筆洞麺屋(ピルトンミョノッ)」は、ソウルの忠武路(チュンムロ)にある有名な平壌冷麺の専門店です。「筆洞」とはこの辺りの地名を指し、韓国では冷麺店に「麺屋」という漢字語がよく使われます。
お店は1985年に開業したという老舗店で、知らない人はいない!とまで言われるお店です。

この食堂は議政府(ウィジョンブ)市にある有名な冷麺店の味を引き継いでいて、スープには牛肉と豚肉の2つで深い味わいを出し、蕎麦粉をベースにした細麺はハサミを使わなくても、かみ砕ける柔らかさ。
とうがらし粉で味を引き締めるのが「議政府系列」の特徴です。海外の美食家にもその味が認められ、毎年のように「ミシュランガイドソウル」にも取り上げられています。
- 筆洞麺屋
- 冷麺・韓国料理
- ソウル特別市 中区 筆洞3街 1-5
- 11:00~20:20(ブレイクタイム16:00~17:00)
- 日曜、旧正月・秋夕(チュソク)の連休
- 15,000ウォン