カネキッチン ヌードル(2023年7月26日〜31日)

世界的ガイドブックを始め、国内外の数多の賞を受賞し、日本を代表する名店となったお店です。
チャーシュー丼

チャーシューにタレと青葱がまぶされています。
チャーシューは豚肩ロースで、赤身が残るほどに絶妙に火入れがされています。
タレは醤油バターのような、香ばしさと、ご飯に合うような感じが美味しかったです。
冷やし鴨南蛮

ラーメンWalkerキッチン限定、数量限定だったのですが、運良く食べることができました。

葱が多めなので、葱好きにはたまらないです。
葱にのった山椒がスープや麺などと絡むと、アクセントにもなるし、爽やかな印象を受けました。
ラーメンWalkerキッチンで、山椒をつかったラーメンを多く食べている感じがするので、ラーメンにとって注目食材なのでしょうか。

冷しラーメンということなのだが、かぼすが入っていることで、「夏」を感じさせてくれました。
柑橘系の酸味は、冷たいものには良いスパイスでした。

チャーシューには、固くなりがちな鴨が、丁寧に調理されていて、柔らかい食感で旨味を十分に感じさせてくれました。
提供直前に、表面がバーナーで軽く炙られているので、風味に深さがありました。

麺は三河屋製麺謹製の喉越しの良い細ストレート麺です。
麺の表面には全粒粉なのか、星のようなものが見え、食べていると、少し平打ちのような舌触りがありました。
冷たいスープにも負けないくらいに、コシと麺自体の美味しさがありました。

スープは国産鴨の丸鶏のみを使用して抽出し、白醤油で味付けをしているそうです。
ベースの鶏がしっかりと効いているので、旨味がちゃんと伝わってきました。
白醤油と山椒のアクセントもあってか、全体的に色艶のような印象でした。
魂麺(2023年7月19日〜24日)

今までに生み出したレシピ数は500種を超え「ラーメン伝道師(魔術師)」の異名を持つ、山西一成店主率いる「魂麺」さんです。

かれこれ半年ほど、ラーメンWalkerキッチンさんに通っていますが、お店が期間限定ということもあり、提供するメニューはいつもは少なめですが、今回はこれだけの料理を提供しているそうです。
町中華がそのままラーメンWalkerキッチンに来たような感じです。
焼餃子

サイズは一般的な餃子よりも、ひと回りくらい小さいです。
薄皮の表面はパリッと焼かれ、中の餡はしっかりと味がついているので、醤油なしでも食べられます。
醤油チャーシューメン

見た目は昔ながら感のある、素朴な感じのラーメンです。

メンマは不揃いに切られていて、大きいものや小さいものなどさまざまです。
見た目は固そうなのですが、実際はしっかりと甘めに味付けされ、スープなどと相まって昔ながら感のある味です。

チャーシューは、サイズ的にけっこう大きめなのものが4〜5枚と、けっこうボリューム感があります。
しっかりとした感じのチャーシューですが、バラ肉の脂身と肉身の柔らかさが良い感じに美味しいです。

麺は細めのストレート麺で、断面は丸よりも四角に近い感じです。
スルスルと口から喉へと抜けるような感じで、非常に食べやすい麺でした。

見た目的には黒めで、シンプルな醤油ラーメンのような感じです。
ベースは鶏ガラなどでしょうか、スッキリとした味で、抵抗感がないスープです。
スープに色気を出そうとしたのか、香味なのか胡麻油のような香りが少し邪魔に感じてしまいました。
麦の夜明け(2023年7月12日〜17日)

ラーメン★スターオーディション「チャレンジ店主部門」でオープン前にも関わらず実力を絶賛され入選し、開業すると激戦区の京都で瞬く間に行列店の仲間入り。世界的ガイドブック「ミシュラン」ビブグルマンにも掲載されている京都の伊藤聡孝店主率いる「麦の夜明け」さんです。
帆立の炊き込みご飯

牛蒡などが入っていて、香りが非常に立っています。
帆立の風味は弱いのですが、炊き込みご飯としては美味しかったです。
帆立と山椒の中華そば

帆立と山椒のオイルをつかった新感覚のラーメンで、人気実力店の店主たちが「ラーメン★スターオーディション」で絶賛した一杯です。

ラーメンの中央には、葱、メンマ、チャーシューが櫓のようにそびえ立っています。
葱は青みの部分を多くつかっているので、九条葱をつかっているようです。
最近ラーメン屋さんで、こういう盛り付け見ることがあるので流行りなのかと。

メンマはほぼ真四角に切られていて、あまり見たことがない形状です。
味付けはシンプルで、食感はかなりしっかりとしていました。

チャーシューは薄めに切られていますが、かなり大きく切られています。
表面には赤身が残り、柔らかい食感と肉々しさが美味しいです。

麺は、細めで若干のちぢれがある麺です。
山口県産「せときらら」の小麦粉を使用していて、ツルっとした喉越しと小麦の甘さがあります。

スープのベースは淡海地鶏、豚、魚介を使用した贅沢トリプルスープだそうです。
オイルとして白醤油に国産帆立オイルと山椒オイルをつかっていて、爽やかな香りと美味しさがあります。
しおらーめん進化 2nd(2023年7月5日〜7月10日)

東京の町田にお店を構え、関口信太郎店主率いる、塩ラーメンの名店「町田汁場 しおらーめん進化」がさらなる進化を遂げたセカンドブランドです。
鶏塩飯

塩味の鶏肉に胡麻と葱がかかっただけシンプルなご飯です。

鶏肉が「えっ!?」って思ってしまうくらいに柔らかくて、味が良く染み込まれています。
ラーメン屋さんのご飯物は、なぜか味濃いめが多い中、塩味の加減も絶妙で良い感じなので、葱と胡麻の風味もしっかり感じられます。
特製しおらーめん

チャーシュー5枚に、味玉が追加トッピングなので、かなり見た目のボリューム感があります。

メンマは小さく、細めに切られていて、味はスタンダードな感じです。
塩味のラーメンに葱が良く合うことで、葱好きとしてはたまりません。
味玉もしっかり塩味になっていて、黄身の甘さとの関係性がかなり良かったです。

豚バラの吊るし焼チャーシュー2枚、鶏モモ肉のチャーシュー3枚の豪華チャーシュー尽くめです。
鶏と豚ですが、食感などではなく、良い意味での違和感がなく、ちゃんと統一感がありました。

それぞれのお肉は、どちらも非常に柔らかく、ちゃんと気を使っている印象です。
スープや麺との相性も良く、極端にバランス感が逸脱しない秀逸さも感じました。

この麺は本当にズルいと思うくらいに、塩のラーメンに合っていましたし、個人的に好みでした。
国産小麦100%使用の自家製手揉み麺だそうで、シコシコとした食感と、スープを染み込ませるような感じが良かったです。

スープは最初の感じは、正直「こんなもんか!?」という感じでした。
ただ飲み進めると、違和感のない塩加減や、麺や具材との兼ね合いは、やはり良いものだと思い、気がつくと飲み干していました。
塩過ぎず、塩加減であるというような、絶妙な距離感が好きでした。