店舗情報
- 店名
- くらさわや
- 住所
- 静岡県静岡市清水区由比東倉沢69-1
- 営業時間
- 11:00~14:00 17:00~19:00
- 定休日
- 月曜(祝日は営業、翌日休)
- ジャンル
- 海の幸
店舗所在地
公式サイト
その他の掲載サイト
外観

国道1号から1本外れた側道のような道沿いの高台の一軒家になり、大きな暖簾が目印です。
店舗前の道は、狭い上に一方通行ではないのですが、一度道を間違えるとUターンも難しい狭い道なので、注意が必要です。
最寄り駅はJR東海道本線の由比駅からですが、徒歩約20分と距離があります。
駐車場

駐車場は由比駅方面から店舗を通り越したところにあります。
全部で10台分ありますが、週末などは満車を覚悟した方が良いかも知れません。
店内

店内は食堂のような雰囲気で、テーブル席が並んでいます。
夜にお邪魔したのですが、店舗自体が高台にあるため、目の前は駿河湾、晴れた日には富士山を望むことができるそうです。
席はテーブル20席、小上がり12席の全32席となっています。

お会計の際には、サイン色紙がたくさん飾られているのを見ることができます。
最近では、出川哲朗さんの「充電させてもらえませんか?」にも出たようです。
メニュー

メニューの中心は由比特産の桜海老をつかった料理です。
生や釜揚げ、かき揚げなど、単品で注文することもできます。

定食は、桜海老とお刺し身や釜めしなどがセットになったものが10種類くらいありました。
内容が微妙に違っているので、お好みを探すのが手だと思います。
生桜海老

朝採れでしょうか? 見事な色合いの生の桜海老が非常にキレイです。

桜海老は醤油とワサビで食べます。
鮮度が落ちると苦味が出ますが、苦味などは全くなく、むしろ桜海老の身のプリッとした鮮度まで感じられるくらいに、ほのかな甘味があります。
桜海老釜めしセット

桜海老の釜めし、かき揚げ、サラダ、小鉢、お新香、味噌汁がセットになっています。

ほうれん草のおひたし、サラダ、お新香です。
どれも味というか、料理の基本がしっかりとある味付けで、美味しく頂けました。

白味噌のワカメのお味噌汁です。
こちらも小鉢同様に、シンプルではありますが、しっかりと出汁が取られていて美味しいです。

桜のかき揚げです。
かき揚げの場合、普通は玉葱などの野菜を混ぜるのですが、こちらのかき揚げは、ほぼ桜海老のみとなっています。
サイズもけっこう大きく、食べごたえがあります。

天ぷら自体も、衣はかなり薄めで、油っぽさが無く、桜海老の美味しさを実感できます。
生の桜海老と比較すると、熱で甘みが強くなっているようで、独特の香りも良い感じに美味しいです。

釜めしは桜海老をお願いしましたが、追加料金などで、さざえや鮑などに変更することもできました。

炊きたての釜めしは、開けた途端に、桜海老の香ばしさが蒸気とともに立ち込めてきます。
具材は三つ葉と桜海老と非常にシンプルですが、三つ葉のアクセントも良い感じです。

ご飯は出汁のようなもので炊かれているのか、桜海老から出た出汁なのかわかりませんが、ほんのり感じる塩味が絶品です。
炊かれたご飯にはお焦げもあり、お茶碗にして3〜4杯分くらいありそうで、2人で食べても良いくらいのサイズ感でした。
あとがき
ドライブがてら身延山まで足を伸ばしたこともあり、夕飯をどこかで済まそうと、食べログで調べて、駿河湾まで出ることにしました。駿河湾といえば、シラスか桜海老なのではと思い、桜海老料理で有名なこちらのお店にお邪魔しました。
夜の訪問なので、駿河湾や富士山を望むことはできませんでしたが、晴れた日のランチタイムなどは絶景と言えるでしょう。高台の立地と国道から一本外れた隠れ家的な感じのシチュエーションも良かったです。
料理は小鉢やサラダにはじまり、どの料理も技術はしっかりされていて、天ぷらの衣の薄さから引き出される、桜海老の美味しさなど、安心感を持って食べられました。
個人的には生やかき揚げも美味しいのですが、釜めしの絶妙な塩・出汁加減は絶品だったので、今度はあえて鮑やサザエを食べてみたいものです。