外観
お店は八王子市街から都道160号下柚木八王子線(通称:野猿街道)を京王堀之内方面に向かう途中にあります。
徒歩の場合の最寄り駅は京王相模原線の京王堀之内駅から徒歩10分ほどです。
外観は茂った森の中に店舗があり雰囲気があります。
森の中に吸い込まれるようにお店へと進むと入口がありました。
かなり趣ある印象で古民家を改築したような感じです。
駐車場
店舗の前に駐車場が16台分ほどありました。
特に区切りがない砂利の駐車場なのでできるだけ寄せて上げるといいでしょう。
車での来店の場合、お店は少し奥まった場所に店舗はありますが道路沿いに大きな看板があるので見過ごすことはないでしょう。
店内
店内に入るまでは純和風の畳の感じを想像していましたが、洋館を思わせるような和洋折衷の装いです。
お店はなんと福島の奥只見ダム建設にともない壊される予定だった築150年の古民家を福島より移築したそうです!!
席はテーブルと畳があり希望することができます。席数は全部で70席とかなり広めで個室などもあります。
メニュー
お蕎麦屋さんなので蕎麦が基本になります。
サイドメニューには天ぷらや蕎麦がきなどもありますし、日本酒やビールなどのお酒もありました。
おぼろ豆腐
大きめの器になみなみと盛られていて、大豆の優しい香りがします。
料理が運ばれて来たときにはまだお豆腐は温かいです。
大豆の甘みを非常に感じることができ、非常に美味しいお豆腐です。
豆腐といっしょに塩が付いてくるので、ひとさじ入れて食べてみると、これが夏のスイカ状態です。
塩によって甘みが、増され美味しくなります。
本日の前菜
具材は細切りのネギ、ナス2種類、パプリカ、ゴボウ、ピーマンなどです。
少し辛めの豚ひき肉の味噌炒めで食べます。
各素材からは新鮮さを感じることができ、挽き肉の辛さも夏の気候には良く合っていて美味しいです。
天ぷら盛り合わせ
具材は海老2尾、アスパラガス、人参のかき揚げ、ナスです。
天ぷらの衣が少しボテッとした感じですが、揚げたてサクサクで非常に美味しいです。
さらしなの生一本
蕎麦の実の芯の部分だけを使ったさらしな蕎麦です。
非常にキレイで真っ白なさらしな蕎麦です。
蕎麦は少しぶつ切れ感がありますが味は美味しいです。
出羽の田舎切り
薬味はネギ、生わさび、少し辛味がある根おろしです。
蕎麦汁は醤油の味が強くてけっこうなインパクトがありました。
汁だけだと少し塩っ辛く感じますが、そばとの相性は良かったです。
田舎切りなので太めで外殻も使っているので黒いお蕎麦です。
食感は少しプニプニとした感じで、うどん?に近いような感覚でした。
あとがき
以前に読んだ東京蕎麦通読本に掲載されていたので、ずっと気になっていたお店でした。
移築した古民家と洋館を思わせるような店内の感じは非常に雰囲気が良く、居心地も抜群でどこか非日常を味わせてくれます。
料理に関しては、丁寧な作り込みや素材の厳選さなど随所に感じさせてくれました。ただ蕎麦に関しては好みではないでした。
店舗情報
- 店名
- 手打そば 車家
- 住所
- 東京都八王子市越野3-10
- 営業時間
- 11:00~15:00(L.O.14:30) 17:00~20:30(L.O.20:00)
- 定休日
- 水曜・第3木曜
- ジャンル
- 蕎麦