外観
JR中野駅の南口から徒歩5分ほど、表通りから一本入った少し怪しげな雑居ビルです。
店舗は階段を上がった3階にあります。
店名が書かれた看板があるのですぐに分かります。
日本人オーナーの「マブさん」が書かれたイラストが特徴的です。
店内
店内はスナックなど飲み屋系を居抜きしたような小ぢんまりとした空間です。
席は全部で14席となっています。
メニュー
カレーは全部で10種類ほどで、聞き慣れたチキンカレーやポークカレーなどもあります。
サイドメニューには、スープやサラダなど本格的なスリランカ料理がラインナップしています。
レギュラーメニュー以外に本日のメニューがあります。
こちらは日本のカレー屋さんではなかなか見かけない、サメや鹿、ビーツなどがありました。
ホワイトライス
小さい塊のライスですが、食べると意外とボリューム感があります。
お米はタイ米をつかっているそうですが、湯取り方式という炊き上げ方法だそうです。
見た目は固そうですが、食べてみるとフワッと食感と、パラパラと解ける感じが非常に美味しいです。
カレーとの相性も良く、独特な食感が面白いです。
豆カレー
聞き慣れないカレーに挑戦するのもあれなのでwww 無難な豆カレーです。
ココナッツをベースに非常に甘味がありますが、しっかりとしたスパイシーさもあります。
食感は水気が少しあり、豆が溶け込んでいるのでそのまま食べても十分な美味しさがあります。
鰹節モルジブフィッシュが入っているので、コクのような味もあります。
鹿カレー
豆カレーを注文すると、「いっしょに辛いカレーはどうですか?」とススメて頂いたので、注文してみました。
見た目は赤く、いかにも辛そうな強烈な感じがあります。
鹿肉がかなりゴロゴロ入っているので、見た目以上にボリューム感があります。
鹿肉は繊維質を感じますが、ホロホロと口の中で解けるほどに、独特の風味が楽しめますが、獣感はないので美味しいです。
カレーは見た目通りに辛さが真っ先に届いてきますが、食べるほどにスパイスの旨味がジワジワ感じられます。
あとがき
ワタシは大のカレー好きで、しかも日本的なカレーよりもアジアンでスパイシーなカレーの方がむしろ好きなので、「スリランカカレー」と聞いた途端に飛びついてしまいました。
オーナーのマブさんは、スリランカ料理にハマリ、実際にスリランカで料理を学んだ後、2013年にお店をオープンさせたそうです。聞き慣れない料理やカレーなども優しく丁寧に教えてくれますし、とにかく人柄が優しいです。
料理も人柄通りというか、料理は丁寧に作り込まれているのが分かりますし、スパイスの複雑さはもはや「沼」そのものです。
ランチにはワンプレートで2種類のカレーが楽しめるそうなので、ぜひともまたお邪魔したいと思います。
店舗情報
- 店名
- アチャラナータ
- 住所
- 東京都中野区中野2-27-14 丸萬ビル 3F
- 営業時間
- 11:30~14:30(L.O.)/18:00~21:15(L.O.)21:30クローズ
- 定休日
- 火曜日 水曜日 祝日
- 種別
- カレー