思い出横丁
JR新宿駅西口から徒歩1分ほどにあり、外国人観光客にも人気の飲み屋街「思い出横丁」の中ほどにあります。
狭い範囲に80軒ほどの飲食店などが軒を連ね、新宿のみならず日本でも有名な飲み屋街です。
外観
創業は1948年ということもあってか、かなり雰囲気のある店構えです。
人気店ですが、早い時間帯だと比較的、スッと入店できる場合も多いです。
店内
炭で燻され歴史を積み重ねた、昔ながらのお店です。
席はカウンター席のみ15席と、決して広くはないですが、席の間隔は広いので窮屈な感じはありません。
カウンター席に座ると、目の前に鰻のタレ壺がありました。
メニュー
鰻屋さんですが、お重を出すわけでもなく、単品の価格表はありますが、鰻を頭から尻尾まで味わえるコース形式のみとなっています。
一部品切れの際などは、変則的に注文可能となっています。
アルコールは自由に注文することができます。
一通り
頭から尻尾までということで、1串目は頭の「えり焼き」です。
けっこう骨が多めですが、それはそれで良い味わいです。タレうまい!
2種類目も頭部分の「あたま」です。
1種類目と違い、蒸した頭だそうで違いを楽しめるのも専門店ならでは。
3種類目は「ひれ」で尻尾の部分です。
磯の味というか、かなり独特な風味があって大好きな味です。
最後は「蒲焼き」と「肝焼き」です。
肝は少し小さめですが、味が詰まったようで美味しいです。
蒲焼きもサイズは小さく感じますが、脂のノリが良いのでかなり楽しめました。
あとがき
鰻は紀州備長炭でしっかりと焼いてあるので、炭の風味も良いですし、お店独自のタレもさっぱりしていてモタれません。
鰻が全体的に小さいのが少し残念ですが、近年の高騰などを考えると納得です。手軽に頭から尻尾まで鰻を堪能できるなら安いもの。