駿河屋 成田名代うなぎ屋の情報
- 店名
- 駿河屋 成田名代うなぎ屋
- 住所
- 千葉県成田市仲町359
- 営業時間
- 月・火・水・金 11:00 - 17:00 L.O. 料理16:00 土・日・祝日 10:00 - 17:00 L.O. 料理16:00
- 定休日
- 木曜日
- 価格帯
- 4000円〜4999円
- ジャンル
- うなぎ
店舗所在地
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駿河屋 成田名代うなぎ屋のサマリー
成田山新勝寺総門脇に位置する老舗うなぎ店で1798年に旅籠屋として創業しました。
200年以上の歴史を持ち、現在は秘伝のたれをつかい長州備長炭を使用し、外はカリッと中はふっくらとした鰻料理が人気を集めています。
行列ができる人気店で、整理券制を導入しており、参拝や観光の合間に訪れるのがおすすめです。
駿河屋 成田名代うなぎ屋

JR成田駅もしくは京成電鉄の京成成田駅から続く参道を下り、徒歩10分ほどです。
店舗のすぐ横が成田山新勝寺総門なので、成田山へのお参りをするにも便利です。

時間帯によって、店先では鰻を捌いたり焼いたりする様子を間近で見られます。
鰻を焼いている時もあり、香ばしい匂いを嗅ぐと、ついつい引き寄せられてしまいます。
駐車場
残念ながら成田山周辺で食事をする場合、ほとんどの店舗に駐車場はありません。
近くのコインパーキングを探すようになりますが、10時を過ぎるとどこも満車になりますので、早めに来ることをオススメします。
近くの駐車場を探すなら2週間前~利用直前まで、スマホ・PCで簡単予約ができる 駐車場予約なら「タイムズのB」 がオススメです。
入店方法

駿河屋さんは成田山周辺で非常に人気度が高いので、入店方法を書いておきます。
現在、電話などによる予約はしておりません。
開店時刻の30分前より、EPARKによる整理券の発券をおこないます。(発券作業は店員さんがおこないます。)
年末年始など繁忙期は営業時間が変動しますので、公式HPにて確認することをオススメします。
順番が来たら番号で呼ばれ入店となります。順番が来るまでは店外で待ちます。
発券後、番号が呼ばれその場にいない場合でも、当日であれば優先的に入店できます。
お邪魔した日は11時開店で、10:30分より発券開始、お参り後の11:05分に入店できました。
11時の開店時間に発券された場合は1時間待ち、退店した11:30分では2時間待ちでした。
駐車場も10時前後から満車率が高くなりますので、早めに来店されるとスムーズに食事もできます。
店内

店舗は2階建ての作りになっており、どちらで食事をしても、お会計は入店して目の前にあるカウンターにておこないます。

1階は中央から左右に分かれた2ヶ所に飲食スペースがあり、全てテーブル席で、約80席ほどがあります。

2階は団体用の大広間と、畳敷きの座敷に置かれたテーブル席です。
1階、2階どちらでも食べていますが、1階は人の出入りが多いので、落ち着いて食べられませんが、サッと食べられる印象があります。
2階は落ち着いてゆっくりと食べられますが、靴を脱いで上がりますがし、急な階段を上がるため、高齢者の方などは1階をオススメします。
お品書き

鰻が1匹分入ったうな重と、1匹半の特上の2種類で、単品として蒲焼、白焼があります。
鰻の価格は気候や物価上昇で、年々値上がっていますので、画像はあくまでも参考程度に。

一品料理は鰻だけでなく、成田周辺では養魚場や利根川などによって、川魚料理を楽しめます。
焼鳥や玉子焼きなど、お蕎麦屋さんのような老舗ならではの料理もあります。
川海老唐揚げ

川海老なので身は小ぶりですが、2〜3人でおつまみとして食べられるくらいのボリュームです。
塩だけのシンプルな味付けですが、川海老の香ばしさがダイレクトに伝わってきます。

川海老を良く見るとテナガエビのようで、体の倍くらいの手の長さがあります。
揚げてあるので表面にカリカリ感はありますが、噛み締めた際の鮮度の良さが感じられます。
鰻煮こごり

鰻料理としては定番の煮こごりです。
レンコンとミョウガが中央に添えられ、見栄え的にも非常に美しさがあります。

ゼラチン部分には青葱が入り、煮こごりには密度の濃く鰻がつかわれています。
上品で甘めの味付けながらも、飽きが来ず、お酒のおつまみとしても十分な味わいがあります。
うな重

うな重には、肝吸い、お新香が付き、鰻は真っ赤でキレイな色のお重に入っています。
タレと山椒がいっしょに運ばれて来るのでお好みで。

お新香は、人参、大根、胡瓜の3種類です。
浅漬けほどではなく、深く漬け込まれているほど、色が変わっているわけではありません。
素材の歯ごたえも感じられつつ良い塩梅の塩気で、料理が美味しいお店のお新香は、食べていて本当に美味しいです。

別での注文になるお店が多いのですが、鰻重には肝吸いが付いてきます。
無職透明に近い汁の表面には、麩と三つ葉が添えられています。

澄まし汁は透明感のある薄味ですが、出汁がちゃんと取られ、心地良い香りと旨味を感じとれます。
プリプリとした食感の肝は、想像しているものよりも2回りほど大きく、食べごたえがあります。

鰻重の蓋を開けると、タレが焼かれた匂いが、ご飯の温かさとともに辺りに漂います。
1匹分の鰻がつかわれていますが、身が大きいため、下に敷かれたご飯を見えないほどです。

鰻の身は厚く箸で持ち上げると、上質な脂が滴り落ちるほどのジューシーさがあります。
長州備長炭でじっくりと焼かれ、炭から移った香りが、口の中で広がっていきます。
代々受け継がれた秘伝のタレは、甘すぎず、醤油の美味しさとともに、鰻本来の旨みを損ないません。
ご飯はツヤツヤとし、ほのかに芯が残りつつ、お米の甘味があります。
あとがき
成田山に初詣で訪れる際は、かれこれ7〜8年ほどお世話になっております。
成田山新勝寺という関東を代表するような著名なお寺の観光地。そこで名物を出すお店ですが、200年を超える歴史とともに、地に足が付いているのだと思います。
総門の脇にあり、利便性も良く、お店の雰囲気や味も含めて、何度でも訪れたくなるお店なので、成田山観光の際は是非ともオススメしたいお店です。