入口

お店は、中津川市街から国道256号を下呂温泉方面に行き、付知峡方面に曲がったのち、分岐をいくつか超えたところにあります。

付近まで来ると、駐車場や公衆トイレがあり、少し下った場所からお店の方に入ることができます。

中津川市街からだと車で3〜40分、付知峡の不動滝からだと12〜13分ほどです。

駐車場

駐車場は道沿いに10台ほど、少し下ったところに20台ほど置ける大きめな駐車場があります。

道沿いに無理やり置くのではなく、下の駐車場の方が広く、お店にも近いのでオススメです。

やじろ橋

駐車場からちょっとした山道を下ると、やじろ橋という吊り橋が見えてきます。

この橋は吊り橋で、峡さんを利用する人のみが渡るお客専用の橋となっています。

峡さんを利用するには必ずこの吊り橋を渡らなくては行けないので、高所恐怖症の方には厳しいかと思います。

私自身、全国各地で吊り橋渡っていますが、やじろ橋はけっこうな怖さでした。

理由は、
1)橋が平行ではなく、10mほど高低差があるので、渡るのが大変。
2)1人で歩きましたが、普通に歩くだけでも、かなり揺れます。

ただ、橋板には隙間が無いので、恐怖感はそれほどありませんし、気になる人と吊り橋効果を楽しんでみては?

外観

橋を渡りきると、店舗の入り口になります。

満席時でも、とくに受付票などはなく、席に座って順番を待ちます。

順番が来ると人数を聞かれ、席に案内されます。

お店側に渡ると、階段から川へ降りれることができます。

吊り橋の下には小さな滝があり、水の色が非常にキレイ過ぎて見たこともない色になっていました。

店内

店内はオープンテラスのような席が左右に分かれていて、運が良ければ吊り橋の近くの席に案内されます。

席数は4〜5人が利用できるテーブル席のみで、全50席ほどとなっています。

メニュー

岩魚をつかった料理を楽しむことができ、一品料理と定食があります。

一品料理、定食ともに7〜8種類で、それ以外はドリンクメニューとなっていました。

青川サイダー

付知峡の景勝地「不動滝」を見た後にお邪魔したので、割烹旅館「上見屋」さんが販売している、ご当地サイダーを頂きました。

てっきり大きな瓶で飲めると思いきや、95mlの小瓶サイズ! 2口で飲み干してしまいました。

カワイイから良かったですが、価格も高かったので、お土産にする場合は、道の駅などでの購入がオススメです。

本谷定食

岩魚の塩焼きや天ぷらなど、岩魚料理が一通り楽しめる定食です。

定食にはご飯、お味噌汁、一口蕎麦が付いてきます。

お味噌汁はなめこ汁で、独特なお味噌の味が美味しかったです。

ご飯の量は少なめですが、おかずが多いので、それほど気になりませんでした。

定食にはいくつか小鉢が付いてきます。

こちらはクコの実がのったお豆腐です。

お水がキレイな地域だけあって、お豆腐を何度か食べる機会がありましたが美味しかったです。

もう1つの小鉢は酢の物です。

イクラのようなものがのっていますが、もしかすると岩魚の筋子かも知れません。

見た目も非常にキレイな岩魚のお刺し身です。

川魚は寄生虫が多いので、基本生食はNGですが、こちらの岩魚は敷地内で養殖されているので、生食でも食べることができる貴重なものだそうです。

コリコリとした筋肉質な食感と、甘みを感じさせてくれるような味がありました。

岩魚の稚魚と甘露煮などです。

自然が豊かな山間部ということもあり、山菜などの煮付けが食べられます。

定食に付いてきたローストビーフです。

赤みが残っていて、噛みしめるたびに、牛肉の旨味を感じられました。

国産牛とだけ表記があったので、産地などは不明ですが、にんにく醤油のタレとともに美味しかったです。

岩魚の塩焼きと天ぷらです。

川魚があまり得意ではなかったのですが、どちらも臭みなど皆無で、食べやすかったです。

塩焼きはそれほど大きくはありませんが、それでも食べる部分がありました。

塩気が強く、辛く感じてしまったのが残念でした。

あとがき

付知峡の不動滝を見た後にランチとしてお邪魔させて頂きました。お店を見つけた時から吊り橋でしか渡れないなど、アクティビティ感が非常にあって面白いお店だと思い、是非とも訪れたかったです。

とにかく水がキレイで、不動滝のキレイさよりもさらにキレイだと感じるくらい、ここまでキレイだと思えないくらい想像を超えていました。

料理は岩魚料理を一通り食べることができるのは良いのですが、民宿の朝食のような感じで、作り置きが多く観光地のお店という印象です。

水がキレイなシュチュエーションの良さと吊り橋のアクティビティを楽しむという意味では満足できました。