外観
藤岡市街の中心部にあり、最寄り駅はJR八高線の群馬藤岡駅から徒歩8分です。
トタンの外観がノスタルジーというかどことなく昭和感のある雰囲気です。
駐車場
店舗専用の駐車場が50mほど離れた場所に完備されており、20台ほど置くことができます。
店舗前は一方通行になっているので、事前に駐車場の場所を確認しておくと良いでしょう。
店内
店内に入ると焼肉の焼かれた独特の香ばしさに食欲をそそられます。
カウンターの1人席があるので、1人焼肉でも全然気になりません。
席はカウンター10席、小上がりの座敷席40席の全50席となっています。
宝来軒さんは「孤独のグルメ Season8」第5話に登場している人気店です。
店内には松重豊さん、原作者の久住さん、店員として登場したAKIRA100%さんのサイン色紙が飾られていました。
ロースター
ロースターはガスで焼くタイプのものです。
キレイにされていますが、鉄板は歴史を感じさせてくれる使用感がありました。
席の上に排煙装置があるので、それほどモクモクはしません。
座った席の目の前が換気用に窓を開けていたので、煙をモロにくらってしまいましたがwww それも焼肉の洗礼。
メニュー
メニューはかなり多めで、牛、豚、鶏がそれぞれ用意されています。
定番メニュー以外にも、黒板に入荷されたお肉などが書かれており、希少部位なども食べられます。
アルコールメニューも良い感じに種類がありました。
焼肉もアルコールも価格が非常に良心的なのが印象的でした。
平日限定で定食メニューがありました。
中には「孤独のグルメセット」なるものもwww 定食だけでも十分満足できそうな感じです。
ナムル
隣の人が注文していたのを見て、ついつい注文してしまいました。
もやし、大根、キャベツと具材は定番で、味付けは甘めの胡麻味です。
非常にサッパリした味なので、焼肉の箸休めやサラダ的にも重宝する一品でした。
豚ホルモン
黒板メニューに宝来軒名物とあったので、ついつい追加注文しました。
トングで掴んだ時は固い食感なのですが、焼き上がると非常に柔らかく美味しかったです。
味付けはとくにされていないので、提供されるタレで食べるとご飯に非常に合いました。
孤独のグルメセット
部位をいろいろ食べたいと思ったら、やはりセットメニューが一番で、ミーハー感丸出しで注文してしまいました。
セットにはスープ、キムチ、ライスが付いてきます。
キムチは白菜をつかったもので、味付けは甘く酸味が抑えてあるので、非常に食べやすくて美味しかったです。
スープはカルビクッパです。
野菜たっぷりでこれだけでも満足度があるスープです。
味付けは少し辛めで本格的な味付けです。
タレはレモンとの2種類が提供されます。
タレはオリジナルのような感じで、サッパリしつつもお肉の味を引き出す感があり美味しいです。
お肉は、牛カルビ、豚ロース、豚カルビの3種類で、臭み消し程度の味付けのみです。
ボリューム的には100〜150gですが、ご飯と合わせると十分です。
お肉はどれも薄く切られた感もなければ、柔らか食感で価格を考慮すると非常に満足度高めです。
あとがき
孤独のグルメで拝見してから、一度は行きたいとは思っていたのですが、場所柄なかなか行くこともできず、今回が念願の来店となりました。
昭和感のある外観、店内、1人ロースター席とその雰囲気だけでも来る価値がありますが、それどころか、提供される料理はどれもちゃんと作り込まれている感がありつつも低価格であり、お店の良心的な営業方針をひしひしと感じさせてくれます。
ついつい追加注文してしまう雰囲気もありつつ、ホッと安心できるような空間に食べ歩きの面白さを再認識させてもらうことができました。