外観
高崎駅の西側にある柳川町という、多くの飲み屋さんが路地に集まる場所にあります。
近くには1913年創業のレトロ映画館として有名な 高崎電気館があります。
最寄り駅はJR高崎駅で、徒歩15分ほどです。
黄色と青色のネオンが目印で、ちょっとサイバーパンク感があり、AKIRAに出てきそうな外観です。
駐車場
専用の駐車場はありませんが、飲食街も近いので周辺にはコインパーキングがあります。
周辺は道幅がかなり狭く、車両進入禁止なども多いので、徒歩での来店になります。
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店内
店内は懐かしい感じの食堂のような印象となっていて、高崎の絶メシリストにも掲載されています。
席はカウンター6席、テーブル16席の全22席となっています。
店内には、多くのサイン色紙が飾られています。
こちらのお店はロケ地として使われることも多く、映画「HiGH&LOW THE MOVIE」や、テレビ東京系のこむぎの満腹記などにも登場しているそうです。
角界のお相撲さんの手形のサイン色紙も多かったのですが、元力士の息子さんの知り合いがお店に来たのかも知れません。
メニュー
台湾料理店ですが、メニューは珍しい料理というよりは、知名度高めな料理が多いです。
サイドメニューには餃子やわんたん皿など、おつまみ系の料理が多いのも特徴です。
画像にはありませんが、元力士の息子さんが作る、本格ちゃんこ鍋も店内に貼られていました。
おつまみセット(煮玉子付き)
メンマ、チャーシュー、煮玉子がセットになったおつまみメニューです。
小皿ではなく中皿くらいの大きさの器に入っているので、2人くらいで食べられそうです。
煮玉子とチャーシューは、他の料理で紹介するので、メンマのみ解説します。
メンマは独特の味付けで、さっぱりとした酸味があり、食感はホロホロです。
焼餃子
見た目は焼き色もキレイで、若干の羽根が付いています。
1人前は6個で、大きさは一般的な餃子よりも少し大きめくらいです。
自家製と思われる餃子の皮は気持ち厚めで、モチモチとした食感が良い感じです。
餡はニンニクを使っておらず、野菜がメインで味がついているので、そのままでも十分美味しいです。
テーブルには、自家製の特製タレが置いてありますので、お好みで餃子に使います。
ピリ辛で、ニンニクが強烈に効いているので、かなりアクセントになります。
魯肉飯
台湾料理で一番有名な魯肉飯(ルーローハン)で、注文時に生玉子を落とすのが人気だそうです。
台湾では屋台料理など、馴染みある家庭料理です。
具材はメンマ、チャーシュー、鶏そぼろのような味付け肉です。
どの食材も味付けは濃いめで、ご飯によく合い、口の中に一気に駆け込んでしまいます。
ワンタンメン
5種類ほどあるラーメンの中からワンタンメンをチョイスしました。
見た目は町中華のラーメンのような感じですが、かなり大きな器に入っています。
ワンタンは餃子同様にモチモチとした食感の自家製と思われる皮です。
餃子と違いスープに浸ることで、モチモチ具合が増した食感が良いです。
チャーシューというよりも、角煮に近いような厚みと大きさがあります。
おつまみ皿や魯肉飯にも使われているお肉と同じもののようで、チャーシューを3つは食べてしまいましたwww
麺は細めなストレート麺です。
見た目が白く、麺自体に強い味があるというよりも、スルスルと食べやすい感じです。
スープは鶏をベースにしたようなサッパリとした印象です。
台湾料理で使うような八角が効いた感じで、独特な風味が特徴的です。
あとがき
サイバーパンクな外観で近未来感もあるけど、店内はレトロで懐かしい異国情緒な感じもする來來さんです。
高崎競馬場の近くで5年ほどスナックを経営し、30年ほど前に柳川町にお店をオープンしたそうです。文中にも書きましたが、映画やドラマのロケ地としても使われることも多く、映画関係者などのファンも多いそうです。
味も価格も庶民的ですが、台湾の路地裏のような異国情緒の中にも、心温まるような料理が食べられ、また訪れたいと思わせてくれるお店でした。
元力士の息子さんが作る、ちゃんこ鍋も非常に気になるので、またお邪魔したいと思います。