お粥|謝甜記 貮号店
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創業1951年で中華街イチ行列を作り中華粥の優しい味が有名な横浜中華街にある中華料理店「謝甜記 貮号店」

  • 中国料理TOKYO2021
横濱中華街にあり1951(昭和26)年創業でもともとはバラックからはじめお粥や点心の味が評判を呼び中華街1行列を作るお店にまでなった中華料理店「謝甜記 貮号店」さんに食べ歩きでお邪魔して実食したレビューを掲載しています。
公開: 2025/09/05 最終更新: 2025/09/05

謝甜記 貮号店の情報

店名
謝甜記 貮号店
住所
神奈川県横浜市中区山下町189-9 上海路辰ビル 1F
営業時間
月・火・木・金 08:30 - 21:00 L.O. 20:30 土・日 08:00 - 21:00 L.O. 20:30
定休日
水曜日
価格帯
2000円〜2999円
ジャンル
中華
※店名はgooglemapで正確に表示するため正式名称に地名が追加されている場合があります。※掲載している情報は記事投稿時に食べログを参考にしたものになります。snsなどの各種リンクを掲載しておきますので、必ず御自身での御確認をお願い致します。

店舗所在地

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公式サイト

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謝甜記 貮号店のサマリー

横浜中華街の名店「謝甜記貮号店」は、1951年(昭和26年)創業の老舗中華粥専門店です。

その歴史は初代当主・謝甜さんが点心の腕前とお粥の技術を活かし、小さなバラックから始めたことにさかのぼります。

創業以来、港湾労働者や華僑の朝ごはんとして広まり、やがて文人や芸能人にも愛され、“横浜が育てた味、中華粥”と称されるまでになりました。

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謝甜記 貮号店

店舗外観|謝甜記 貮号店

横濱中華街の中心部から南方向へ向かう「上海路」沿いにあります。

最寄り駅は、横浜高速鉄道みなとみらい線の「日本大通り駅」や「元町・中華街駅」、JR根岸線の「関内駅」や「石川町駅」それぞれの駅から徒歩5〜7分です。

謝甜記の名物サンタ|謝甜記 貮号店

謝甜記 貮号店のお店のロゴにもなっているのがサンタクロースです。

きっかけは向かいで営業していたBARがクリスマスにサンタクロースを出していましたが、シーズンが終わり必要じゃなくなったものを貰ったそうです。

これは開店翌年の話なので、このサンタクロースはかれこれ70年も中華街を見守り続けています。

謝甜記本店|謝甜記 貮号店

訪問したのは貮号店ですが、同じ通りの30mも離れていないところに「謝甜記 本店」があります。

こちらは工場直売所となっていますが、店内飲食もできるので貮号店が混んでいるときは、こちらを利用すると良いでしょう。

店内

店内テーブル席|謝甜記 貮号店

カジュアルでさながらファミレスくらの感覚で入れそうな雰囲気ですが、常に満席状態が続き、人気の高さが伺えます。

店内満席時の入店方法

店舗入口から1列で列を作り、長くなる場合はサンタクロースの裏から隣の駐車場方向へ列を伸ばします。
順番が近くなると店員さんから人数を聞かれます。この時に人数が揃っていない場合、揃ったグループが優先されますのでご注意を。

席はテーブル席のみ50席で、大人数でも対応されているようでした。

メニュー

お粥メニュー|謝甜記 貮号店

「謝甜記と言えばお粥」というくらいに有名なお粥は、トッピングなどを含めると20種類以上用意されています。

サイズは普通と中椀の2種類で、普通はラーメンどんぶりサイズで、中椀はその半分になります。

点心メニュー|謝甜記 貮号店

謝甜記でもう1つオススメしたいのが点心です。もともとは点心が有名なお店だったこともあります。

中華料理店らしく種類も豊富で、点心だけでなく本格的中華料理も数多くありました。

春巻き

春巻き|謝甜記 貮号店

揚げたてアツアツで、中の餡はタケノコなどさまざまな具材が入っています。

2本で1人前ですがサイズは小さめなので、もう1品欲しいときでも食べられそうです。

上ミノとネギの和え物

上ミノとネギの和え物|謝甜記 貮号店

見た目からしても新鮮そうな色合いで茹でられた上モツが盛られています。

白ネギと青ネギが盛られたっぷりタレがかけられ、半分浸っているような状態です。

野菜粥|謝甜記 貮号店

上モツの表面には多数の隠し包丁が入り、鮮度が良くそもそも柔らかいモツが、口の中でも歯切れ良く噛み切れます。

タレは醤油のようなさっぱりとしつつも、モツに良く絡み、白と青のネギも薬味として良く効いています。

お粥

お粥|謝甜記 貮号店

普通のラーメンどんぶりではさすがに大きすぎるので中椀でお願いしましたが、十分過ぎるボリュームでした。

2種類のお粥を食べましたが、具材は中に入っているので、見た目は変わりませんでした。

揚げ麩|謝甜記 貮号店

全てのお粥にはデフォルトで揚げ麩(正確には油条)が入っています。

油条は揚げられていますが、お粥に浸され柔らかくなり、お粥にさらに風味が増されています。

野菜粥
野菜粥|謝甜記 貮号店

粥の中には、白菜、小松菜、椎茸が入っています。

生の米から乾燥した牡蠣や貝柱、鳥一羽丸のまま入れ約4時間煮込まれ、塩にはフランス産の「セル・マラン・ド・ゲランド」がつかわれています。

粥にはしっかりと味が移り、雑味を一切感じさせない味が実現されています。

三鮮粥
つぶ貝|謝甜記 貮号店

三鮮は、白身魚、イカ、ツブ貝のことで、海鮮の風味が足されています。

粥の米は、口の中であっという間に溶けるような柔らかさもありつつも、米の芯はしっかりと残り、お米が持つ本来の美味しさを感じることができます。

あとがき

お店は朝の8:30から営業しており、一時期テレビなどで頻繁に「週末は横浜中華街で絶品中華粥を食べに行こう」などの企画で、謝甜記さんが取り上げられていました。そのこともあり、一時期は朝から50人を超える行列を作るなど、中華街きっての大行列店へとなりました。お邪魔したときは、それほど列はなかったものの常に満席。人気は健在といったところです。

ファミレスのような造りの店舗なので中華街へ来たという感じは得られませんが、味は評判通りで、価格もお手軽。お店一番人気のお粥はシンプルな料理だけあって、その違いがハッキリとわかるくらい美味しく感じられました。

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