外観
JR軽井沢駅から軽井沢本通りをまっすぐ北に歩き、徒歩20分ほどの軽井沢銀座商店会の入口にあります。
車の場合、上信越自動車道の碓氷軽井沢ICから20分ほどです。
軽井沢観光の中心部とも言うべき場所で、立地的にはかなりど真ん中です。
駐車場
店舗向かいの系列店の ベーカリー&レストラン沢村 旧軽井沢 さんに共有の駐車場があります。
15台ほど停めることができますので、繁忙期などでなければ気軽に利用できるかと思います。
店内
軽井沢らしい雰囲気とオシャレな感じで、さながらフレンチなど洋食レストランのようです。
店内ではジャズが流れ、ゆったりとした軽井沢での時間を過ごすことができます。
店舗敷地内にはテラス席もあるので、天気の良い日には外での食事も楽しそうです。
席はテラスが38席、店内が130席ほどとかなり広めです。
メニュー
メインはお蕎麦屋さんですが料理の種類はかなり多めで、地元食材が多くつかわれているようです。
揚げ物、冷菜、煮物などジャンルも豊富なので、お酒を飲みながらでも楽しめそうです。
蕎麦前の料理などもあり、他の料理と合わせて、締めにお蕎麦を食べることもできそうです。
お蕎麦の種類も多く温かいものから冷たいものまで、さまざまなお蕎麦が提供されていました。
そばがき
お蕎麦屋さんならではの、そばがきになります。
写真では小さく見えますが、けっこう大きめでボリューム感がありました。
そばがき自体がかなり粗めに挽かれた蕎麦粉をつかっているのか、食感が面白く、蕎麦の風味を存分に楽しめます。
鴨ロースのたたき
焼かれた鴨が何枚ものせられ、他の料理同様に、食べごたえがありました。
国産の鴨をつかっているそうで、円やかな鴨独特の旨味があり、白髪葱と青葱の薬味を添えると、お肉の美味しさが良くわかります。
焼き加減も良く、固すぎず、柔らかすぎず、美味しく頂けました。
天せいろ(並)
天せいろには(並)と(上)がありますが、海老の天麩羅の数に違いがあるそうです。
天麩羅の海老が大きく、蕎麦の天麩羅としては、なかなか見ないサイズ感でした。
野菜は茄子、ピーマン、かぼちゃ、人参のかき揚げです。
天ぷらはカリッと感よりもシットリとした感じの衣で、火の入りは良い感じです。
蕎麦汁は返しがしっかりと効いた感じと、醤油の美味しさが際立っています。
蕎麦つゆが美味しいので、締めの蕎麦湯も美味しく頂けました。
蕎麦はコシを感じるくらいに、けっこうしっかりとした食感と歯ごたえを感じるほどです。
蕎麦の表面には星がありますが、配合は6:4くらいでしょうか、香りはそこそこですがトータルとして美味しく感じられます。
あとがき
蕎麦の専門店というよりも、フレンチなどの料理がメインのようで、最後の締めとして美味しいお蕎麦が食べられる、そんな印象を受けました。蕎麦も美味しいのですが、全体を通して料理の基礎がちゃんとある人が作られている料理です。
「軽井沢」という、観光地だけに料理のほどは?と、先入観を持ってしまいましたが、お店の雰囲気、料理の質ともに満足度がありました。