外観
常陸太田市街から少し離れた田園風景が広がるところにあります。
建物は平屋の日本家屋で非常に雰囲気があります。
駐車場
店舗敷地内に駐車場があります。
砂利ではありますが、およそ20台くらいは置けそうなくらい広いです。
入店方法
ランチタイムにお邪魔したら、待ち客が外に並ぶくらい行列していたので、入店方法を書いておきます。
1)店内入ってすぐの場所にある、受付票に名前、人数、座敷orテーブルを書きます。
2)順番が来たら、店員さんが呼んでくれるので、店舗近くにて待機します。
店舗周辺には入店待ち用の席が10席以上ありました。
混雑していても回転は早いので、入店まではそれほど待ちません。
店内
店内はしっかりとした梁があるような日本家屋で、非常に雰囲気があります。
席は奥に小上がりの座敷32席ほど、手前にテーブル20席ほどで、全53席とかなり広めです。
メニュー
料理はほぼ蕎麦のみとなっていて、およそ10種類ほどです。
天ぷらが名物のようで、天ぷらだけで4種類と、ほとんどのお客さんが注文していました。
サイドメニューはドリンク類のみとなっています。
サービス
席に着くと、小皿が出されました。
素揚げの獅子唐と糠漬けの人参です。
人参は糠の香りが強く、少し苦手な感じでした。
旬菜天もりそば
4種類ある天ぷら蕎麦のうち、旬の野菜をつかったものを注文しました。
天ぷらの具材は、山春菊、かぼちゃ、オクラ、茄子、みょうが、芋、人参など8種類と豊富です。
衣は薄めで、火はそれほど通さず、生食感にちかい味の天ぷらでした。
旬菜天の具材は、店内の看板に表示されているので、おおよその入っている食材を知ることができます。
そば汁はしっかりと返しが効いていて、マイルドな味わいでした。
天ぷらと蕎麦汁が同じものだったのが非常に残念でした。
蕎麦の見た目は黒く、いわゆる田舎そばという感じで、盛りは200〜250gでしょうか、ボリューム感はありました。
平たく幅広に切られていて、食感はコシというよりも、少し固い食感です。
外殻などの星も見られますが、味的には7:3〜6:4くらいなので、蕎麦の香りは弱いかなぁという印象です。
あとがき
10月になり蕎麦好きとしては、一度は常陸の秋蕎麦を堪能したいと思い、足を伸ばしてお邪魔してみました。店に着くや満車、満席。平日の昼間なのになぜ?と思っていたら、どうも最近テレビで放送されたとのことでした。
蕎麦、天ぷらも味は少し大味かなぁという印象は拭えません。ただ天ぷらそばで1000円ちょっと、蕎麦の盛りも悪くないとなれば、定食系蕎麦屋としては、人気なのも納得です。
桐の箱に蕎麦を保存していたり、大釜で茹でいたり、そば汁は決して悪くないので、改善の余地はいくらでもあるのかと。御主人が先代から若い人に変わったらしいので、今後に期待かと。
店舗情報
- 店名
- そば園 佐竹
- 住所
- 茨城県常陸太田市天神林町5-207
- 営業時間
- 11:00~15:00
- 定休日
- 毎週月曜日
- 種別
- 蕎麦