外観
瀬戸内海沿いを走る国道250線から日生(ひなせ)地区の中心部に近い場所にあります。
外観は町のお好み焼き屋さんという感じでこじんまりしています。
最寄り駅はJR赤穂線の日生駅で徒歩7〜8分ほどです。
お店の窓には「カキオコ認定店」のステッカーが貼られていました。
カキオコという名前はちゃんと商標登録されているそうです。
週末のお昼時に訪問したので、入店までに約1時間以上とかなり並んでいましたwww
建物敷地内(店内ではなく)にトイレがあるので困ったときは。
駐車場
店舗前に2台置け、敷地内にも数台置く場所があります。
駐車場が満車の場合、週末だと近くの役場(日生総合支所)が駐車場を開放しているそうです。
店内
店内に入ると大きな鉄板があります。
席は食べログ記載は23席になっていますが、現在はほぼカウンター8席ほどのみで食事をしている感じでした。
目の前の鉄板では職人技のお好み焼きを焼く過程を見ることができます。
見ているだけで非常に食欲をそそられていまします。
メニュー
メニューは牡蠣の入ったお好み焼き(カキオコ)、豚肉入りのお好み焼き、焼きそばなどです。
お好み焼はトッピングなどの違いで全部で10種類くらいです。
焼きそば
鉄板焼の焼きそばを食べてみたくて注文しました。
ボリュームは少し少なめの1人前という感じでした。
具材はキャベツとネギ、豚肉と非常にシンプルです。
ソースは薄めの感じでサッパリしていて食べやすいです。
麺は中くらいのやや縮れ麺です。
パリパリ感はそれほどなく、もっちりした食感です。
カキオコ
入れる牡蠣は生の状態から鉄板で炒めます。
多くのお店では、牡蠣は茹でたものを入れるそうで他店よりも調理時間が掛かるそうです。
カキオコが焼ける前に山椒と七味が用意されます。
もりしたさんのカキオコは半分づつ2枚に分けて出される際に、2つの調味料を使って食べます。
カキオコはお好み焼きに牡蠣がのっているのかと思ったら、お好み焼きの中に牡蠣が入っています。
中に入った牡蠣が生地に出汁のような感じで旨味をかもしだしてくれます。
もちろん牡蠣のプリプリとした味も食感も非常に美味しいです。
1枚目は醤油味で、1/4はそのまま醤油、もう1/4は醤油と山椒で食べます。
醤油の非常にシンプルな味で、生地の味と牡蠣の旨味を感じられます。
お好み焼きに山椒は初めてなのですが、これがまた非常に合うので面白いです。
2枚目はソース味で、1/4はそのままソース、もう1/4はソースと七味で食べます。
ソースも決して厚塗りという訳でないので味の変化が楽しめます。
最後の七味も見事に合っているので美味しいです。
お好み焼きを焼かれている方と話していると、味を薄い方から濃い方にしているそうです。
たしかに順番が変わると味の変化に気づきづらいので、よく考えられています。
あとがき
カキオコの味は素晴らしく、牡蠣だけでも十分美味しいのに、まるで牡蠣のコース料理を食べたかのような4種類の味分けが非常に面白かったです。食べる順番もそうですが、薄いから濃い味へ進むのも良かったです。
岡山という場所柄、広島と関西の間という土地柄もあり、キャベツの切り方は広島風、生地と混ぜるのは関西風という2大お好み焼きのイイトコどりというのも面白いです。