所沢プロペ通り
西武線の所沢駅西口を出て、商店街の所沢プロペ通りを進んだ中ほどにあります。
マツモトキヨシさんと同じビルに入っていて、店舗横の階段から地下に下ります。
外観
店舗はビルの地下1階にあり、階段を下ったところにあります。
初めて来る人には、かなり異様な空間というか、急にアンダーグラウンドな印象を受ける入口です。
店内
地下に下ると、かなり広めな空間が広がっています。
大きな空間にはテーブルが並び、店員さんがいそいそと歩き回っています。
奥の場所には座敷席があり、どこも満席で、フロア自体に、かなりのにぎやかさがあります。
席は座敷やテーブル席などで、全80席とかなり広めです。
メニュー
メニューはかなり多いという印象で、お酒のおつまみで無いものがないのではと思うくらい多いです。
居酒屋のメニューとしても、なかなかこれだけの種類を見ることはないので、食べるだけでも、かなり満足できるくらいの種類の豊富さには驚かされます。
焼物、生モノ、揚げ物など、本当に多種多様です。
お酒の種類もかなり豊富で、多すぎるので、お店に行ってからのお楽しみということで。
お通し
お通しは、からし菜のような葉物で、大人味のピリ辛で、お通しとしては好きな感じでした。
アルコール
とりあえずの生ビールです。
最近見かけるのが少なくなった中生で、しっかり昔ながらのサイズで提供されています。
2杯目はレモンサワーです。
レモンの風味というよりも、炭酸がかなり強い印象のレモンサワーでした。
3杯目以降は青りんごサワーです。
お邪魔した日は、サワーの日ということで、330円のサワーが何杯でも110円で提供されていました。
お新香
全部で5種類と、お新香としては種類が多めです。
業務用や自家製などの盛合せのようです。
キクラゲの酢の物
キクラゲの酢の物です。
甘辛に味付けしてあって、お酒のつまみとしては楽しめる味付けでした。
ハムカツ
揚げたてで、ボリューム的に2枚なので、けっこうこれだけでお腹いっぱい感がありました。
トマトやキュウリの添え物もあり、箸休めには良い感じです。
鰻の肝焼き
鰻の肝焼きは1人前2本で、2人前の注文です。
身は少し小さめですが、味付けは甘辛のタレで、しっかりと肝独特の苦味などもありました。
焼鳥盛合せ
皮、ハツ、レバー、タン、ねぎ間の5本盛合せです。
身はどれも小さめで、味付けは塩、タレから選ぶことができます。
もつ煮
もつ煮はかなりお店によって味付けも違うのですが、ボリューム感はないものの、食べやすさがある味付けでした。
モツと、大根や人参などの割合が5:5で、煮込み具合は浅めでした。
アジの刺身
丸々一匹をつかったアジの刺身です。
お造りとしても、しっかりと作られている印象の見た目です。
脂がけっこうのっていて、美味しかったです。
刺身などの生モノも充実していて、飲んでいて楽しい印象が終始ありました。
あとがき
こちらの百味さんですが歴史は長く、創業は1965年で、昔から所沢市民に愛されるお店でした。コロナ渦では、休業を余儀なくされ、経営者が変わったそうですが、現在は元気に営業しておりました。
私も20年ほど前にお邪魔する機会があったのですが、当時は感じることもなかった、「哀愁」を今では感じることができましたし、こういうオアシスの存在は、近所に住む人にとってはかけがえのない場所なのだと実感しました。