外観
お店は国道463号線から西武狭山線の下山口駅方面を超えた西武球場近くにあります。
徒歩での最寄り駅は西武狭山線の下山口駅で、徒歩10分ほどだそうです。
ちょっとした商店街のような並びにありますが、大きな看板が出ているのですぐに分かるかと思います。
駐車場
専用の駐車場は店の前に3台のみ置くことができます。
運良く駐車することができたので、周囲にコインパーキングなどがあるかは不明です。
店内
店内は街のお蕎麦屋さんよりも少し高級感があり非常にキレイです。
席は4人掛けのテーブル席が3組に、小上がりにテーブル席が2卓で、全20席とそれほど広くはありません。
店内入ってすぐの場所には蕎麦打ち場がありました。
こちらのお店では、蕎麦の皮むきから、粉にするまで完全自家製粉でおこなっているこだわりようです。
メニュー
蕎麦屋さんなので、基本お蕎麦になります。街中の蕎麦屋さんにありがちなうどんなどはやっておらず、蕎麦のみという感じです。
蕎麦以外にも天ぷらやそばがき、デザート類などもあります。
価格はせいろそばで870円なので、少し高いかなぁくらいです。
日本酒の取り揃えもけっこうあるので、昼から飲める人には嬉しいポイントかと。
そばがき
せっかくなので「そばがき 870円」を注文しました。
ボリュームがけっこうあり、2人で食べましたが十分な感じです。
そばがき自体は湯に浸かっていて、タレはキリリと少し酸味が強めです。
生わさびと合わせて食べると、蕎麦の香りとともに相性抜群で美味しいです。
ふっくらモチモチのそばがきの食感も非常にいい感じです。
天せいろ
「天せいろそば 1620円」です。
天ぷらは海老2本、タラの芽、しめじ、茄子です。
衣は少し厚めですがサクサクで、火の通し加減も絶妙でどの食材も非常に美味しいです。
天つゆと一緒に塩も付いてきました。塩は白とピンクの2種類のブレンドのようです。
タラの芽はお伺いした日が出し始めた初日ということで非常に運が良かったです。
穴子天せいろそば
「穴子天せいろそば 1670円」です。天せいろとは海老か穴子かの違いだけです。
天ぷらの穴子は中くらいの大きさのものが丸々一匹分です。
絶妙な火加減で、中はホクホクで非常に美味しいです。
蕎麦に付いてきたのか、天ぷらに付いて来たのかわかりませんがわらびです。お店の方が妙高で自ら採って塩漬けしたものだそうです。
しっかりと丁寧に塩抜きされたわらびはシャキシャキ感があり、採れたてのような美味しさです。
醤油をかけて食べるとさらに美味しく、丁寧さを感じます。
薬味は大根、ネギ、生わさびです。ネギのキレイな切れ方、生わさびの美味しさがいい感じです。
そばは結構多めの150gで食べごたえ十分なサイズです。
色は白〜少し黒みがかっていました。食べた感じはけっこうなコシの強さを感じられます。
蕎麦の香りは少し弱いものの、全体的な美味しさはいい感じで美味しいです。
蕎麦は店主が厳選した複数の産地のものをブレンドして、2:8にしているそうです。
そばつゆは辛味も少なく、キリッとした印象です。
そばに非常に合っていて、かえしなどもちゃんと感じられて美味しいです。
食後のそば湯です。蕎麦の印象そのままにスッキリと旨味の詰まった感じがあって美味しいです。
あとがき
蕎麦屋というと敷居が高いイメージが未だにありますが、こちらのお店では元気なおばあちゃんが気さくに話しかけて様々な話を聞かせてくれますので、非常に楽しく食事をすることができました。
蕎麦、料理に関しましては食べログで100名店を獲得しているだけあり、食材選び、調理、蕎麦どれをとっても丁寧さを感じさせてくれます。
一見高いと感じたお蕎麦も天ぷらと合わせるとコスパも非常に良く、そばやそばがき、天ぷらの量も申し分ないので、満足度が非常に高いです。
店舗情報
- 店名
- 狭山 翁
- 住所
- 埼玉県所沢市小手指南1-17-34
- 営業時間
- 11:30~17:00
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 種別
- 蕎麦