店舗情報
- 店名
- 博多長浜らーめん よかと
- 住所
- 埼玉県所沢市東狭山ヶ丘1-8-22 市川クレスト 1F
- 営業時間
- 火・水・木・金 11:30 - 14:00 18:00 - 21:30 土・日 11:30 - 14:30 18:00 - 21:30
- 定休日
- 月曜日
- 価格帯
- 〜999円
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
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博多長浜らーめん よかと

西武池袋線の狭山ヶ丘駅東口から徒歩5分ほどにあり、目の前には自動車教習所の「ところざわ自動車学校」があります。
車の場合は、国道463号(浦和所沢線)のバイパスと一般道を通る狭山ヶ丘停車場線沿いにあります。
三角地にあるので少し分かりにくいですが、大きめな看板や旗などの目印があります。
駐車場

店舗となりにある月極駐車場の一部が、店舗専用駐車場になっていて全部で4台置けます。
通り沿いから駐車場へ入る際は、狭いので注意が必要です。
店内

入店すると豚骨臭が漂い、いたる所にメニューやこだわりなどの貼り紙があり、けっこうクセ強めな印象があります。
暗めで雰囲気ある店内ではジャズやブルースが流れ、スピーカーやアンプへの店主のこだわりを感じさせてくれます。
席はカウンター6席、テーブル8席の全14席です。
メニュー

ラーメンは白と黒の2種類で、トッピング増しのデラックスがあり、チャーシューやネギなどの追加トッピングや麺の大盛、替玉などもあります。
他に赤や和風などの趣向を凝らしたラーメンもあり、サイドメニューはご飯類のみです。

替玉は通常の麺以外に変化球として、鬼玉、ウニ玉、トマト玉の3種類が提供されています。
しっかりと味付けがされているようで、替玉としてだけでなく、和え玉としても食べられます。
白デラックス

デラックスなので、通常よりもチャーシューや味玉が増されているようで、食べごたえありそうなボリュームです。
それほど強い豚骨の香りはなく、豚骨ラーメンとしてはマイルドな印象です。

細めに切られたキクラゲで、シコシコシャキシャキとした歯ごたえです。
特筆すべき点はありませんがデラックスのためなのか量はけっこう多めです。

味玉は通常半玉のものが、デラックスだと2つ入っていました。
しっかりと味が付けられ表面が茶色に色付き、黄身の半熟具合の甘さと合わさり美味しい。

チャーシューはバラとロースらしき2種類の部位がつかわれ、それぞれの味と食感を楽しめます。
どちらの肉も薄めに切られているため、箸で持ち上げるとボロボロと崩れてしまい、肉を食べている感じが弱くあまり印象に残りません。

麺は自家製細めのストレート麺で、表面には胚芽をつかった茶色の粒があります。
つかわれている小麦はあまり聞き慣れた品種ではなく、3種類の小麦を配合した独自ブレンドだそうです。
食べた時に粉っぽさが口に残り、加水率低めのためか、パツパツと切れるような食感です。
ラーメンを注文した場合、麺の固さの指定は替玉からとなっていました。

ラーメンスープは茶色強めなカフェオレ風な色合いで、純粋な博多や九州の豚骨ラーメンよりも、醤油ベースの東京豚骨に近い印象です。
トロみがあり豚骨が溶け出した感はありますが、豚骨の風味は弱く、タレによるパンチ力も弱めで、全体としてボケっとした味です。

替玉は別皿での提供になり、麺の上には小葱が散らされています。
麺の固さは、ナマ(バリカタ)、半ナマ(カタ)、ふつう、やわの4種類から選べます。
ナマ(バリカタ)でお願いしましたが、食感としては「湯通し」以上に固いくらいで、茹で汁のヌメりが取れておらず、粘土のような食感です。
あとがき
よかとさんは、埼玉の豚骨ラーメンでもランキングに上がるようなお店なので、かなりの期待を持ってお邪魔しました。
店内の様子などから、推測ですが店主さんはかなり研究熱心で、こだわりの強い方なのかと思われますが、ラーメン調理の基本があまり確かではない印象が拭えません。
色々な味や風味に手を出される前に、豚骨の味をもっと極められた方がきっと美味しいラーメンになるのではないでしょうか。とりあえず麺を茹でる際のお湯の管理や麺の湯切りの仕方を直されるだけでも味が変わるかと思います。