外観
伊勢崎を南北に走る群馬県道24号(高崎伊勢崎線)沿いにあります。
店舗は複数店舗が入るテナントの中の1店舗になります。
最寄り駅は、JR両毛線の伊勢崎駅ですが、約3.3km、約45分とかなり遠めです。
駐車場
店舗前に5台駐車することができますが、ランチタイムなどはすぐに満車になってしまいそうです。
高崎方面から車で来店される場合、中央分離帯があるので手前の信号で曲がると、川沿いに店舗に辿り着くことができます。
隣に川が流れているので、橋の近くにあると覚えておけば、わかりやすいかと思います。
店内
店内はラーメン屋というよりも、雰囲気は居酒屋のような感じで、お客さんと店員さんの距離が近い印象です。
席はカウンター7席、座敷12席の全19席です。
人気店舗なので、満席時は入口にある受付票に名前と人数を書きます。
比較的、お客さんの回転は早そうですが、座敷でお酒を飲まれている人もいるので、夜でも席になっていました。
メニュー
ラーメンは全部で4種類。豚骨ラーメンが基本ですが、熊本ラーメンや塩、醤油などがあります。
トッピングは、辛子高菜やキクラゲ、ネギなどがあり、大盛の設定は無く、替玉が4種類あります。
ラーメン以外には、「マツコの知らない世界」で紹介された、海鮮ソースちゃんぽんなどがあります。
一品料理も比較的多めで、黒豚餃子の他にご飯物だけでも7種類あります。
黒豚餃子
餃子1つは小さめな、福岡の1口餃子ですが、1人前は10個と食べごたえあります。
皮は薄めで、1口サイズなので餡はそれほど詰まった感じではありませんが、黒豚が非常にジューシーで、肉々しい味付けが美味しいです。
味噌のような「博多流自家製柚子胡椒」が付いてきますが、柚子の香りが非常に良く、ピリッと辛いので餃子のアクセントとして、非常に美味しかったです。
炙りチャーシュー丼
ご飯は一杯分ほどですが、チャーシューがけっこう入っているので食べごたえ十分です。
提供前にバーナーで炙っているそうで、丼はアツアツになっています。
使われている肉は、チャーシューの端肉ではなく、ちゃんと旨味がある部分がつかわれています。
味付けはそれほど濃くなく、チャーシューの香ばしさもしっかりと伝わってきます。
博多ラーメン
店名が入り、文字の薄れた丼のフチには、豚骨の脂が付着しています。
どことなく、屋台のラーメンを彷彿とさせる印象です。
豚骨ラーメン定番のネギとキクラゲです。
追加トッピングなどはしていないので、ボリュームはそれほどありませんが、どちらも質の良さが分かります。
チャーシューはラーメンには珍しく、薄切りのものがつかわれていますが、サイズは大きめです。
塩でシンプルに味付けられ、さながら熟成されたハムのような感じです。
麺は超極細のストレート麺がつかわれ、注文時に5段階で、固さを選ぶことができます。
極細麺なので、時間の経過とともにスープに溶け込むように、麺が柔らかくなっていきます。
ボリューム的には150gと、デフォルトはそれほど麺の量が多くないので、替玉は必須でしょう。
スープはかなり豚骨の濃度高めで、かなりのトロみがあり液体よりも固形に近いです。
ド豚骨なスープのベースですが、臭みもしっかりと取られ、ラーメン丼ぶりの底には、豚の骨が溶けているので、時間を掛けて煮込まれているのが実感できます。
豚骨の甘みと醤油の辛さが、ほどよいバランスでラーメンとしても美味しいです。
替玉
替玉は別皿で提供され、麺の固さを変えることも可能です。
注文したのはノーマル麺ですが、マー油を入れた「マー油替玉」など、全部で4種類があるので、替玉だけでも味変として楽しめそうです。
あとがき
豚骨らーめん れんさんの創業は2010年、ラーメン激戦区の伊勢崎において10年以上続くというだけでも、人気の高さがうかがえます。
味の印象としては、チャーシュー丼のチャーシューにしても、ラーメンのスープなど、細かなところまで丁寧にやっているのが、ヒシヒシと伝わってきます。
豚骨ラーメンの専門店ですが、限定ラーメンなども定期的に提供され、煮干しラーメンなども提供しているので、今後の進化も楽しみです。
豚骨が苦手な人には、ド豚骨で固形に近い味が苦手かも知れませんが、逆に豚骨好きにはたまらないドストライクな豚骨ラーメンでした。