ブログには常に1000軒前後のレビュー記事がアップされ、埼玉や東京などの関東地方を中心に年数回の旅行などで全国各地を年間200軒ほど食べ歩いています。
関東在住ですが旅行好きということもあって、地方の飲食店さんにも足を運ぶのが一番の楽しみです。
飲食店さんの魅力を少しでも多く発信・共有できればと思いますので、気が向いた時にでも訪問お待ちしております。

お店は舘山寺温泉の温泉街にあります。
舘山寺温泉は浜名湖の畔にある温泉で、浜松駅からはバスで50分ほどかかります。近くには「浜松市フラワーパーク」や「浜名湖パルパル」などもありますので、観光ついでに昼食や夕食には良いロケーションです。

店内は内装をリニューアルした直後のようで、花も随所にあり和風できれいでした。
座席は6人掛けほどの畳の小上がりが2組に4人掛けのテーブルが4組、2人掛けのテーブルが3組ほどありましたのでそこそこ広めの店内でした。

お店には12時少し前に着きましたがすでに満席状態で、店員さんに「機械で予約券を発行してお待ち下さい」との案内を受けました。
平日の月曜日なのにスゴイ盛況ぶりです。

待っている間に待合場所を見回すと、お店オリジナルの内輪がありました。冷房の効いた店内でしたが、こうしたおもてなしには関心させられます。
鰻屋さんなので、1時間くらいは覚悟して待っていましたが、結局、30分くらいで席に座ることができました。

メニューは、当然ながら鰻料理を中心に、御膳などのセット物やしらす丼、イクラ丼など丼物もありました。
鰻の白焼きや茶碗蒸しといった一品料理もありますので、鰻を思う存分楽しむこともできます。
注文は、「上うな重 3450円」と「うなぎの白焼き(短冊) 1650円 」に変わり種として「うなぎ茶碗蒸し 800円」にしました。

「うなぎの茶碗蒸し」が来ました! 茶碗蒸しというと小ぶりな物を想像していましたが、けっこうな大きさです。
しかもちゃんと蒸されているので、お椀までも熱いくらいです。
具材はいたってシンプル。想像以上に大きめのうなぎ、ゆず、三つ葉、玉子と出汁醤油らしきつゆくらいです。
椀を開けると、うなぎの上にのったゆずの香りが醤油の匂いに包み込まれ、それだけで美味しいと分かります。
実際に食べてみると、柔らかく蒸された玉子と少し濃いめの出汁醤油が良いバランスで、うなぎとともに口に入れると、ホクホクさせながらゆずの香りとともに素晴らしい一品です。美味しい!

注文してそれほど待たずに、「うなぎの白焼」がきました! 量としては一匹ではなく半身ですが、白焼きは好きなのでついつい注文しちゃいました。
味はというと塩味はそれほど付いておらず、うなぎの味をじっくり味わえます。使用しているうなぎは厚みもそれなりのもので、焼き加減も程良い具合でした。美味い! ワサビも本ワサビだし、醤油もちゃんと濃いめのこだわった醤油っぽくて良いです!
お目当ての「上うな重」です! 見た目は一般的な鰻屋さんと同じようにお重にうな重が入っています。
他に肝吸い、お新香といたってシンプルなセットです。
お新香ですが、味加減はそれほど濃くなく、サッパリとした味わいです。
業務用のお新香も混在していますが、それもそれって思えるレベルです。
肝吸いの肝はそれほど大きくはないですが、食べた瞬間に美味しいと思える新鮮なシットリ感と味わいがありました。
お吸い物の味は一般的な感じです。

うな重にかける山椒も2種類が用意されているのでお好みで。このあたりにもこだわりを感じます。

肝心のうな重はどうかと言うと、美味しいです! 表面の少し強めの焼き加減と、うなぎ特有の中の味、食感は良いレベルだと思います。
何しろ、白焼きのときにタレとして出てきた醤油と同じものかと思われますが、タレが美味しいです。醤油の辛さを殺すことなく、お重の蓋を開けると、醤油の香ばしさが漂い、うなぎとともに、ついついご飯がすすんでしまいます。女性には少し多いかなと思われるほどご飯が多いのは個人的には嬉しい点です。
観光地の繁盛店とは、おおよそ美味しい料理を出してくれませんが、志ぶきさんはちゃんと良い料理を作られているからこその繁盛店だと納得できました。
特に「うなぎの茶碗蒸し」における仕事の丁寧さ、味のセンス、お客を裏切らない内容は素晴らしいと思います。
「絶対また来ます!」