外観
日光東照宮などにもほど近い観光の中心地にほど近い場所にあります。
店舗建物は日本コロンビアの前身を創設したアメリカの貿易商F.W.ホーンの邸宅として建てられたそうです。
貴重な明治の建物として登録有形文化財にも登録されています。
同じ敷地内には同じグループレストランの 精進料理の游晏山房と カフェレストランのふじもとがありました。
駐車場
店舗すぐ横が80台置ける駐車場になっています。
通常だと1回1000円の駐車料が掛かりますがレストランを利用すると無料になります。
店内
店内はクラシックかつモダンで当時のままのような雰囲気があります。
席は1階、2階合わせて100席とかなり広めです。
メニュー
しっかりとした洋食屋さんなのでコース料理もあります。
当日でもコースを注文できるので気軽に来店できます。
メインは大きく分けて魚、肉、ご飯ものの3種類があります。
メインにセットを付けるとコースのような料理を楽しむこともできます。
Aセット
セットにはスープ、サラダ、ライス又はパン、チーズケーキ、コーヒー又は紅茶が付いてきます。
スープは「舞茸のポタージュ」です。
舞茸の香りを存分に感じられてポタージュの口当たりもなめらかで美味しいです。
サラダはレタスを中心としたものでした。
ドレッシングは酸味の効いたイタリアンドレッシングのような感じでした。
オムレツライス
かなり大きめの器で予想以上にボリューム感がありました。
チキンライスはトマトの風味が気持ち付いている感じです。
大きめな鶏肉やタマネギが入っていますが具は少なめです。
オムレツは表面はキレイに焼かれていますが、中はふわとろでドミグラスソースとからめると美味しいです。
ドミグラスソースは甘みが強くチキンライスと合わせると丁度いい感じです。
ビーフハンバーグステーキ
ライスをセットにしてハンバーグを注文しました。
付け合せのマッシュポテトが非常に舌ざわりが滑らかで味も美味しかったです。
ハンバーグはけっこう大きめで150gくらいはありそうでした。
ドミグラスソースはオムライスとは違い少し酸味があるものでした。
中はシッカリとした感じでお肉を食べている感じがありました。
ソースとからめた感じは洋食の王道的な味でした。
食後のドリンクです。
2人で食事をしたので紅茶とコーヒーをそれぞれお願いしました。
食事の最後は明治の館の名物「チーズケーキ(ニルバーナ)」です。
ヨーグルトのような酸味が強めでしっとりとした食感があります。
あとがき
建物は蓄音機を日本に初めて紹介したアメリカの貿易商F.W.ホーンの別荘として建造され、明治の時代を今に伝える石造りの洋館レストランです。
明治の館さんといえば日光を代表する洋食の名店ということなので、ぜひ一度はと思いお邪魔してみました。
料理は、王道の洋食という感じですが、ちょっと緊張感に欠けるような調理に感じられてしまって、少し残念な気持ちになりました。
建物の雰囲気はもちろん日光の隠れ家的な感じはやはり特別というか非日常感が味わえます。